第1ステージでは見事勝利を収めたが,程無くして邪神・邪霊共は実に狡猾な謀略を仕掛けて来て,また大きな戦いが勃発したようである.では,城戸縁信氏の報告を次に記す.

  近況報告 (平成元年1月21日現在)
 前号(No.193)編集後記で述べたように,戦勝後再び地球に這入り込んだ邪神・邪霊共 (これは主に忍者部隊) 数百億 (注=以前地球に来ていた数は数千億) を暮れの29日に捕捉した後,正月早々の御神業からはが盛んに出だした.(勿論四次元の話であるが) これが悪想念を振り撒いたり,人の身体を不調にしたり睡魔を起こしたりして,色々と広場や御神業の邪魔をする様になった.
 その後,広場の警備にクモさん (元は人間) 100匹を大クモさんからお借りして警備して貰っているが,睡気を誘うニセグモが這入り込んだりして邪魔をする.が,蛇や大蛇やニセグモなどは何処かから遠隔操縦されており,強い奴は正体を見せない.現在広場の警備隊長には,邪神から改心した勇者に担当して貰っている.中々頭が切れる.ともかく余りにも執拗に御神業の邪魔をするので,到頭業を煮やし,1月15日こちらから打って出て愈々第2期戦に入った.と言っても以前のように派手な戦争ではない.勿論,鎖や投網は毎日飛んでいるが,どちらかといえば神経戦争であり,長期化するものと予想される.そんな中でも地獄界の浄化は少々進んでいる.


 成程,鎖や投網で霊界にいる大蛇やドラゴンを捕まえるということだ.想念の力があれば鎖でも網でも,何なら火矢でも作れるのだ.この事は以前咲さんのところで話題にした.

 

 

唯物科学にどっぷりつかった間抜けな科学技術者であれば,「想念だけで武器弾薬が作れる訳がない」,ときっぱりと断定するに違いない.一方,私はその程度のヘタレ科学者ではないので,前後関係から判断して縁信氏が述べたことは想念の世界でも確実にその当時存在していたと確信している.また,ドラゴンを日本では龍神として祀ったりして崇める風潮があるが,宇宙学からすると邪である.この事は以前話題にした.

 

 


  ...縁信先生からの御返書...
 「何しろ,私の頭の中は95%までは邪神達との戦いに向けられております.御神示にあります様に彼らは,益々巧妙な策を用いて来ますので,これに応戦する,更に戦勝するには容易ならぬ事です.神々は吾々の背後に付いていて下さるものの,宇宙の法則を破ってまで吾々に手を貸して下さらないのです.ギリギリまでは援助(陰の)をして下さいます.が,邪神共には,法則も制限もありませんので,メチャクチャをやって来ます.吾々は邪神と言っても改心の出来るもの,出来ないもの,地獄霊を巻き添えには出来ない,動物霊もそうです.が,彼らは地獄霊や動物霊を使って邪魔をして来たり,凄い悪想念を飛ばして来たり,兎に角大変な事です.」


 この当時の縁信氏にとっては,普段の生活の95%は邪霊戦の戦略戦術のことで手一杯であり,残りの5%は月刊誌を毎月発刊せねばならぬので,読者からの質問に対する返答やら製本業者とのやり取りなどであろう.スタッフや家族の方々も多少はお手伝いされただろうが,この頃の縁信氏は将に激務であった訳である.「神様が何もかも手を貸して下さる訳ではない」というのは,要するに,人間の方が気付いて決心して実行するということが基本なのである.そのことは,波動の法則の足立育朗氏も繰り返し述べていらっしゃった.
 肉体を持たぬ邪神共は我々よりも素早いし,悪霊同士で連携しているだろうから,策を練り集団で実行するのも速い訳である.実に困ったものである.


