模型界隈をザワつかせた（？）、ウェーブから出た新ツール「ディテールパンチ」です。
台形①、台形②の2種が同時リリース。
その名の通り、いわば穴あけパンチの「ディテール」版。プラ板を挟んでガチコンやるだけで簡単に連続状の台形に切り出すことができます。
ちなみにプラ板は公式上0.3mm厚まで対応。
裏から見るとこんな感じ。プレス機のような形状ですね。
「台形①」が均等な形を同時に2種、「台形②」がひとつずつの台形の長さが異なるものになります。
さすがに穴あけパンチほど簡単な力ではいかないので、もうちょっと"グッと"押します。「台形②」の方は比較的素直にガチコン切れてくれます。
切り出した後にプラ板に残った箇所も工夫次第で使っていけるでしょう。
ひとつ問題なのは個体差なのかどうも刃が詰まりやすい点。レバーを分解して調整しなおすことで対処できます。
加えてこのレバー部分がプラ製なので、経年による劣化が心配な点もあります。
ホントに0.3mm厚までが対応のようで、0.5mmプラ板で試したら切り出せませんでした。刃の劣化も招くので無理やり使うのも止めた方が良いでしょう。
これの一番感動したのが、切り出したプラ板の間に、さらに短冊状にカットしたプラ板を挟んで接着することでものすごく簡単にラジエーター状のディテールを作り出すことが可能な点です。
ラジエーターを作るとなるとほとんどが手作業で均一にカットしなければならないことが多かったものですが、本商品の登場でほぼワンタッチでそれを作り出すことが可能になりました。
これを使ってガンプラなどのキャラクターモデルのちょっとした隙間に簡単にディテールを追加することができるように。
無論任意の長さで調整できますので、ロボットものの装甲ディテールだけでなく、ダクトやレール砲/スマートガンのレーン内部モールド、はたまた∀ガンダムのスラスターベーンのようなディテールに応用が可能です。
ということでディテールパンチでした！
これで自作パーツのハードルもかなり下がったのではないでしょうか。気が向けば今後これを応用した作品も作っていこうと思います(笑)
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