結城紬に、チョコボの八寸名古屋帯を結ぶ | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 冬は結城紬がいいですね!
 チョコレート色の結城紬です。
 クリスマス・シーズンだったので、赤い帯に緑の帯揚げとちょっと緑がかった帯留でそれっぽい色合いにしてみましたが多分誰もそう思ってなかったであろうコーディネートです。
 あ、三部紐も緑っぽいものにしています。

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 白、赤茶、緑の三色が入っていて、その色合いを活かして泳ぐ鯉が彫られている翡翠の帯留です。
 鯉は縁起がいいらしいです。
 腹側には蓮の花が彫られています。
 枠は18金で、石からはみ出さないように手作りされています。職人魂を感じます。

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 帯周りはこんな感じです。
 モチーフ的に、明らかにクリスマスではないですね(笑)

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 この帯はネットショップで難が見つからないリサイクル品として格安で出ていたものです。お値段は送料込みで700円くらいでした。
 正絹で、滑らない使いやすいものです。
 色が華やかなので、何歳まで使えるかは考えます…。
 かわいい感じがするので、昨年のクリスマスの時も締めていました。

 柄の中にチョコボっぽいものが見えるので、いつもチョコボの帯と呼んでいます。
 赤チョコボは、結構強いらしいです。

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 私がよくやる、着物とか帯とかの値段が釣り合わない、ジェットコースターみたいなコーディネートですが、その辺は相変わらずあまり気にしていません。
 この焦げ茶色の結城は大好きな色で使い易く、色んな帯と合わせることができます。
 地空きが多い、無地感覚のものだから余計ですね。
 このような飛び柄は、シックにもカジュアルにも、和風にも洋風にも着こなせるように思います。
 まだ着物に慣れていないところがあって、あまり柄が賑やかなものは合わせ方が判らず戸惑うので、これぐらいが今は丁度いい感じです。