和装バッグ | 風が吹く日も、雨の日も

風が吹く日も、雨の日も

着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 近々着付けをしてもらうのに、着物を持って移動する必要が出てきました。
 母が買った、着物一式が入る和装バッグがあるにはあるのですが、とても大きくて持ちにくい形をしています。
 かなり悩んだのですが、もっと持ちやすいものを自分で選び直すことにしました。
 少なくとも今月と来月の2回は着付けをお願いしているので、買っておいてもいいだろうとも思いまして。

 呉服屋さんやネットで探していたところ、なかなか見ないデザインのものを発見しました。
 縞々模様。
 ポリですが紬の生地で、派手と言えば派手な多色の縞。
 無地のものもあるのですが、これを見たら他がつまらなく見えてしまいます。

 着付けをお願いする時は冠婚葬祭が多いので、黒の無地が一番無難なのは承知しています。
 でも、それは次でいいんじゃないかな。
 最初に自分が買うのなら、自分が一番いいと思い、買いたいものを買えばいいんじゃないかな。
 そんな楽しい考えのもとに、この和装バッグはうちにお嫁入りしました。

 中身を入れても直立しないへなちょこですが、とても軽くて、畳めば相当小さくなります。
 着物は持ち手の下に棒のようなもので吊り下げられる形になるので、持って歩く分にはシワになりにくいと思います。
 中は大きくファスナーが開くので、長着のたとう紙ごと入れても大丈夫。
 いくつかあるポケットに小物をしまえます。
 外側には草履と折りたたみの傘を入れるポケットがあります。

 生地は確かに紬っぽい節が沢山見えました。
 思ったより色は暗くて派手でもないかな。
 和装バッグっぽいような、そうでないような。
 さて、これから5年か10年は働いてもらいます。

photo:01