教育と研究 | シンジのブログ

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私の考えでは、教師はすべて研究者でなければならない。

 

フランスでは、小学校教師から博士号取得者が普通だと聞く。

 

勉強を専門にしていない人が勉強の楽しさを伝えられるだろうか。

 

私は順調に「代数幾何」上野健爾が進んでいて楽しい。

 

思えば東大院入試で、超越的手法で複素幾何を学んできたが大それて志望分野に「代数幾何」と書き、代数の予備知識が何もないため面接で落ちるという失態をしたのであった。

 

あれから20年。私は、どうせ就職は望めないだろうから、代数幾何学者になることを決意し、スキームを学んでいるのだ。

 

ちなみに松村も1/4くらいは読んだ。

 

学部の専門は微分幾何と表現論、博士号は解析(半線形偏微分方程式)なので、かなり各分野学んできた。解析はかなり泥臭いので、かっこいい数学を学びたい人は見向きもしないだろうが、それなりに研究を続けてきた経験は後で生きると思う。

 

私は本当に、10年後はトップクラスの研究者になることを夢見て日々学んでいる。

 

さて、研究と教育は何割ずつがいいのかは諸説あるだろうが、私は

 

 

研究100パーセント

 

がいいと思っている。

 

チャイムが鳴ったら「やだなあ」と思いながら、スキーム理論の勉強をやめて、何の準備もせず手ぶらで教室に行くのだ。

 

そうして、「どこまでやったっけ」とノートを覗き込んで、4時間近く何も見ずに話す。

 

これが私のストレス発散法だ。

 

そういえば、麻布中学高校に伝説の数学の名教師がいたらしい。

 

入学後6年間数学を担当するのだが、初回の授業にクラスに来て、

 

 

  「いいかね、皆さん、数学は詩だ。なんて美しいんだ。とういうわけで、私は授業をしません。質問があったら職員室に来てね。」

 

 

で6年間授業がなかったらしい。これこそが理想の教育ではないだろうか。

 

大体やる気のない人に詰め込んでも意味ないし、やる気のある人は自分で勉強するし、ということで、講義なんかいらないじゃん。という話だ。

 

私の言っている、「英語1日習得法」もこれだ。心から英語を習得したくなったら、

 

「中学レベルの文法問題集」とラジオ講座1年分を一日で勉強するのだ。伴奏者がいればできるよ。

 

興味のある方はお問い合わせください。