桃ヶ池公園に、お花見にいきまいした。
ゴザもお弁当もなしですが、沢山の桜を見ながらのんびり散歩しました。
「来年の桜は誰と見るのだろう?」と昔はよく考えて、悲観したり楽観したりしたものですが、今年は迷いもなくひとりでお花見です。
子供さんが、家から出ないまでも安定しつつあるので、外にいる時間も気持ちがやや楽になってきました。
だから、誰かに頼りたいと思うでもなく、淋しいと思うでもなく、見たい桜を目がけて、自分の時間を使いました。
まだ4人家族だった昔、ここにみんなを誘ってお花見に来たことがありました。
きっともう10年も前のことです。
周りの風景も随分と変わり、桜を見る自分の目の色も変わったのではないかと思ったり。
明るいけれど曇りがちの空の下の満開の桜。
15年前に父が最後に見た桜も、こんなにきれいだったんだろうな。
今年はいつになく沢山の花を見る春です。
植物文様が好きな性質なので、元来花は好きなのかもしれません。
一時どの花を見てもきれいと思わなかったのが嘘のようです。
花なら派手過ぎない、日本の花がきれいですね。
写真好きの友人が増えて、春には一斉に花の写真を見せつけられる影響もあるかな。
それはきっといい友人です。
まだ三寒四温で着るものの調整が難しい時ですが、花はすっかり春ですね。