焦げ茶色の結城紬に、リサイクルの半幅帯を文庫結びで | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 昨年購入したリサイクルの反幅帯を使うことにしました。
 焦げ茶色の結城紬に合わせ、寒い季節につけたいと思っていた雪の結晶の形のブローチを帯留にします。
 三部紐はオフ・ホワイトです。

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 この半幅帯はちょっとシミがあるせいかとても安いものでした。
 端っこが波縫いになってたり、途中で布を継いだところがあったりするので、素人の方が着物か長襦袢の生地を使ってリサイクルで作ったもののように見えます。
 整然と並んだこのタイルのような柄が気に入っています。

photo:02



 ブローチは針が短かったので、帯留にする金具を使わずに縦にして紐を通しました。
 長さがない帯だったので変わり結びには不向きということで、スタンダードな文庫結びです。
 文庫結びは簡単楽ちんなのですが、難しさがないと楽しさも少なめです。
 
photo:03



 上から羽織を着るので文庫の羽はちょっと垂れ気味。本では小さめのタオルを使ってぴんとさせるようなことも書いていますが、そんなことは一度もしたことがなく、ナチュラルな感じに仕上がっております(いつものことです)。
 そして、衣紋のことと同様に、背中のしわについても徐々に諦めて気にしない方向に向かいつつあります(笑)
 着ることに意義があるのだー!

 冬に軽くて温かい結城紬は本当にいいですね!