至高の可変機。
バンダイ METAL ROBOT魂(Ka signature) ゼータプラスC1 レビュー
「METAL ROBOT魂(Ka signature) ゼータプラスC1」
「ガンダム･センチネル」より、ゼータガンダムを量産化した機体・ゼータプラスA1型をベースに、宇宙用として再設計されたC1型がMETALROBOT魂で登場。
機体番号は「02」となっており、テックス･ウェスト少尉機として商品化されています。
ロービジカラーが最高にクールですね。
やや墨入れが雑なきらいはありますが、全体的な質感はよくできています。
本体色にはボカシ迷彩塗装がほどこされており、軍用機然とした本機の魅力を最大限に出されています。
フレームの隙間から覗くゴールドやシルバーの塗装がこれまたカッコイイ。
マーキング類はプリントで再現されています。
可動。
主要関節のほとんどにダイキャストが使用されており、アクション/変形ともに安定性があります。
後述するビームスマートガンを構えるのにも十分な渋さです。
変形ギミックが影響して、股関節フレームがパカパカと開きやすいのがやや難点。個体差なのか右翼のプロペラントタンクも外れやすいです。
付属品。
今回も専用ベースが付属しています。
よく見る股関節下部にアダプタを付けての台座接続状態。
こちらが背部バインダー用のアダプタを使った取り付け状態。
足回りがすっきりと見えますね。
専用武装であるビームスマートガン。
こちらも造形･塗装ともにクォリティが高く、質感十分。
本商品独自のギミックとして、銃尾にサブグリップが展開します。
Ex-Sにあったギミックと同様ですね。
腰部ビームガンは正面に構えられるほか、設定通りにビームサーベルを取り外すことが可能で、ビーム刃も付属しています。
頭部アンテナはMS用・WR用・可変タイプの3種が付属しており、可変タイプを使用すれば文字通り差し替え無しの完全変形を楽しむことができます。
それでは本商品のキモでもあるウェイブライダー形態への変形へ。
さすがに頭部の収納方法は原作設定通りとはいかず、ゼータガンダム方式となっていますが、肩関節・股関節などの複雑な変形ギミックはバッチリ再現されており、ヒンジにはダイキャストが使用されているため強度も申し分なし。
差し替えでランディングギアも取り付け可能です。
前述のように可変タイプのアンテナを使用すれば完全変形が可能ですが、やはりパーツの干渉がかなりタイトなため、アンテナを取り外してから行うのが最も安全です(笑)
こちらがウェイブライダー形態。
量産化にあたり変形を簡略化したそうですがとてもそうは思えないｗ 見事なシルエットの変化、そして見事なスタイリングです。
航空機の形状になることでより一層ロービジ塗装が映えますね。 機体中央あたりの情報量が素晴らしい。
補助翼が展開可能。
台座への取り付けは3タイプ選ぶことができます。
それぞれ異なるアダプタパーツを使用。
さらに別売のEx-Sガンダムに付属するビームスマートガンも取り付けることが可能。
ディジェに付属したハイパーメガランチャーも取り付けできるとのことですが生憎所持しておらず･･･；
Ex-Sガンダム、FAZZとの比較。
そういえばFAZZをレビューしていないことに気づく･･･(汗)
以下、ポーズ集。
ダイキャスト関節により武器の保持もバッチリです。
フルカトキアタック。
以上、ゼータプラスC1でした！
スタイル・可動・変形を見事に再現したゼータプラス立体物の決定版的な出来栄えでお見事！
約1/144スケールにしてアンテナの変形を実現させているのも驚異的。
惜しむらくはプロペラントタンクが外れやすいことや股関節フレームが開きやすいことですね。
しかし他商品との連動もあり、プレイバリューはとても高く、飾っても遊んでも良しなベスト玩具です。
機体番号03のシグマン機が現在魂ウェブ商店にて受注中の模様です。
買い逃した！という方はチャンス。
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