昭和末期当時,本格的な邪神・邪霊戦に臨むにあたり,宇宙学に関わる諸神霊様方は日本人の中で特に霊位の高い若い方をお選びになった.過酷な御神業に耐え得る方々を昭和40年頃から昭和60年頃に掛けて模索していらっしゃったのだろうか.田原澄女史が邪神・邪霊の度重なる総攻撃に遭い,昭和40年9月7日遂に昇天された.その後,一時宇宙学教室が衰退したようである.だが,細々と後を継いだ人々がいて,昭和50年頃から城戸縁信氏が自動書記により神様からの通信を得るようになり,宇宙学徒は鍛えられた.そして,次に記すように愈々第2代目の取次の器械の誕生となったのである.
星界・神界......より
受信者 橋本真知子
(昭和63年7月27日9時58分より入瞑)
-深呼吸続き頭上に高い波動感ず.その波動全身を覆い身体浮上の感覚となり,軈て飛翔するが如き軽体となりて御神霊様の発声始まるー
星界より
...地球の皆様,地球の皆様今晩は....私達,宇宙の果てから参りました者で御座います....吾々は,吾々はこの日を,この日を待ち望んで居りました.こうして,こうして,取次の器械が完成致しまして,吾々この日を待ち望んで居りました....お待ち申し上げておりました.
田原殿の後継者であられます真知子様の御誕生.この日を吾等は待ち望んで居りました....これよりは田原殿の後継者として取次の器械としての御役目を御果たし下さいますよう願い上げます....有難う御座います.これよりは,第2の田原殿と致しましての自覚を持たれまして,尚一層の御精進をお願い致します.
取次の神様より
これよりは,御多忙な縁信殿に替わりまして,取次の神よりの言葉,真知子様の言葉によりましてお伝え申し上げまする.
吾々宇宙学徒は,この地球最後の浄化の秋(とき)に当たりまして,神よりの御使命を受けられた魂で御座います.夫れ,その使命に決して驕る事無く日々洗心に努力されよ.最早や地球浄化は目前に迫りました.是より相次ぐ事故・災難全て地球の波動の高まりし故に起こる事で御座います.宇宙学徒は先ず,地球の中心であります日本を守らねばなりません.地球の浄化の為に,先ず日本が浄化されねばなりません.
宇宙学徒の中心は縁信殿で御座いまする.お間違え無き様.宇宙学そのものの代表は縁信殿で御座います.皆,縁信の元に集まりし宇宙学徒は,この地球浄化の大事な時に皆選ばれし魂で御座います.が,決して選民意識を持つ勿れ!同朋を愛せよ,隣人を愛せよ,愛の実行を為せよ!
これより学徒の中より次々と霊界浄化の役目を持つ者顕れます.亦,浄化の御神命に預らなくとも,学徒は皆霊界浄化の役目を担って居ります.縁信殿の申される事に皆従い下さい.霊界浄化の策は縁信殿の胸の内にあります.霊界が浄化されねば此の世の浄化は御座りませぬ.
宇宙学徒の皆様にお願い申したい.皆様の想念を,この御神業をお守りする為の想念を起こされよ.決してこれまでの二の舞をしてはならぬ.如何なる邪霊・邪神からも守らねばならぬ.一人一人の学徒の想念が血を救う源で御座いまする.取次の神,伏してお願い致しまする.
以上のように,遂に第2代目の取次の器械の誕生となったのである.抑々,取次の器械とは宇宙創造の大神様と直接繋がる霊体を持つ人間のことであると思う.宇宙創造の大神様のお姿について再度読んでみるべし.
この橋本真知子女史は当時まだ30代半ばで,2025年現在も御存命の筈である.この冒頭のシーン「...その波動全身を覆い身体浮上の感覚となり,...」は実際如何なるものであったろうか?私はタイムトリップしてその現場に行き,リアルタイムで拝見させてもらいたいほどである.また,取次の神様から縁信氏への通信,所謂御神示は誠に厳格な雰囲気の様子であったが,通信する御方が女性に変わると雰囲気もまた違って来るのが如実に表れていて興味深い.
第1代目の田原澄女史の誕生の場面は,宇宙創造の大神様御本人が直接田原澄女史に通信して来て,「取次の器械として役目を担うべし.さもなければ,関東近辺に大雨を降らし大災害を起こすことも厭わない.」といったような厳しいものであったようである.実際,周りの方々のサポートが弱小であった所為もあってか,伊勢湾台風など本当に神の仰せの通りの大災害が勃発したのである.田原澄女史のことは以前も話題にしたのでそちらを読んでみるべし.
何れにしても,宇宙創造の大神様から途轍もなく強い凄まじいパワーを得た取次の器械がこうして完成したのである.御神業の状況報告の中には,数十万年もの長きに亘り地球を支配していた凶悪邪神連中が軽々と捕獲され,絶叫しながら最後には抹殺されていくシーンがあったりする.その辺についても今後詳しく記していくつもりである.
文献
1) 城戸縁信:星界・神界・田原先生よりの通信,宇宙の理,ザ・コスモロジー,No.189,pp.5-6,(1988年10月).