私、予備知識の全くない再演物と相性が良いと思います^ ^
ありちゃん(暁千星さん)の『ブエノスアイレスの風』もほんとに舞台に引き込まれてしまってお話の終盤、どうか、どうかニコラスが不幸になりませんように。゚(゚´ω`゚)゚。
正塚先生!そういう人生の厳しさはいらないから…
…と、手に汗握り💦
祈るような気持ちで舞台を見つめてましたね
過去でも龍真咲様の『PUCK』とたま様(珠城りょうさん)の『グランドホテル』も再演でしたが予備知識がなく、パックに至ってはあの変な耳のやつと微妙にテンション下がっていましたが意外や意外
すごくはまり大好きな作品になりました(笑)
『グランドホテル』もたま様の男爵に気持ちが入り過ぎて終わって欲しくないと思うほどの作品になりましたし。゚(゚´Д`゚)゚。
こんなにも素晴らしい作品を大好きなありちゃん主演で上演して下さりありがとうございました(/ _ ; )
さて、前回の記事ではありちゃんのお話に終始して今回はありちゃんのニコラスに関わる方々を…
ニコラスのゲリラ仲間、リカルドのおだちん(風間柚乃さん)
リカルドはアルゼンチンの軍事政権が倒れてもなお、闘う事でしか生きていけない人です。
忸怩たる思いを抱えながらも何とか新しい時代に生きようとしたニコラスと新しい時代になったからと言って生き方を変える事ができないリカルド。゚(゚´ω`゚)゚。
かつて共に闘い、今は同じ方向を見る事が出来ない二人なんですが、別にお互いを憎んでるわけではないんですよね
ニコラスはリカルドの事を本当に心配して気にかけていますし、リカルドはニコラスを尊敬しています。゚(゚´ω`゚)゚。
色んな経験をて辛いことも、間違ってしまった事も内省する事ができるニコラスと突っ走るしか出来ないリカルドの差が出てしまったんでしょうね
でも、私はリカルドの言わんとする事がよく分かります。
国が変わった所で市民は大して変わらないし、新しく私腹を肥やす奴がまた出てくるだけ…
多少やり方は間違ってても自分の意志で戦い続けたリカルドをただの犯罪者とは言えないですね。゚(゚´Д`゚)゚。
一歩間違うとせっかく新しい人生を生きようと模索するニコラスの元にやってくるリカルドはニコラスを悪い道へ引っ張り込む奴って言う感じの悪人になってしまいますが、そこは流石おだちん
リカルドの寂しげな眼差しを見ていると悪人になんか見えなくて(/ _ ; )
だからこそ、物語の終盤のニコラスの
『友達が 死んだんだ』という一言が生きてくるのだと思います
ニコラスのこの一言が本当に切なくて、またありちゃんの言い方が絶妙でしたし、そこにいたるまでのありちゃんニコラスとおだちんリカルドの関係性が上手く生きてきましたよね
人と距離を置いていたニコラスにもリカルドという大切な友達がいた事に胸が熱くなるのと同時にリカルドも救われた様な気がして。゚(゚´Д`゚)゚。
ニコラスはきっと口先だけじゃなくて心から本当にリカルドが生きてくれていただけで良かったんじゃないのかな
このリカルド、別にボッチの荒くれ者ってわけでもなく、可愛い可愛い妹のリリアナちゃん(花妃舞音さん)がいます
リリアナちゃんもお兄さんについて歩いてお兄さんのやる事を真似する可愛い女の子がそのまま大人になったような子だし、リカルドもたった一人の家族でもあるリリアナちゃんをすごく可愛がっています(^-^)
人質に差し出しますが…
宝塚に限らず仲の良い兄弟が出てくるお話はたくさんありますが、今まで私には分からなかったんですよね
兄弟って言ってもそこまで味方出来るか大切にできるかって(>人<;)
私は一人っ子なもので…
でも、我が家にありちゃんとさくらちゃんという兄妹猫を引き取って毎日一緒に過ごしていたらやっぱり兄弟って大切な存在なんだな〜と
…なので、リカルドとリリアナちゃんが一緒にいるシーンはリリアナちゃんを見ていると我が家でいつもありちゃんにくっついて歩いてるさくらちゃんを思い出してジーンとしてしまいました
リリアナちゃんの花妃さん、可愛いしお芝居も上手いですね(/ _ ; )
ニコラスの事を、すごく慕っているけどやっぱり1番はお兄ちゃんっていう雰囲気が出ていて良かったです(#^.^#)
長くなってしまいましたが今日はここまで(笑)
すみません、まだ続きます((((;゚Д゚)))))))