このシリーズでは「UFOとは何であるか?」について,最も本質的な回答がアナスタシアから得られたので,それを記述している.前回はUFOの構造について図示して説明した.
今回は,愈々どのようにして製造するかについて述べられる.では前回の続きを記す.
> (ウラジーミル) しかしその円盤の壁は何で出来ているんだい?
あれは培養されたもの...多くの人が菌を培養している.…この菌は二重の壁も作るしUFOにそっくりの形をしている.その水にもう一つの別の微生物を加えると,この菌に凝固が起こって固まる.…ここでいう微生物というのは鮮明な概念や画像といった人間の脳,或いは,意志の力によって生み出せるもの...
> (ウラジーミル) 君にはそれが出来るの?
ええ.でも私の頑張りだけでは足りない.数十人の同じ能力を持つ人々の力を結集する必要があって,しかも1年はかかる.
> (ウラジーミル) だけど,このUFOとそれらの微生物をつくるのに―或いは生み出すのに―必要なものは全て地球にあるのかい?
勿論,地球には宇宙に存在する全てのものがある.
> (ウラジーミル) だけど,どうやって円盤の壁の内側に微生物をおくんだ?肉眼で見えないくらい小さいものなのに?
上の方の壁が生み出された時に,その壁自体が微生物を惹きつけ,莫大な量の微生物を集める.蜂の巣が蜂を惹きつけるように.だけど,ここでも数十人の人々の意志の力を結集する必要がある...これ以上詳しく説明しても意味がない.今はまだそれだけの数の意志と知性と知識を持った人々を集めることができないから,円盤を生み出すことは出来ない.
…
> (ウラジーミル) それにしてもアナスタシア,君はUFOについてこれだけのことをどうやって知ったんだい?植物との交信で?
円盤がここに着陸した.それで,彼等の円盤の修理を少し手伝ったというか...
> (ウラジーミル) 彼らは人間よりもずっと頭がいいの?
全くそうじゃない.彼らはとんでもなく人間より遅れた存在.人間を恐れていて,とても興味がある癖して決して近づこうとしない.私のことも初めは怖がっていた.私に麻酔銃みたいなものを向けたりして,相当慌ててフーフー言いながら焦っていた.彼らを落ち着かせて私が彼らに危害を加える存在ではないことを分からせるまでが本当に大変だった.
> (ウラジーミル) 人間が未だ出来ないことを彼らが出来るんだったら,彼等の方が劣っているってどういうこと?
それがそんなに不思議かしら?蜂は天然の素材で,全館暖房換気システム付きみたいな驚異的な優れた建造物を生み出すけれど,だからと言って,蜂の方が人間より知性において優っている訳じゃない.この宇宙に人間より強力なものは神以外に存在しない.
<解説> (Shinmoedake2011による)
・UFOの壁は「培養されたもの」である.即ち,UFOとは生命体であり,生物研究所で行われる植物培養のプロセスの如く,長時間かけて育てられるのである.
・しかも,「ここでいう微生物というのは鮮明な概念や画像といった人間の脳,或いは,意志の力によって生み出せるもの」とある.このことはこのブログで頻繁に論じて来た波動の法則の「中性子が意識,陽子が意志」に通じる概念である.
・「数十人の同じ能力を持つ人々の力を結集する必要が」あるとのこと.即ち,アナスタシアほどの超能力者を数十人揃えないとUFOを製造?育成することは出来ないのである.
・「円盤がここに着陸した」とは一体何処から飛来したのだろうか?文脈から判断すると地球外から飛来したように私は解釈している.精妙なる波動帯でしか飛行できないUFOはアナスタシアが生息しているロシアの奥深い森の限定されたサイトに出現したと言う事なのだろう.
・「蜂は天然の素材で,全館暖房換気システム付きみたいな驚異的な優れた建造物を生み出す」とはどういうことだろうか?蜂の生態を私はよく知らないが,そのような精妙なシステムを田舎の畑などに極自然に現れる蜂が造っているのだろうか?「蜂の巣」とは将に凄い建造物だ.このことは,足立育朗氏が度々講演会で述べたように,「貝殻は地球地上で最も美しい優れた自然の建築物である」という言説に通じるものがある.
以上,今回も実に興味深いことが述べられた.このブログで御神示の始めに示されたように,UFOが飛び交うほどの進んだ文明にまで我々の地球地上文明が発展するには,多くの人々の超能力開顕が絶対に必要なのである.
文献
1) ウラジーミル・メグレ著:アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1),ナチュラルスピリット,(2012).