やって損はない作業 | 目が覚めたら腹がいっぱいだった

目が覚めたら腹がいっぱいだった

ココニハ、ハムスタートカ、オカシナ、ジッケンノコト、カイテマス。

カブという乗り物はマニュアルとオートマの中間の乗り物です。
左足でガチャガチャやると、ギアが変わります。
減速ギアを使うと結構大きめなショックがくるため、どっかの社長は飛んだり踊ったりしますし、どっかの俳優はウイリーします。

 

 

ロータリー式変速機が長年採用されています。

ロータリー式というのは、変速機を踏み込むと

N→1速→2速→3速→4速→N(に戻る)

こんなふうに変速が行われます。

変速ペダルはシーソー式になっていて、踵を踏み込むと

4速→3速→2速→1速→N

となります。

あと、4速からニュートラルに戻るのは、停止しているときだけです。

走ってる最中にそんなことしたらえらいことになりますもんね。

 

赤信号で停止するとき、4速で止まっても1回踏み込んでニュートラに、もう1回踏み込んで1速にしておけば、割と素直に発進できます。

 

ところが少し慣れてくると、4速で停止し、ニュートラに入れたものと思い込み、そのままスタートするという、いわゆる「4速発進」が頻発します。

ハンターカブの場合、ニュートラのランプはありますが、いま何速かわからないというトラップが仕掛けられているから(いや、そういうものだとわかってるんだから、もうちょい慎重にしろよ、って話)です。

 

そんなわけで、アイプロさんのシフトインジケータを購入したのですが・・・・

こんなヤツです。

 

カウル分解して、センサーの信号と電源を分岐してつなぎ直してケーブル取りまわして・・・って気の遠くなるような説明書を読んだのが冬のこと。

寒いから塩漬けにしたのを、きのうのことのように覚えています。

 

日本から四季が消えた今、今度は「暑いからやらない」という選択肢が出現し、秋ごろになって「カウル開けるの面倒くさい」とか言い出しそうなのでさすがに装着しました。

 
ちなみにインジケータをそのまま貼り付けてもいいのですが、なんか不格好なので、せいらん工房さんのホルダーをメーターに貼り付け、その上にインジケータを固定しました。
そんなわけで、シフトインジケータが装着されました。
 

これでたぶん、迷わない。と思います。
ニュートラは緑、ギアポジションは赤で表示されます。
なにしろ、走ってる最中でも、何がなんだかわからなくなることがありましたので、大変助かります。
 
ホンダの原2でギアポジションが表示されないマニュアル車は、ハンターカブとDAXぐらいなので(だから、こんなのが出るんですけどね。これで2.5万円プラスはちょっと・・・・)

 

 

自分で1.5時間の作業で済みましたので、おそらくは誰でもできる作業と思います。

ハンターカブをお持ちで、ギアポジションがわからなくて4速発進して、大変恥ずかしい思いをした方(誰だよ??)はやって損はない作業と言えましょう。