人生を変えた精霊たちとの出会い in 屋久島 | アメリカの聖地から愛と癒しをこめて、迷えるあなたを幸せに満ちた人生へと導きます ♡

アメリカの聖地から愛と癒しをこめて、迷えるあなたを幸せに満ちた人生へと導きます ♡

アメリカ・ニューメキシコ州のネイティブアメリカンの聖地に在るヒーリング・ランチ(癒しの牧場)にて、世界中の日本人に対する人生相談と野生馬の救済を行なっています。

東京でのキャリアウーマン生活から一転し、

アメリカを拠点に人生相談役をさせていただいている私ですが

「志野さんの人生の変化のきっかけは?」と聞かれると、

「屋久島に呼ばれた時から」と答えています 霧

 


そもそも小学生の頃の私は、

「ねぇお母さん、人はなぜ生きてるの?」

「どうして私はここにいるの?ねぇどうして?」とたずね、

母が答えに困ると近所の人達にも聞いてまわり、

変な子として大人達を困らせていたとのこと ムカムカ

確かに鏡に映る私の顔をジーッと見つめては、

「ここに映ってる人は誰??」

としばしば不思議に思っていたのを憶えています。

 

幼少期には前世の記憶が残っていると言われますが、

幼い私もまた、今生の新しい自分の姿に違和感を

感じていたのかもしれません。

中学に上がると、まだ見ぬ遠い世界に触れるため、

図書室にある海外の絵本コーナーにこもる日々が続き、

高校では美術部員としてキャンバスに向かい、

美大入学後は耽美的なアートや映画・音楽・文学に傾倒し、

世界の芸術を求めてずいぶんと旅もしました。

その後 実社会の荒波にもまれるうちに、

目に見えないものへの憧憬や

現実離れした思考は影をひそめてゆき。。。

そうしなければ、社会人として生きづらかったのでしょう。

30代半ばを迎える頃には

華やかな都会でのライフスタイルに満足しつつも、

仕事のプレッシャーやストレスが増え続け、

身体の不調は長らく続き、

気づけば恋愛の泥沼に

ズルズルと足を引き込まれて行ったのですもやもや



そんなある日、ゴールデンウィークを一緒に過ごせそうにない元彼に代わり、親友の女性が屋久島への旅を提案してくれました。

世界自然遺産にも関わらず、島の名前すら初耳の私は、

「え?オクシマ? うーん、何も予定はないから行こうかな」

といったありさまタラー

 

また現地ではトレッキングやカヌーで川下りをすると聞き、

休日さえヒールを履いていた私は、

大人になって初めてスニーカーを購入!

 

どれだけ自然と縁遠い生活をしていたのか、

今ならよーく分かりますムカムカ


こうして鹿児島空港からプロペラ機で到着したかの地は、

島全体を覆う森と、静かな海以外には何もない島。。。

 

宮崎駿監督の「もののけ姫」の舞台としても知られ、

年間降雨量が日本で最多の記録も持つ「水の島」でもあります。

 

タクシーの運転手さん曰く

「あんた達、東京から?こんななーんにも無い島に、

なんでわざわざ来るんだろうね〜」笑

宿に着く頃には、マイナスイオンたっぷりの空気に触れ、

疲れた肌が一挙に息を吹き返しツルッツル!キラキラ 

 

トレッキングの途中では霧雨が豪雨に変わり、

ずぶ濡れになりながら

樹木から流れ落ちる雨を飲み干したりも。。。

 

晴れた翌日は、

旅館の方が作ってくれたおにぎりを手に

苔むした森として名高い白谷雲水峡へ宝石緑宝石緑宝石緑


  
 

 

そこで私達は、

目の前に現れた鹿に導かれるようにハイキングコースからはずれ、

気づけば人の気配が全く無いけもの道に入り込んでしまいました。

 

突然目の前に広がったのは、

空が見えないほどに木々で覆われ、

足下にはせせらぎが流れる大きなドーム型の空間!

 

道に迷ったことも忘れ、

二人で子供のようにはしゃぐうちに、

ふと何かが沢山まわりにいるのを感じたのです。

 

そう、、目には見えないものの、

太古の昔から住み続ける森の精霊たちが沢山と!!!

 



 

普段は人が足を踏み入れない場所だったからこそでしょう、、

一般の山道へ戻ると、すでに精霊たちの気配は消えていました。

 

それは私が生まれて初めて、

目には見えない存在と確実に触れ合った神秘的な瞬間 宝石紫

 
やがて時が経ち、スピリチュアルやパワースポット

といった言葉が流行り始め、

屋久島も有名になり、

今では樹齢三千年以上の縄文杉を訪れる

人数制限も行われているとのこと。

 

そんな折、誰かが言いました。

「屋久島は、島に呼ばれた人が行かれる場所」と。。。


確かに心身ともに限界まで疲れきっていた私を呼び寄せ、

瞬時に癒してくれたのは、島の大自然と精霊たち、

そしてあり得ない程に温かい現地の人々でした。

 

きっと屋久島を訪れ、魅される旅人が、

島に呼ばれる理由はさまざまなのでしょう。。。


今振り返ると、あの旅から「内なる自分への旅」

静かに始まっていたのだと思います。

 

そしてその内なる旅の過程では、

幼少期の「どうして私はここにいるの?」

という疑問と深く向き合うことになり、

次第にその答えもクリアになっていきました。


その後もずっと、屋久島は私の魂に光を降り注いでくれています
宝石緑

そしてまたいつか訪れたいと思う反面、 こんな声も聴こえます。

「もう君は大丈夫だょ、、ここに戻って来なくても」

ありがとう、精霊たちの島、やくしま 。。。