犬を飼うと寿命が延びる？
犬は様々な形で人間の役に立っていますが、
人間の健康にもよい影響を与えるといいます。
カナダのトロント大学が行った研究によると、
犬を飼っている人と飼っていない人では
死因に関係なく
早死にする場合が２４％低いことが
わかりました。
心臓発作では
６５％も低かったといいます。
また、スウェーデンのウプサラ大学で、
４０〜８０歳のおよそ
３４０万人の１２年間の健康データでは、
犬を飼っている人は飼っていない人と比べて
心臓疾患による死亡リスクが低く、
さらに一人暮らしの人では
３３％死亡リスクが低かったことが
わかりました。
犬を撫でると血圧が下がる
愛犬を撫でるだけで、血圧が下がることが
いくつかの研究からわかっています。
特に、血圧が高めな人は、
その効果が強く表れます。
子どもの場合は、
犬が同じ部屋に入ってくるだけで
血圧が下がるようです。
そして、撫でられたり、
一緒にいることで心が安らぐのは
犬にとっても同じです。
犬も、人間に撫でられると
心拍数が下がります。
犬を優しく撫でるという行為は、
飼いさんと犬、
両方の心身の健康にプラスに働くようです。
犬と一緒だとより長く歩く
同じ歩調で歩かせて、
犬と一緒に歩く場合と
一人で歩く場合を比べると、
犬と一緒の方がわずかに長い距離を
歩くことがわかりました。
また、初めて犬を飼った人は、
歩く距離が劇的に増加します。
散歩が大好きな愛犬につられて、
飼い主さんの運動量も増えるというのは
うなずけます。
また、犬にとっても
飼い主さんとの散歩は健康に重要です。
イタリアの保護施設の犬の調査で、
犬の健康状態を改善する唯一の方法は、
人間との毎日の散歩だということが
わかりました。
広いドッグランで
毎日走らせた犬と比べても、
効果は歴然でした。
犬と触れ合うと脳が活性化される？
ユニ・チャームと東京農業大学が、
セラピー犬との触れ合いが
どのような効果をもたらすか、
高齢者施設で共同研究者を行いました。
その結果、
セラピー犬と触れ合うことで、
オキシトシンが増加し、
副交感神経の活動が活発に、
さらに、
脳のドーパミン神経が活性化する可能性が
高いことが報告されました。
ドーパミンはやる氣や認知機能に関わります。
＜セラピー犬の効果＞
セラピー犬は、
病院や高齢者施設などに
ハンドラーと赴いて、
治療やリハビリなどの手助けする犬です。
自閉症の子どもに対して
セラピー犬を伴った治療を行ったところ、
治療前に比べて孤立行動が激減し、
社会的相互行動が数倍増加したそうです。
また、
患者同士の交流や社会化を促し、
孤独感や憂鬱感を和らげ、
前向きな氣分を増進させる効果もあります。
わたしはこの子のお陰で
健康体でいられます❤️
今年の11月で
15歳になる
ミニチュアシュナウザーの
女の子、Cindyちゃん💖
もうかわいくって、
かわいくって最高です💓
<参考文献>