蘭花文の小紋に、雪輪どりに草花文様の西陣織名古屋帯を結ぶ | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 はんなりした着物姿への道の続きです。
 白いコーディネート。
 この西陣の帯の前柄の出し方を教えてもらったので、復習を兼ねて結んでみました。
 桜の咲き始めの頃だったので、七宝焼きの桜の帯留を選びました。

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 端っこですが、ちゃんと前柄出てます。
 タッセルはお正月に雑貨屋さんで見つけたもので、懐中時計につけています。
 こうして見ると、着物は真っ白ではなくて淡いベージュで、帯の白とはかなり違う色ですね。
 黒も並べるといろいろだと言いますが、白も同じかも。

photo:02



 無難な後ろ姿です。
 袖つけのところがいつも妙にとんがって写るのが気になります。
 やはり着物の生地がよくないからでしょうか。着ているうちに柔らかくなるのでしょうか。
 それよりは、このような化繊でなく、ちゃんとした花柄の小紋が一枚欲しいのですが、現在はその術はなく~。

 大人しく、着物らしい(?)感じの長着なので、人から見てのウケはいいのかもと思っているのですが、着ている気分はなんか複雑です。
 こんなにきれいな柄が化繊に描いてあるなんて、なんかもったいない。
 でも、手書きの花と比べたら、きっと全然違うんだろうな。

photo:03



 たまーに京都に行って着物を着ている若い女性のグループを見ると、間違いなく化繊で花柄の着物を着ています。きっとレンタル。
 毎年夏に見る浴衣も圧倒的に花柄が多いのです。
 きっと、全部インクジェットで印刷したものだと思います。
 そして、この化繊の着物も。

 かわいいし、安いけど、なんかそれだけなんですよね。
 着てる満足感がそんなに湧かないのは私がすでに着物バカだからです☆