お世話になっている呉服屋さんの担当の方が、新しい事業部としてカフェ経営をすることになりまして、夏前にお店から退かれて準備をされていました。
なかなか公表できずにいたのですが、実は一年も前から準備は始まっていたそうです。
物件探しや人の採用やメニュー開発など、さらにはお店の内装工事や備品の買い付けなどを経て、着物カフェ「茶鹿の子」が夏にオープンしました。
場所は、大阪でも着物が似合う町のベスト3に入る中崎町です。
近くには他にも着物ショップやお洒落なカフェがあり、駅からも近く、いい場所でした。
お店に入ると右手に着物や小物が置いてあります。
販売しお仕立てもしています。
本社はどちらかというと着物の玄人向けの手織り紬などが多いのですが、こちらは木綿や化繊などの比較的安価でかわいらしい商品を多く取り扱っています。
また、開店してわかったのですが、お客様の中で男性の占める割合が多く、急遽男性ものの着物も取り扱うようになりました。
カウンターには鉄の茶釜があります。
玉露、煎茶、雁が音茶など、注文を受けて丁寧に淹れてくれます。
使っている器などは、東北の小久慈焼を選んでいて、お茶のお水も東北からのものだそうです。これは本社でも継続してやっている東北の復興支援をこのお店なりに引き継いだものです。
お薄もあるし、和のスイーツもあります。
小じんまりとした和やかで楽しくおいしい空間に仕上がりました。
ちゃんと淹れたおいしい日本茶が飲みたい時、ほっこりとしたい時、行きたくなるお店です。
お店の詳しい所在地などは、Facebookページをご参照ください。
茶鹿の子のFacebookページ