四次元霊界で起こったことは数十年後に三次元世界で現実のものとなる.嘗て,スウェーデンボルグがその著書の中で最後の審判について記述した.それが1750年代であった.それから数十年後に地球地上世界ではタルタリア帝国滅亡の大戦争やら,マッドフラッドと呼ばれる大洪水が起こった.スウェーデンボルグやマッドフラッドについては以前話題にした.

 

 

 

四次元霊界の出来事は必ず,数十年後に三次元世界で形を変えて同様な災難を齎すのだ.
 さて,2023年の今日,放火魔による山火事の所為で世界各地に熱波が襲い,気象改変兵器を用いた雲の停滞や台風進路操作によって大雨洪水が人口密集地で起こされている.将に,邪神・邪霊共の総攻撃となっている.放火や人工台風についても以前話題にした.

 

 

 

今こういった状況であるということは数十年前の霊界においてかなりの騒動が起こっていたことを意味するのである.今回はそのことについて,御神示を学びながら述べてみたい.

 御神示No.30 「愈々容赦なき時代に」 取次の神より

 本年に入り,親星より地球に注がれる波動一段と高まり,御神策は進み,愈々容赦なき時代に進むなり.新しき働きも出ずるなり.今迄隠れていたる矛盾地球地上各地にて一層表面化為し,世情一段と厳しさを増さん.
 今日の地球人類は,生くる目的を知らず,唯肉体を養い,欲望に駆られ,競争相手を蹴落として己耳*1優位に置かんと志向し,愈々混乱の度を増し来たるなり.特に日本民族は,大和民族たるの自覚無く,真理を求めんと為さず,唯々眼前の欲望追求耳に終始為すなり.殊に日本民族は核大戦突入の危機意識少なく,のほほんと暮らすなり.是,甚だ遺憾千萬なり.
 爾の天の刻に際し,地球統治の天地の神を始め,高級人霊,上級人霊達宇宙学の諸神霊達地球圏にて夫々懸命な働きを為し在るなり.
 汝等地上なる宇宙学徒達は夫々が洗心を通じて,此の宇宙学の諸神霊達の働きに協力為す健気なる者達なり.愈々洗心に励みくれん事を望むなり.
 縁信の仕事,愈々多忙を極める事となるも,宇宙学の同士のよく洗心為す者達,縁信の仕事を扶ける働きを為す者達なり.先ず,「洗心第一」と為しくれよ.
 昭和63年2月25日未明  神示


*1 のみ

<解説> (Shinmoedake2011による)
 取次の神様は本文中で「日本人はのほほんとしている」として厳しく叱咤されている.将に,今現在の日本人を指している.あまりにも呑気にテレビや新聞の嘘情報を信じ込んで,世界情勢を正しく判断しようと努力しない者が多すぎる.現在,日本政府はウクライナを利する動きをした所為で,事実上,ロシアに宣戦布告をしてしまっている.核兵器を6500発も所有しているロシアが日本に向けて核弾頭搭載魚雷「ポセイドン」を撃ち込んでも,国際社会的には何の擁護論も出ない.そのたった一発で日本列島が壊滅状態になるというのが想像できないのだろうか.日本政府が日本国民の意を汲まず,勝手に戦争を仕掛けたのである.そういった事実もよく知らず,日本政府を糾弾することなく毎日のほほんとして暮らし,自分の専門分野のみの世界に埋没して視野を狭くし,テレビに騙されて毒ワクチンを5回も6回も接種してしまっているのが現状である.
 ところで,「天地の神」天地大神とは一体誰のことか?足立育朗氏の「波動の法則」によると惑星地球を選択してスタディしている魂EXA PIECOはドクトル・グジョウスさんであるとされている.この方が日本名で天地大神なのだろうか.兎に角,地球の人間が心を一つにして,地球に住む人間が争いを諦めて皆相調和し,天地大神と同調することで天位転換を穏やかに成就させねばならない.
 最後に,「縁信の仕事」とあるが,それは具体的には邪神や邪霊を取次の器械や補助器械の方々と協力しながら退治するという役割のことである.これは太陽系のみならずその周辺地域の不良惑星に迄及ぶ壮大な御神業であった.特に,土星衛星やアルデバラン,その他の不良惑星からの地球日本への邪神・邪霊の総攻撃が大変強烈であったようで,取次の器械は何度も気を失ったりして酷い厳しい業であったのである.縁信氏も体が痩せ細って腹が背中につくほどであったと後に「宇宙の理」誌で述べてある.但し,これは四次元霊界での出来事であって,超能力者である縁信氏は四次元霊界と三次元世界を自由に行き来できる能力を有していたということである.霊界での対邪霊戦の詳細については何れこのブログで述べる.
 我々日本人は現状を正しく認識し,心配心や恨み憎しみを起こすことなく,強く明るく,そして,神に感謝して毎日を生きて行かねばならない.
 
引用=城戸 縁信:愈々容赦なき時代に,宇宙の理,ザ・コスモロジー,No.185,(1988).