ロータリー式変速機が長年採用されています。
ロータリー式というのは、変速機を踏み込むと
N→1速→2速→3速→4速→N(に戻る)
こんなふうに変速が行われます。
変速ペダルはシーソー式になっていて、踵を踏み込むと
4速→3速→2速→1速→N
となります。
あと、4速からニュートラルに戻るのは、停止しているときだけです。
走ってる最中にそんなことしたらえらいことになりますもんね。
赤信号で停止するとき、4速で止まっても1回踏み込んでニュートラに、もう1回踏み込んで1速にしておけば、割と素直に発進できます。
ところが少し慣れてくると、4速で停止し、ニュートラに入れたものと思い込み、そのままスタートするという、いわゆる「4速発進」が頻発します。
ハンターカブの場合、ニュートラのランプはありますが、いま何速かわからないというトラップが仕掛けられているから(いや、そういうものだとわかってるんだから、もうちょい慎重にしろよ、って話)です。
そんなわけで、アイプロさんのシフトインジケータを購入したのですが・・・・
こんなヤツです。
カウル分解して、センサーの信号と電源を分岐してつなぎ直してケーブル取りまわして・・・って気の遠くなるような説明書を読んだのが冬のこと。
寒いから塩漬けにしたのを、きのうのことのように覚えています。
日本から四季が消えた今、今度は「暑いからやらない」という選択肢が出現し、秋ごろになって「カウル開けるの面倒くさい」とか言い出しそうなのでさすがに装着しました。
自分で1.5時間の作業で済みましたので、おそらくは誰でもできる作業と思います。
ハンターカブをお持ちで、ギアポジションがわからなくて4速発進して、大変恥ずかしい思いをした方(誰だよ??)はやって損はない作業と言えましょう。