【1】木造住宅の制震リフォーム | かしこまりこ の、竹取り物語

かしこまりこ の、竹取り物語

和の文化Love♡ 出生時は 1,700gでそれは美しく 「まるでかぐや姫」と言われたとか。
※ 2011(H23) 竹林に迷い込み、竹細工の修行→ 1年で方向転換
※ 2018(H30) 放送大学大学院 修士号取得
※ 2019(R1) 国家資格GET
※ 2021(R3) 悲願の再就職

我が家は在来工法の木造住宅。
平成9(1997)年 4月に完成した。なので築27年
住宅ローンは30年で組んでいたので、夫の定年とともにそれも終了、あとは、夫婦 細々と生きていければ良いと思っていた。


が、問題が一つ。

欠陥住宅だったのだ。(ハウスメーカーはとうに倒産)


新築時より、交通振動に悩まされてきた。

来客時にはよく客を「地震!?」と慌てさせたものだが、

「悩まされ」とは言え、自分達はもう慣れっこになっていた。

しかし、熊本地震で2度 被災、ヤバいなと感じ、

昨年、南海トラフについて調べていた際に、

「住宅は、揺れのダメージを蓄積する」ことを知った。

そんなこと当たり前なのかも知れないが真実を認めたくなくて、

なんとなく、「揺れを繰り返すたびに地盤が締まって安定するんじゃないか」くらい思っていた(アホ)。

そこで、耐震リフォームについて調べていたところ
このような動画を発見。

 

漫画のような、「ヒッ」という声が出た。

 

・・・色々と考えた。

自分達の老後、息子への相続、

そして、これから遠くない将来に起こる南海トラフ地震。

 

一階が倒壊し車が潰れて逃げられなくなったらオワリだし

もし、息子が被災して帰る場所が無いのも嫌だし

そもそも両隣に被害を出しては、申し訳無いでは済まないし。

 

そこで、できるだけのことをしようと考えた。

本当は積水のMIRAIE(ミライエ)が良かったのだが、リフォームには対応していない

そこで、これはもう出会い/直感でしかなかったが、

バイクのサスペンションにも使われている、オイルダンパーを付けることに。

MERシステム

※積水系ハウスメーカーの日本住建が「意味が無い施工 ワースト2位」として挙げている。…ヒドいと思う。ただ批判するだけなんて。

 

それを決めたのがちょうど一年前。

ところが、いざ工事、という段になって次々と問題が発覚。

・・・これは、

若気の至りで欠陥住宅を建ててしまった私が、

できる限り低価格で、できる限りの地震対策を行う、その記録である。