目的は…
クレヨンしんちゃん。
9年連続です。
息子ももう10歳。
行かない、とか言われないかな??
と思ってたのだが普通に来てくれた。
しかも終わってから
”パパ、面白かったね!!”
嬉しい。
ということで。
以下、大なり小なりネタバレあり。
前半…つまらなかった。
舞台がインドということで
予想通り歌と踊りがある。
これがダダすべり。
(と僕は感じた)
あっ、でも”オラはにんきもの”にはやられた。
ひろしとみさえが一緒にインドに来ているのにも
かなり違和感というか強引な設定に感じてしまった。
が、しかし。
ボーちゃんを物語のど真ん中に据えたのはすごい良かった。
以前の作品のマサオくんの凡人であるが故の苦悩も
良いテーマだなと思いました。
今作はボーちゃんの謎めいた部分に焦点を当てて
友達の本当の部分とは何なのか
自分の理想を勝手に当てはめているのではないか
自分も相手の思う自分像を演じているのではないか
そんなテーマがありました。
後半、追い詰められた風間くんが
”ママ~”と叫んだ瞬間に
”とおるちゃ~ん”と助けに入るしんちゃん。
むちゃくちゃカッコ良いし笑えるし泣けた。
ボーちゃんがボーくんになって
挙句にはラスボスみたいなセリフ吐くのも
カッコいいし笑えた。
ひろしの靴下は正直、またかよ…
と思ったが今回は臭くなかったのも良かった。
ラスボスチャパティーも
序盤からのフリがしっかりあって良かった。
うん、なんだかんだやっぱり面白かったな。
来年は…妖怪か。
まだ息子観てくれそうだな。