京都の室町で大正2年に創業した着物メーカー藤井絞さんは、自社商品のお客様をメンバーとする藤井絞ファン倶楽部なるものを作られています。
着物友達がそのメンバーになっているので気になって、かと言って藤井絞さんの製品はお安くはないので二の足を踏んでいたのですが、たまらずに半幅帯を無理やり購入してついに参加してきました。
2月半ばに「藤井絞祭り」と題したイベントがありまして、藤井絞さんの社屋の中に入れていただき、社長から着物づくりのお話を伺いました。
雪花絞りの浴衣が有名なのですが、実は雪花絞りはおしめの定番柄だったとか、浴衣だけではなく様々な製品を作っていることだとか、いろんなお話をたっぷりを聞かせていただきました。
その後、かなり長い時間を取っていただき、普段は問屋さんが見る商品を実際に見て触ってお買い物までできるというゴージャスな体験をさせていただきました。
といっても、私は現状余裕がないので、一緒になった友人のお買い物を盛り上げる役をやってただけですが、お買い物がしたい気持ちはいっぱいでした。
こちらは半幅帯です。リバーシブルなのでお得感もあります。
これは絹物で、辻が花文の名古屋帯地です。
これが欲しかった・・・蜜豆柄の名古屋帯です。
昨年の夏に外から社屋の中を覗いた時に見えていたお福さん。
今回は直に会えました。
面白かったです。
やっぱり、着物のコーディネートは無限ですね。
和小物さくらさんも、普段は問屋さんしか入れないお店で、そこに入って商品を見せていただいたりお買い物をすることができるという、垂涎の機会でした。
(何も買いませんが・・・欲しいものいっぱいでした)
夜になると、今度は京洋食まつもとさんで、パーティです。
2階フロアを貸し切りで、着物の方ばっかりの華やかなパーティでした。
一応サムシング藤井絞を身に着けて、ということだったのですが、流石に2月に浴衣を着てくるのは無理ということで、持っているものの写真だけでもOK!ということでしたが、結局誰もそんなチェックはしなかったという緩くやさしい雰囲気でした。
次回は祇園祭前後にイベントを行うとのことで、楽しみです。
夏なら、私が購入した半幅帯が活躍できます。