この御神示についてこれまで2回記してきた.
 

 


 今回が最終回である.今回も地球人類の歴史に関わる幾つかのことが開示されている.早速読んでみよう.

  御神示No.3「現生人類の先祖」 (取次の神より) -最終回-

 扨て,斯くの如くにして今を去る五千年前に宇宙間の優良星より新しき移住者として地球地上に「洗心」を命ぜられ降ろされし後,約二千年間に亘りて次々と「洗心」を命ぜられ地球地上各地に降ろされし者達が,今日地球文明圏に属する者達の遠き肉体先祖なる事を汝等知るべし.然れど先に述べし如く,大洪水より救われし先住民達も合流為し在るなり.此の先住移住者達も同様にして宇宙間の優良星より厄介者として「洗心」を命ぜられて地球地上に降ろされし者達の子孫なり.此の者達も同様にして汝等の遠き先祖なり.
 汝等が今日の学問にて“何々原人”と称する者達とは,地球地上各地にて進化為したる未開人類の先祖を申すなり.此の者達は優良星より降ろされし者達と一部合流為したるにしろ,其の先祖の系統自ら異るを知るべし.なれど寧ろ優良星界より降ろされし厄介者達が幾多の文明を築きては彼等を奴隷と為し,或いは天災地変を惹起せしめては彼等にも災禍を及ぼせる愚を続け来たるを反省し,彼等未開人類の子孫を侮蔑為す資格無きを知るべし.
 斯く告げたるは汝等地球人類に真の文明を築かせんが為のものなり.
   昭和56年9月27日未明  神 示


<解説> (Shinmoedake2011による)
・このようにして今から5000年前に宇宙間の優良星から新しい移住者達が地球に洗心を命ぜられて宇宙船UFOで降ろされた後に,約2000年間に亘って同様に次々と洗心を命ぜられて地上各地に降ろされた者達が現在この地球の科学文明を享受する者達の肉体上の遠い先祖であることを知らねばならない.
・その2000年間には神話天孫降臨の一コマもあるので,別の御神示を示しつついずれその詳細を述べたい.
・以前述べたように,大洪水から救われた先住民達も合流した.
・この先住移住者達も同様に宇宙間の優良星から厄介者として洗心を命ぜられて地上に降ろされた者達の子孫であり,我々の遠い先祖である.
・我々の地球の学問で文化人類学と称するものがあるが,その学問で「何とか原人」と称する者達がいる.この人々は地球地上各地で進化した未開人類の先祖のことである.
・この人々は優良星から降ろされた者達と一部合流したが,その先祖の系統は異なる.
・しかし,むしろ優良星から降ろされた厄介者達が幾つもの文明を築いては未開人類を奴隷として虐げたり,或いは天災地変を誘発させて,その先住民に災禍を及ぼして愚かな行為を続けてきたことを反省しなければならない.
・だから,彼ら未開人類の子孫を侮辱したり蔑む資格はないことを知らねばならない.
・以上のように告げたのは我々地球人類が真の文明を築くように仕向ける為である.

 我々の先祖は時期は大きく異なるが殆どが他星から移住してきたのである.純粋に地球上で生じた人間という生命体はほぼいないということである.この事は私が以前「人間の先祖はサルか?」で述べたように,学校で学習した進化論の大部分は出鱈目であったということを示す.いずれ詳細を別の文献で引用して示すが,動物と人間は全く別の系統で生まれて来ていると思う.
 また,この御神示全体を通して途中注釈を城戸縁信氏が挿入され,「いつもながらではあるが,この御神示も非常に多くを語られている.即ち人心(人間の起こす想念)と大気,気候,海水の量に至るまで無関係ではないことを示唆されている.また『薄雲におおわれている状態』のときに寿命が長いようであるが,この天候も人心によるのであるから,結局は全人類の“想念の在り方”ということになる.唯物論者にはこの道理が判らない.」とある.人間の想念が地球地上の大陸海洋のみならず上空の大気現象にも影響することについては幾つかのサイ科学的論文があるのでいずれ紹介したい.

引用=城戸 縁信:現生人類の先祖,宇宙の理,ザ・コスモロジー,No.108,(1982).