この一週間、会社には出社せずでした。
引き篭もっていたとかずる休みしていたとかではなくて、会社としての業務の都合があり、私はしばらく在宅で作業をすることになったのです。
日曜日の夜にそのことをメールで告げられて、月曜日在宅一日目を過ごして、すぐに「これは大変だぞ」と思いました。
実は私は、人と会うのが大好きなんです。
ほぼ趣味と言っても過言ではありません。
家にいると一緒に住んでいるうちの子供さんとしか話をしないことになります。
他の大人との接触がないことは、私にとってはかなりしんどいことです。
思い起こせば出産前後に仕事をあまりしていなかった時もかなり淋しい思いをしました。
自分宛に電話もメールもなく、郵便物すら滅多に来ない。
でも、まぁ、その時は子供の世話に手がかかりましたし、家族も今より多かったのでなんとかやり過ごしました。
ただ、「うつになりそう」と思ったことはありました。
この間のGWも、後半になると無性に淋しくなって困りました。
いろんな人とお喋りが出来るTwitterも万能ではなく、誰か友達と会って話したくてたまりませんでした。
今週、終わりの目処がないままに完全在宅勤務が始まって、一日終わってすでにかなりの淋しさや孤立感に似たものを味わっていました。
自分ではそれほどと予想していなかったし、会社の業務の状況から言ってそれを言うのも憚られるかなと思うままに二日目に突入。
同僚が私の孤立を心配して、社内の作業を手伝って欲しいとの連絡があり、その日は社内の同僚と何度か連絡を取りながら作業を進めました。
でも、社外にいると状況がよく判らなかったり説明の理解が難しいことも多く、結局のところ上手く手伝えたような気は全然しないという結果になりました。
また、社内はスケジュール的にかなり切迫した状況であったらしく、勤務時間外にも連絡が入ってきたのですが、それがきっかけになって近い過去のひどい仕事に関連したことがフラッシュバックしてきてしまいました。
これには自分も参ってしまって、在宅どころか、手伝いどころか、ちょっと休職させてもらえませんかと代表にメールすることに。
すぐさま代表から折り返しの連絡があり、翌日こちらに面談をしに来てくれました。
そこで今の社内状況、仕事の状態、同僚達のことや代表の考えたことなどをそこそこまとめて聞くことが出来ました。
今回とても変則的な勤務を私に強いたことに関して、何度も謝罪され、当面の対応策についての話し合いをしました。
その際に判ったことですが、代表としては在宅勤務がストレスになるという発想は全くなかったそうです。
自分がそうでないので、私も同じとの想定をしていたそうです。
また、社内の仕事の手伝いは会社としての気遣いだったそうですが、結果的に裏目に出たとのことでした。
今回の件で自分として発見したことや気づいたことは沢山ありました。
その中でも一番注目したいのは、
・自分にはリアルな他人とのコミュニケーションが必須であること
・自社の同僚を頼りにしている気持ちがあること
です。
家族親戚とのつきあいが極端に少なく、常々周囲の人達との関係を大事にしていかないと、と考えていました。
それを改めて確認するとともに、思い悩むこともある今の会社での勤務も、やはり大事にしていくべきものであることがよく判りました。
会社員生活になれない私の、今の会社での勤務はやっと一年と少しです。
忙しい中飛んできてくれた代表や、社内で心配してくれている同僚とまだまだいろいろやり取りしながら、これからのひと月一年を過ごしてくのかな。
しんどくなると今回の「休職させてください」のように、すぐ縮こまって逃げの体勢に入る癖があるようです。
それも致し方のないことではありますが、何故かそれをほぐすように動いてくれるのが今の会社の人達です。
それは、大事にしなければ。
ですよね。
深い意味はありませんが、今日のお茶の写真です(^~^)