フライデーちゃんがサポート。
バンダイ S.H.Figuarts アイアンマン・マーク45 レビュー
「S.H.Figuarts アイアンマン・マーク45」
「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」より、トニー・スタークが劇中終盤で装着するスーツ、アイアンマンマーク45がSHFにて登場。
マーク45のアクションフィギュアとしては世界最速での発表・発売となりました。今ではホットトイズでも発表こそされましたが発売予定はまだまだ先ですしね。
あのハズブロ社・「マーベルレジェンド」よりも早くバンダイが出したことは驚きであります。
さてそのマーク45。これまでのスーツとはまた違った独特のプロポーションが特徴。
丸みを帯び、かつ太く線も比較的シンプルになり、かなりマッシブで、装着型というよりは肉体変化したようなデザインに感じられます。(まぁ装着してるんですが) マーク5を彷彿とする脊髄のようなディテールがより人間的な見た目になってると思います。
本商品でもその辺が上手く再現されていますが、少々小顔気味で、目も劇中に比べるとあまり吊り上がってないように見えます。代わりに(?)パール塗装が施され綺麗に見えます。 かっこいい・悪いで言えばかっこいいから良いんですが(笑) 股関節の処理はマーク43以上に自然になっていますね。
カラーリングは劇中だとメッキでもかけたようにギラッギラしてましたが商品では落ち着き目な色合いに。 足首にはダイキャストを使用。
可動。
さすがアーツとあってよく動きますが、マーク43と比べると胸部があまり回転しなくなったか。股関節を引き出し、太もも付け根のボールジョイントにより自由な動きが可能ですが、パンツ部分と太もも上部が干渉し塗装がハゲる恐れがありますので注意を。
付属品。
いつも通りの内容といったところｗ 残念ながらビー○サーベルのようなレーザーエフェクトは付属しておりませんでした。
従来のSHFアイアンマン同様に各エフェクトを装着可能。
また、これまではハンドパーツを変えるたび手甲パーツも付け替える必要がありましたが、今回は全ハンドパーツに手甲部分も取り付けられているため、付け替えやポロリする煩わしさがなくなっております。
以下ポーズ集。
マーク45では補助AIがこれまでのJ.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)ではなく、女性型AIの「フライデー」が担当することに。ジャーヴィスはヴィジョンとして新生してしまいましたからね。
お馴染みの床パンポーズ･･･ですが劇中では見られませんでした。
何せ出番が少なかったので、これといった活躍は印象は薄い方でした(苦) その分ハルクバスターが大暴れしてくれましたけどねｗ
フライデーもジャーヴィスほど人間味のあるユーモアっぽさはあまり感じられなかったかな～と。
「やあ！ じゃあ･･･バスタブに移ってくれ。」
少ない活躍の中でも印象的だったレーザー光線が再現されてないのは残念なところ。おそらくそんなギミックを知る前に製作していたのかな～と思ったり。 パーツ交換できそうにも見えないですし、サポートパーツで補完という可能性もないかと思われます；
首がものすごく下を向くので「やっべ、中に入っちまった！！」的な動きができたり。
マーク43との比較。
プロポーションや、線のシンプルさが伺えます。カラーリングも濃い目になっていますね。
「それは、昔爺様が言ったように･･･」
「”団結”だ。」
キャップの素顔がないのでラストバトル再現とはいきませんが一応それっぽく。
以上、マーク45でした！
バンダイの海外キャラクター製品としては異例の(?)世界最速フィギュア化とあって、完成度が高く、よく動くマーク45を手にとれたのはとても評価できるポイントであると思います。
しかし早すぎたゆえに劇中印象のあったレーザーギミックなどが再現されておらず、エフェクトも従来のＳＨＦアイアンマンとあまり変わり映えはしないので、その辺はやや歯がゆいかも。･･･もしかするとハナからレーザーエフェクトなど付ける気はなかったのかもしれませんが(爆)
とはいえマーク43の時気になった股関節の処理や手甲の付け替えの手間が省けたのは大きなプラス。
映画の興奮が冷めぬ内にいち早くマーク45のフィギュアを手に取りたい！！という人向けな商品ですね。 10月に発送されるウォーマシン・マーク2とも早く並べてやりたいところです。
■商品
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