テレビの悪弊についてはこれまで頻繁に述べて来た.
今回はテレビ関係者の中でその質の悪さを分かりやすく表現してくれている御方を紹介する.元TBS社長井上弘氏である.井上氏のこれまでの言説を次に述べる.
1998年TBS副社長時代 「テレビは洗脳装置.嘘でも放送しちゃえばそれが真実」
2002年社長就任時 「社会を支配しているのはテレビ.これからは私が日本を支配するわけです.」
2003年 「日本人はバカばかりだから,我々テレビ人が指導監督してやっとるんです.」
入社式での新入社員に対する訓示 「君達は選ばれた人間だ.君達は報道によって世の中を動かす側の人間である.対して.一般国民は我々の情報によって動かされる人間だ.日本は選ばれた人間である我々によって白にも黒にもなる.」
不良人間が我が国の実質的最高権力者「テレビ王」となって人の上に君臨すれば,このように極めて横柄な態度がとれるのである.こういった自惚れ心を芬々と匂い立たせる破落戸が経営するテレビ番組が垂れ流す報道内容の何処に真実があるというのか?まだ一般大衆はテレビを信じるのか?ネットの情報にも注目しようという動きがどうも鈍いようである.
今現在,テレビが取り組んでいることは,いつものようにチンピラ芸能人のしょうもない浮世話やらスポーツ関連,そして,嘘コロナの継続と毒ワクチンの必要性をPRすることである.また,沈静化しているウクライナでの偽の紛争状況を現地で捏造撮影して報道し,「ロシアのプーチンは悪者」という世論を形成するのに躍起である.そして,何より世界中で進行中のGESARA/NESARAの進捗状況を隠蔽すること,これが至上命題のようである.大手テレビ局の大株主の国際金融資本の連中数万人は自らの金融権力維持の為なら,どんなに世界中で銀行制度が金本位体制に移行しようとも,必死で隠し続けるのだろう.
一方で,テレビ局の支配者である大手広告代理店「電通」が東京オリンピック談合事件に関わっていたといった情報は如何にもテレビ権力の崩壊を予感させる.しかし,この談合の裏に国際金融財閥が画策して蠢いていたといった深い情報は全く表に出てこない.そして,残念ながら,事実上この電通を支えているのは世の一般大衆である.家で生活していると寂しいのでついつい何気にテレビを見る.それでCMが流れる.そのCMを見るとついつい買い物や外食に行ってしまう.CMを垂れ流す連中の背後には如何なるドス黒い魂胆があるかを殆どの庶民は知らない.大学教授も世のB層と同じようにCMの影響を受けて薬品のPRをする有様である.実に情けない.重要な真実の情報が世に深く浸透するのは何時になるだろうか?