昨日のUFCはウェルター級のトップコンデンターが一挙に集結した
とても内容の濃い大会でした
まずはウェルター級 ６位のジョイク・エレンバーガー
相手は “ザ・グレート” こと、ネイサン・マーコート
かなりの好カードで、どちらもアグレッシブなファイターなので勝負を決するので
２Ｒも必要ありませんでした
ジェイク・エレンバーガーの右フック一閃
ウェルター級の威力とは思えないほどのパワーでネイサン・マーコートを下しました
これはもはや６位の実力ではありません
完全にチャンピオンを脅かす存在となりました
そしてセミメインに登場した、ウェルター級 １位のジョニー・ヘンドリックスと
ウェルター級 ２位のカルロス・コンディット
この試合の勝者が次期タイトル挑戦者になることは濃厚で、
とても素晴らしい試合となりました
１２ｃｍの身長差があったので、ジョニー・ヘンドリックスの左フックはあたらないかと思いきや
コンディットの攻撃を恐れず、間合いを一気に詰め簡単に左フックを当てていました
終盤は、ジョニー･ヘンドリックスが攻め疲れ、カルロス・コンディットが優勢でしたが
テイクダウンをとった数も圧倒的にジョニー･ヘンドリックスだったので
判定３－０でジョニー･ヘンドリックスの勝利となりました
そしてメインのウェルター級タイトルマッチ
UFCウェルター級王者 ジョルジュ・サン・ピエール
ｖｓ
StrikeForceウェルター級王者 ニック･ディアス
２年前に一度流れた試合で、ウェルター級の最強を決める試合となりました
総合力ではサン･ピエール、しかし打撃ではニック・ディアスに分があると思いました
それを警戒したのか、サン・ピエールも開始早々にテイクダウンをとりグラウンド勝負へ
しかし、ニック･ディアスも柔術黒帯で寝技を得意としているので、
グラウンドでも一本勝ちもあると思いました。
・・・が、相手はサン・ピエール
グラウンドでも完全に支配され、なにもさせてもらえませんでした
ここまで差があるのかと思わせるほどの、グラウンドテクニック
１，２Ｒは完全に支配されました
４Ｒで若干攻めづかれたサン･ピエールに、ニック･ディアスが打撃を打ち込んでいきましたが
危なくなるとサン・ピエールはすぐにテイクダウンをとるので、
もはやニック･ディアスに勝ち目はありませんでした
やはりサン・ピエール攻略には、あの驚異的なレスリングを封じ込めるしかなさそうです
判定３－０で、サン・ピエールの完勝でした
サン･ピエールもコメントしていましたが、打撃力だけで勝負できればニック･ディアスにも
十分勝機はありました
ですが、これは総合格闘技
まさに総合力でサン・ピエールが制したという試合でした
試合後、ニック･ディアスが引退を思わせるコメントを残していましたが、
まだ２９歳ですしこれからの選手だと思います
大好きな選手なので引退はしないでほしいです
ディアス
また強くなって帰ってきてくれ加圧トレーニング アームリンググループ パーソナルトレーナー・おおつぼ
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