「思いもよらない事が起きた」、というよりは「心のどこかで信じていたことが現実になった」、という方がしっくりくるのではないでしょうか。
漠然とした想いが、ある日何かのきっかけで目の前の霧が晴れるように物事が前に進み、形になっていく・・・
でもそれはいわゆるミラクルな現象ではなく、30年以上前に佐藤さんのお父さんが黄色い葉のチャノキを増やし始めたころから、京都からわざわざ建築士を呼び寄せてこの民家を建てた150年前から、否それよりももっともずっと前から連綿と続く人と時代の自然な流れだったのかもしれません。
ここに暮らす人々が山を敬い共に暮らした数百年があったからこそ、崩壊寸前の家が今新たに蘇り、この時代を生きる者が次の時代に繋いでいくことをお天道様から託されたような・・・
この家を見せていただいた時、私はそんな風に感じました。
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→再入荷いたしました。