辛さの多重奏〜四川料理 |  心樹庵 おちゃこよみ

 心樹庵 おちゃこよみ

  
 奈良の古い街並みが今も残る“ならまち”で日本茶と
中国茶の専門店を開いています。

悠久の都~奈良から大好きなお茶の魅力を発信して
いきます。

 

 
そういえば、四川で一回も麻婆豆腐注文してないなと気付き、今回初四川マーボー。
ずっと前に留学先の瀋陽で食べてそのあまりの麻辣(しびれる辛さのこと)に懲りてから20何年、一度も中国で食べてなかったもの。
いや~ほんとに麻酔打たれたかのように感覚なかったですから(^_^;)辛いのダメなんですよね・・・あれが偶々だったのかも?
なので、辛さのリクエストに応えてくれるいつものシェフならばと信頼しお願いしてみた。
やっぱり花椒いれないと・・・と味のバランスに気を使いながらも作ってくれた一品♪美味しさも絶品♪
あえて言うならコクウマ辣(ラー)(´∀`)
四川料理はただ辛いだけじゃない、麻辣、酸(酸っぱい)辣、甜(甘い)辣、香(香りの良い)辣、鮮(旨みのような)辣などいろんな辛さがあるんだよ。と地元っ子に教えてもらいましたが、ほんとに奥行きのあるコクのある辛さで箸が止まらない~のです。
四川省は“天府(肥沃な土地)”と言われ、食材のバリーションもあるし、鮮度もいいし、香辛料を多様できる繊細な味覚を持っているのだと思います。
 
 
市場にはたくさんの新鮮な野菜が並んでいます。
 
これも同じく初チャレンジ 四川名物 担々麺。
ちなみに写真の5倍位は実物オイシイです(;^_^A
汁なしが基本ですが、これもねり胡麻が効いていて辛いというよりコクの旨さ。
食べ物にはほぼ執着心ないのですが、ほんと四川は食事が楽しみな産地です。