ガンダムファイト開始!地球に落ちたガンダム
バンダイ ROBOT魂 シャイニングガンダム レビュー
「ROBOT魂 シャイニングガンダム」
「機動武闘伝Gガンダム」より、主人公ドモン・カッシュの駆る前半主役機、シャイニングガンダムがロボ魂で登場。
長らく放置しておりましたが(苦)、東京MXにて放送開始記念としてついにレビューです!ブルーレイBOX発売のときとかタイミングはいくつかあったんですけどね・・・
Gガンなくして今の私はなかったと言っても過言ではなく、ロボ魂化やブルーレイ発売には感激する次第であります。そして25年ぶりに地上波放送を拝めるとは・・・
設定画よりはアニメ劇中の思わせるプロポーションで、ノーマルモードの顔つきも十分カッコ良くできております。V字アンテナと頭部冷却フィン(スーパーモード時開くところ)部分も異なる色合いにされていて芸コマですね。
機体各所の黒いラインもはみ出すことなく塗りわけされています。
胸部の○はクリアー素材ではなくメタリック塗装。
可動。
モビルファイター同士による激しいアクションが魅力の作品だけに、関節機構も技術を余すことなくふんだんに取り入れられています。
ゴッドガンダムと同様、股関節スイングや膝のロール軸も健在。
付属品。
股関節に直接取り付けるほか、アダプタパーツを介して魂STAGEなどに取り付け可能。
ビームソードはクリアー製のものが2本付属。
「G.GUNDAM」の文字までは再現されておりませんでした;
頭部は各パーツの組み換えでノーマル・バトル・スーパーモードの3種全てを再現可能。顔半分をまるごと差し替えることによりアニメ作画を思わせる精悍な顔つきを可能としています。
こちらがバトルモード。
もちろん「シャイニングフィンガー」再現用の手首パーツ付属。取り付け位置を変更することで腕部カバーがせり上がるギミックも再現。
個人的にはもっとグワっと開いててほしかったところ。
そしてパーツの差し替えや取り付け位置の変更により「スーパーモード」も再現可能。ただ展開したトサカの部分の角度が低めな印象を受けます。
肩の放熱板や腕カバー内部、ふくらはぎのバーニア部分はスーパーモード発動時の金色のカラーで塗装されております。
コダワリ派はもう1体用意して金色の箇所を設定カラーのグレーに塗りなおすのも良し。
ゴッドガンダムと。
マスターガンダムと。
結婚式のとき作ったシャッフル同盟と共に。
今でも商品化を待っています・・・
以下、ポーズ集。
「出ろぉぉぉぉ!シャイニングガンダァァァァァァムッ!!」
「モビルトレースシステム・スタンバイ。脳波、血圧、心拍数、呼吸、体温、代謝機能、オールグリーン。」
SHFドモン・カッシュとあわせればあの準備運動もバッチリ再現可能。
「ガンダムファイトォォォーーー・・・スタンバァァァァァイ!!」
「レディィィィ・ゴォォォーーーーッ!!」
「はぁぁぁ・・・とぉぉぉぉぉぉぉりゃアッ!!」
「貴様が銀色の脚ならば!俺は黄金の指ィッ!!」
「必ぃぃぃぃ殺ッ!」
「シャァァァイニング!フィンガアアアァァァァァァ!!!」
よく同級生の顔面にアイアンクローしませんでした?
