『ネズミと怪獣とわたし-やってみよう!アサーティブトレーニン』パット・パルマー著 玖保キリコ絵 | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 確かTwitter上でだったと思うのですが、目に付いたので他の本のついでに購入しました。
 子供向けのアサーティブ・トレーニングの本です。
 自分でも興味があったし、子供さんにも読めるかもしれないと思いました。

 注文する時に少し子供さんにこの本のことを言ってみると、なんと子供は「アサーティブ」という言葉を知っていました。
 学校ですでにアサーティブに関する知識なり訓練を与えられていたようです。
 なんとも羨ましい話です。

 Amazonから届いた日のうちに、私より子供さんが先に読んでしまいました。
 第五章 「ノー」ということ
 の箇所が印象強かったそうです。

 そうそう、「ノー」というのは難しい。

 アサーティブというものに慣れない私と子供さんには、丁度いい本かもと思いました。
 簡単な言葉で、身近な例を挙げながら、アサーティブとは何かをゆっくりと説明していきます。

 途中で自分の考えを書き込むところがいくつかあります。
 子供さんは、「そういうのは苦手」と一切やる気がありません。
 でも、たまに気になるところを読み返したりしている。
 子供さんなりの使い方、読み方でいいんじゃないかな。

 実際、慣れないことを習慣づけるのは大変なので、何度も読み返して考えて行動することが必要かと思います。
 どう考えても、今の生活はアサーティブでないことがありふれている。
 それが自然になってしまっている。
 でも、自分にとっての「自然」って、どんなだろう。
 相手にとっての「自然」って、どんなだろう。
 それとそれって、かみ合わないもの?
 絶対ケンカになってしまうもの?
 両方はしあわせになれないの?

 この本を読みながら、いろいろ考えながら、試していこうかと思います。

ネズミと怪獣とわたし―やってみよう!アサーティブトレーニング/パット パルマー

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