   近況報告
     縁信代筆木村
 本試2月号(No.193)で「第1期戦」の戦争を祝っている間にも,既に「第2期戦」に突入し,連日その対策に追われるという変化の速さである.1989年2月1日の御神業によると,縁信先生に風邪症状を起こさせた邪霊の告白によれば,見つからぬように少しづつ少しずつ這入り込んで億以上になってから一斉に暴れ出して苦しめたのだという.
 また,首都とその周辺3県に投げられた「投網」に掛かった邪霊は,水のように冷たいものに閉じ込められて,宇宙をフワリフワリとしていた所,地球の悪想念に引き寄せられて落ちて来たという.そして,地球が温かいので,水が溶けて風邪を振り撒いていたという.日本人が悪想念を世界中に放出している為に,世界中の邪霊の半分が日本に来ているともいう.
 そして,山に隠れていた「鉄山」と名乗る邪神の告白によると,「鉄山」というのは忍者部隊の事であり,御神業を邪魔する為に来たという.「鉄山」と呼ばれる者が”億”も居て,彼等の元にそれぞれ”億”という手下がいると言っている.彼等の内,どれほどが日本に来ているのか不明だが,どちらにしても大変な数である.このように,日本人の出す大量の悪想念に乗って,間断なく,邪神・邪霊が地球上にやって来ているのである.


 これはとんでもないことだ.ある種の邪神集団が1億以上も居て,その配下の邪霊が夫々に1億以上いるのであるから,ある特定の種類の邪神・邪霊集団だけでもその数はざっと10の16乗以上となる.もう,途方もない数である.これらが全て我々地球人が出す悪想念に引き付けられて来ているのである.だからこそ,洗心が大事であって,御法度の心を出したら絶対に駄目なのである.


  編集後記
●2月8日未明現在での対邪霊戦の情況であるが,第2期戦は1月の中頃から愈々本格的になって来た.地獄霊の数も計り知れないほど多いが,地球に入ってくる邪神・邪霊の数も亦々多い.南極上空のオゾン層修復も四次元的には取次の器械が行ったし,米ソの宇宙船が帰還する度に大投網を投げて着いて入る邪神・邪霊達の殆どを捕縛しているが,それでも何時の間にか何十億,何百億という数の邪神・邪霊達が地球に入り込んでいる.地獄の大底は大量の塩で浄め,更に近頃は火の海にして地獄の大底からは入れない様にしてある.それでもどこかから入って来る....「宇宙をフワリフワリとしていた所,地球の悪想念に引き寄せられて落ちて来た」というように,地球攻撃の為に意図的に入ってくる者以外にも入って来る.
 地球の地上でも地獄でも,こうして悪想念を(人間が)発生させている以上,彼等の入って来るのを防ぎ様がない.が,これを防がなければ邪神・邪霊達に御神業の邪魔をされて地獄界の浄化が出来ないのである.取次の神様が仰せられたように,地獄界の浄化をせねば地上の浄化はあり得ないのである.
 そこで今度2月2日と4日に,思い切って大策を実施し,大量の邪神・邪霊 (この2日間で約200億) を捕え (この処分は神様がして下される) 更に彼等が地球に簡単に這入り込めないような策を施した次第である.この策が効力を発揮している間に地獄界を出来るだけ浄化しておこうとしているのが今日の時点での情況である.が,何しろ想念の世界故に状況の変化も早い.


 「...米ソの宇宙船が帰還する度に大投網を投げて着いて入る邪神・邪霊達の殆どを捕縛している...」とは由々しき事態である.科学技術に関わる者共は宇宙開発において宇宙ステーションへの行き帰りが頻繁にあるというふうに認識している.その際に,宇宙の異次元からは大量の邪な勢力がドッと入って来るとは,実に恐ろしいことである.地球上の科学技術がトコトン愚かな低級なレベルであることがこれで立証されたことになる.
 「大策」とは何であろうか?その策が2025年現在も続いているのだろうか?もし,全く機能していないのであれば,現代の宇宙学徒が想念の連携で以て再び「大策」を実施しなければならない.勿論,神々様のサポートを得ながらである.
 兎に角,今回の戦況は本当に凄まじい内容である.なにせ,異次元で起こっていることであるので,肉体を持つ我々人間には把握し難い.しかも,縁信氏の時代はSNSはおろかメールさえも無かったので,全て学徒同士の連絡手段は電話か,郵便手紙であったのである.稀にテレパシーも使えたようであるが,それも極一部の学徒同士間だけだろう.兎に角,想像を絶するほどの大変さである.

文献
1) 城戸縁信:取次の神様の御答え,宇宙の理,ザ・コスモロジー,No.194,p.8, 83, 101,(1989年3月).