人生のステージを上げるために考動していること -375ページ目

しのちゃんの地球レスキュー隊:環境と健康ー新インフルエンザについて④

WHO(世界保険機構)による新インフルエンザの警戒レベルは、現在「フェーズ3」流行危険期の前期です。

人への鳥インフルエンザ感染がありますが、人から人への連続感染はありません。人から人への小さな感染集団が認められるとフェーズ4に上がります。


国立感染症研究所ウイルス第3部研究員の岡田晴恵医学博士は、「新型インフルエンザ発生という事態になってからあわてて対策するのでは遅い。フェーズ3の今こそ取組みに着手すべき。」と警鐘を鳴らす。

そして厚生労働省健康局結核感染症課の新型インフルエンザ対策推進室資料によりますと、「フェーズ3からパンデミック期(フェーズ5~6)の新インフルエンザ発症の推移は、8週間程度の流行が2~3回程発生する可能性がある」と予測しています。


どこで最初の発生が起こるかわかりませんが、フェーズ4の段階で封じ込めができなければ一ヶ月以内に世界中に広がり、フェーズ6(パンデミックの発生。世界中での感染伝播。)になります。


弱毒性のスペインかぜでも45万人以上が死亡! なのに・・・

1981年、今から90年前、当時の新型インフルエンザであるスペインかぜは、日本でも猛威をふるい、約3週間で全国に広がり、働き手が次々とスペインかぜにかかり、ばたばたと倒れてしまったため、郵便、電話、鉄道は麻痺、流通にも弊害が起こりました。食料や熱冷ましの氷なども、通常の数倍の高値になったと当時の新聞に書かれています。その新聞ですら作り手が足りなくなり、表裏1枚だけの発行・・・という事態になったほど、社会のさまざまな分野で人的被害と社会的影響をこうむりました。


結果、スペインかぜによる死者は、日本国内で少なくとも約45万人にまであがりました。これは関東大震災の死者数の約5倍、阪神大震災の際の約10倍の人数です。けれどもスペインかぜは、H5N1型の強毒型ウイルスとは違い、弱毒性のインフルエンザでした。それなのにこれだけの被害が出たということは、致死率の高い全身感染を引き起こす強毒性のインフルエンザではどのような事態になってしまうか・・・。(前出・岡田晴恵著から)


(最近、感じたこと)

楽しい、ちょっとうれしい、いささか目がうるんだ、ほめてあげたい・何か聞かせてあげたい話をどんどん聞きたくありませんか。

なぜなら、わかりますよね。人の悪口や中傷がおおすぎると思うからです。そして、それは直接ご本人に言えばいいのではないでしょうか。人間らしくないですね。私はとても言いづらいでしょうが親切だと思います。



                                  

しのちゃんの地球レスキュー隊:環境と健康ー新インフルエンザについて③

「感染列島」の映画観てきました。ドキュメンタリーではなく、人間的なストーリーの中で新インフルエンザのパデミックをみせています。

さて、多くの専門家(例えば国立感染研究所)が新型インフルエンザの発生がもはや時間の問題であると指摘しています。今から約90年前に流行したスペイン風邪は弱毒性でしたが、もし、強毒性の新型インフルエンザが発生すればどうなるでしょう。想像を絶する事態が起きると言われています。総論もさることながら、各論から始めましょう。


H5N1型インフルエンザが発生し、パンでミックのXデーは刻一刻と近づいていますから。「備えあれば憂いなし」です。国が頼りにならないのであれば、自己防衛しかありません。


世界保健機構(WHO)は、新型インフルエンザの発生からパンデミックになるまでを6段階に分類した「フェーズ表」を発表しています。

フェーズ1は、新型インフルエンザが発生していない状態の段階で、フェーズ6がパンデミックス(感染爆発)です。今現在はフェーズ3で、動物から人への感染段階です。フェーズ4は、ごく限られた地域で人から人に感染する新たなウイルスが発生した段階です。


いよいよパンデミックにつながる状態に入り、厚生労働省は海外で新型インフルエンザが発生した状態をAとし、国内で発生した状態をBとして分けています。

各論=対策編として最低限準備すべきポイントは5つ。

①自宅に籠城する。②人混みに近づかない。③2ヶ月分の食料備蓄と日用品・医薬品の備蓄。④8週間分のマスク備蓄(20~25枚)。⑤手洗い・うがいを徹底し、少しでも免疫力を高める健康管理と工夫です。

(参考文献:H5N1ウイルス襲来/岡田晴恵著、新型インフルエンザ/浅井 隆著他)


このところ暗い話ばかりですね。また火事も多いですね。「火の用心」気をつけましょう。

最近思うこと、楽しい、明るい、ちょっとしたいい話を自分の周りでみつけませんか?


しのちゃんの地球レスキュー隊:環境と健康ー新インフルエンザについて②

「感染列島」を観てきました。ドキュメンタリーっぽい映画と思いきや、人間っぽい感じの映画でした。

あえて内容はいいませんが、生生しくありませんので是非観て下さい。俳優さんのキャラクターも面白いです。


やはり、完全ではありませんが’うがい’と’手洗い’は感染予防には効果的でしょう。そしてマスクとゴーグルの着用は最低限必要と考えます。

現在、厚生労働省では人口の4分の1が感染すると新型インフルエンザ対策のガイドラインがしめしています。はたしてその対応と対策が適正といえるかわかりません。

人頼りでなく自己防衛が大切ではないでしょうか。


また、この新インフルエンザは2~3ヶ月の周期で第1波、第2波、第3波と繰り返されるようです。食料の備蓄も並行して準備する必要があると思います。なぜなら外にでることを極力控えないといけませんし、出られません。自宅にじ~としていないといけません。


全世界で1億5000万人の命を奪うともいわれる新型インフルエンザ。鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)変異で流行が起きると考えられる。2003年以降、致死率役60%の鳥インフルエンザ発症者は全世界で391人(08年12月16日現在)。専門家の多くが「感染爆発(パンデミック)は約3分の1を占めるインドネシアから」とみるが、1月6日には北京で女性(19)の脂肪が確認され、足元のききは各地で広がる。(日経新聞1月14日より)


「ことが起こった時にどう対処するか」、平時の準備と正確な知識と情報が必要ですから、いろいろためされるのでしょう。