4月の文楽公演は、豊竹呂太夫の襲名披露公演でした。
初めて襲名の口上を聴きました。案外と面白かったです。
この日は第1部で、後から別日で曽根崎心中を観ました。
菅原伝授手習鑑って聞いたことがあったのですが、今回プログラムを熟読しながら鑑賞すると、時間軸がごっちゃになってるのでとても不思議で、これが名作なんだから深いな~と思ってしまいました。
まだその文化に漬かり切ってないです…。
襲名披露なので、こんな飾りがありました。
おめでたくてよいです。
第1部は呉服屋のこころやさんの声がけでしたので、別室での解説を聴くことができました。
いつもながら、なかなかに贅沢です。
その後、お花見を兼ねて高津神社に移動しました。
時期はもう最後というところでしたが、場所によってはまだ花が残っていました。
高津神社は古くて大きな神社なので、境内を歩くのが楽しいです。
寄進者の名前の中に、上方芸能の皆様の名前を見つけました。
仁左衛門さんは歌舞伎役者さんですね。
豊竹咲甫太夫は、文楽の太夫さんです。
こちらは、文楽の三味線の方を思われます。
ここからまた、歌舞伎役者さん達です。
寄進する神社をどうやって選ぶんだろう…とか、素人はシステムがわからないので不思議な感じです。
生國玉神社も古くて大きな神社ですし、四天王寺というお寺もありますし、こう言う宗教的なことと芸能の人はどのようなおつきあいをされているのでしょう。
私はミーハー心で写真撮り歩いてるだけでした。
お粗末。