鉄と硫黄の化合 | 稲葉紳一のブログ

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鉄と硫黄の化合

 鉄粉と硫黄をよく混ぜ、それを試験管に入れて加熱。最初だけ加熱して化学反応が始まると、発熱することによって、ガスバーナーでの加熱を止めても反応が進む。

 かなりの発熱なので、マッチを近づけると点火するほど。

反応後は、反応前の混合物と違って、磁石に対する反応もなくなり、粉末状だったものが、写真のような固い状態になる。これが、化合してできた硫化鉄。

 また、反応前の混合物は、うすい塩酸に入れても何も変化はない(水素がわずかに発生するだけ)が、化合してできた硫化鉄は刺激臭のある気体が発生する。この気体が、有毒な硫化水素。大量に(もろに)吸うと危険!