ボストン美術館展へ行ってきました | 心と身体の声を聴いて人生がラクになる〜トリニティヒーリング・シータヒーリング®️伊藤浩子 

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雨が降る中、上野の東京国立博物館へ行きました。


ボストン美術館所蔵の作品~日本美術の至宝~が展示されています。

6月30日までやっているそうです。


今回の東京行きのもうひとつの目的です。


アメリカボストンへ行かなくても、ボストン美術館の芸術品を

みることができるのです!!!!!


ボストン美術館と言うと、東洋美術の殿堂といわれていますが、

ものすごい数の日本の芸術品も持った美術館です。


その最大最高の存外秘蔵コレクションを今、一挙公開しているのです。


歴史の教科書に出てきたフェノロサや岡倉天心が収集していたことから始まり、

今や総数10万点以上で海外にある日本美術コレクションとしては

世界随一の規模と質の高さを誇ることで有名です。


今日、そのまぼろしの国宝とも呼べる日本美術の至宝を観て来ました。


絵巻、絵、仏像、着物、刀などの工芸品、どれを見ても、圧巻、感激の嵐です!


見たことのない芸術ばかりです。



生きているあいだに里帰りしてくれて、見ることができて本当に良かった。


今まで外国の美術館って行っても見れないことが多かったので。


よくわからない休みがありますし。


見ることできて、嬉しい~の連発。


内容的に滑稽で面白いのもあり、芸術を超えて凄かったです。


今日見た中で一番面白かったものは、遣唐使吉備真備(きびのまきび)

の活躍を面白おかしく描いた”吉備大臣入唐絵巻”でした。


文章の解説が付けられた絵巻です。


遣唐使は大変な苦労の連続ですが、面白い物語が書かれています。


少し触れてみると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


唐に到着し、唐の使者に迎えられたの吉備真備でしたが、

案内されたのは鬼の出る生きて出るものがないと言われた楼閣。


ある夜、吉備大臣のところに鬼になったしまった、先に唐へ渡っていた

阿倍仲麻呂が現れる。


そして吉備大臣に協力することを誓い、姿を変え、一緒に難題を

解決してゆくのです。


唐の使者は吉備大臣が生きていることに驚きましたが、次の難題として

”文選”という難読書の試験を吉備に課してきました。


唐の高潔な人間でさえ難しい文書をどうやって読み解くのか?


阿倍仲麻呂の幽鬼が案内し、超能力で楼閣を抜け出し、試験問題を

盗み聞きしました。


超能力で空を飛ぶ絵が昔なのに信じられない~


使者に唖然とされるほどの出来となり、クリアしていきました。


次の難題、見たこともないゲームの囲碁。


吉備大臣は碁石を飲み込み、ばれかけて調べられ、

排泄物の中まで調べられるが超能力を使って体内に石をとどめた。


調べるときの唐の使者の臭そうな様子の絵もまた面白いです。


次々と難題をくぐりぬけ、最後は唐の皇帝が諦め、吉備大臣に

日本に文選や囲碁をもって帰ることを許したそうです。


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大昔ですが、超能力を使っていたというところなども書いてみたく、

こんな長くなってしまいました(汗)



これらの至宝がかつて本国日本で珍重されずに、二束三文で流失して

しまったことは残念ですが、しっかり保存、保管されていたこと、

そして今回里帰りすることができて日本の人たちが見ることが出来たこと・・・・


ボストン美術館でよく出してくれたものです~嬉しい限りです。


20数年以来の美術好きの私の長~い話につきあって読んでくださり、

ありがとうございます。



感謝をこめて☆