「俺のこの手が~」の口上は実は3話からだったりします。そしてシャイニングフィンガーを繰り出すバンクシーン、頭部のみ全てのフィンが展開して作画されていましたね。ミスなのかあえてなのか・・・
「ガンダムファイト、国際条約第一条!頭部を破壊された者は、失格となる!!」
「ガンダムが光っている・・・!何故だぁ!!?」
「兄貴・・・いやキョウジ!俺はお前を許さない・・・!母を死なせ、父を辱めたお前を、絶対に許さない!!!」
「ご覧ください。あれこそが我々のシャイニングガンダムの、真の姿!」
「真の・・・姿だとぉ!?」
「そうです・・・彼の異常なまでの怒りが頂点に達した時、その感情がエネルギーとなり、最大パワーを発揮できる、あの姿へと変形できるのです!」
「つまり、このネオジャパンのシャイニングガンダムを本当に使いこなせる者は、兄への復讐を誓った、ドモン・カッシュ!ただ一人だけなのです。」
「俺のこの手が光って唸る!お前を倒せと輝き叫ぶ!」
「くらえ!愛と、怒りと、哀しみのォ!」
「シャイニングフィンガー・ソォォォォォォォォォォドッ!!!!」
「メン!メン!メェェェェェェェェェェン!!!」
~ソードまで言い切ったのはスーパーモード初登場のこの1回きりだったりしますね。
「そうだ… 共にゆこう。 そして強く、強く、強く、強く、強くなるのだ…」
ついにマスターガンダムと対決!
「んん!何をする気だぁ!!」
「うるさいッ!!俺のこの手が光って唸る・・・師匠の名を借りるお前を倒せと、輝き叫ぶ!」
「!」
「必ぃぃっ殺!シャアアァァイニング!フィンガァァァァァ!!!」
「ならばぁっ!!ダァァァァクネス!フィンガァァァァァ!!!」
「甘いぞドモン!貴様のシャイニングフィンガーなど、このワシには効きはせぬわぁッ!!」
「どうだ!?これでもまだワシの言葉に従えぬかあっ!」
「違う・・・!俺の師匠は、こんなことをする"漢"じゃない!!」
「ならばあっ!その右手を砕いてでも、信じさせてくれるわあああっ!!!!」
「ぐあああぁぁぁあぁああぁあ!!!!」
「衝撃!シャイニング・フィンガー敗れたり」より。
「師匠!俺はあなたと1対1で決着をつけたい!勝負の方法は・・・ガンダムファイト!!」
「よかろう・・・受けてたつ!ふぬあぁぁぁぁぁああ!!」
「そ、そんな・・・!このワシが、東方不敗が手も足も出せんなどということがあってぇ、たまるかぁぁぁっ!!」
「や、奴は・・・ワ、ワシを超える・・・つもりかぁぁ・・・っ!」
「キョウジ・・・いや兄さん!もう終わらせるよ・・・!」
「キング・オブ・ハート!シャァァァァイニング!フィンガアアァァァァァァァァァァァッ!!!!」
「き、消える・・・!俺の怒りと憎しみ、復讐は消えていく・・・!」
「うるさいっ!アンタの都合なんか聞いていられるか!俺はいつまでもアンタの弟子でもなければ、オモチャでもなあああああああああい!!!!言いたいことがあったら!ハッキリ、言ってみろぉっ!!」
「こっ・・・こ・・・このぉぉぉぉ!!」
「どぅあああああああああ!!!」
これがシャイニングガンダム最後の戦闘シーンとなりました。戦闘不能になっただけでこの後も大きな見せ場があります。
後期OPでもその姿が描かれ、今川監督の「シャイニングガンダムのことを忘れないでほしい」という願いがこめられており、劇中終盤でも一瞬のみ登場しています。
以上、シャイニングガンダムでした!
MXでの放送にかこつけて今更なレビューとなりましたが(笑)、作品を見ながら遊ぶには最適すぎるくらいの完成度を誇っています。
プロポーションや造形はもちろん、差し替えパーツなどによる各形態の再現は言わずもがな、なによりもシャイニングガンダム立体物史上最高峰の可動域により劇中のアクションの数々が思いのままです。
ファンにはたまらない一品なのですが・・・やはり風雲再起以降のラインナップは特に予定されていないのが残念なところ。
このクォリティでのシャッフル同盟(新旧)揃い踏みとか、いろいろ期待してたのですが(笑)
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