MG νガンダムVer.Ka 改修塗装完成 | @in's Hobby Room

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ホントに伊達じゃなかった。

ガンプラ MG νガンダムVer.Ka 改修塗装完成

 


 

「MG 1/100 νガンダム Ver.ka」

 

劇場作品「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」より、アムロ・レイ最後の乗機νガンダムがMGにて新生。

 

以前にもMGキットで発売されている本機ですが、今回は「Ver.Ka」として機体デザインを「ガンダムフロントTOKYO」でのDOME-Gの映像イメージを元にカトキハジメ氏の手によりリニューアル。さらにVer.Ka独自のギミックも盛り込んだ内容となって昨年末に発売。

 

なんとパーツ数は580個にも及んでおりその数はPGキットにも匹敵する内容。丸一日使いましたが組み立てるだけで10時間かかりました(笑)

ライフルの合わせ目消しや各部ディテールアップの他、LEDユニットも用意しました。
ダブル・フィン・ファンネル状態にも組み換え可能。
さらに「モデル・スタンド・ガレージ」および「ガンプラビルダーズパーツ MSフィギュア」も製作、格納庫での整備中をイメージしたディスプレイが可能です。

 



工作内容
・仮組み。
・アンテナをシャープ化。
・バーニアパーツをディテールアップ。
・LEDユニット内蔵。
・モデルスタンドガレージ、MSフィギュア製作。

 

・ゲート、パーティングライン、合わせ目消し、ヒケ処理(400~1000番ペーパー使用)。
・サーフェイサー吹付け。
・塗装~仕上げ。

 


別売のガンプラ用LEDライトユニットを使えばツインアイを発光させることが可能。こちらは難しい工作も必要なく、ただ内臓するだけです。

 

 

本キットにおいてもっとも特筆すべきはやはりマニピュレーター(手)でしょうか。ついに1/100スケールでの全指可動が実現しました。なんと1パーツ構成になっており、ランナーから切り放したら手甲パーツを付けるだけで完成します。

さらに武器保持用のピンが引き出し可能となっており、武器側にも接続ピンがあるため、これまで以上にしっかりと保持させることが可能となりました。

ただ欠点としてはその肝心の指がポロリと取れやすいところ。ランナーから切り離す時点で取れましたw

その点では「関節技 極め手」の方が安定してますね。あっちは組み立てが面倒臭いけど。

 

膝のシリンダー部分はミラーフィニッシュを使用してメタリック感を出しました。

 


ファンネルなしの状態。

 


塗装(全てMrカラー使用)
~νガンダム~
白:クールホワイト
白2:ホワイト+ニュートラルグレー
胸部:ネービーブルー+ブラック(少量)
黄:黄橙色
赤:レッド(1)
関節など:ブラック+シルバー+マルーン(少量)
バーニアなど:ブラック→メッキシルバーネクスト

墨入れ(タミヤエナメルカラー使用)
白:ブラウン
その他:ブラック

 

付属の水転写デカールを使用し、つや消しコートで仕上げ。 水転写デカールの数も100以上。気が狂いそうでした(爆)

 

 

台座、およびファンネル展示用の支柱も付属するのでファンネル射出・攻撃状態でのディスプレイが可能です。セットするのがえらい面倒ですが(笑)

 

そうそう、本キットもうひとつの難点がこのフィン・ファンネル。もちろん6基も組み立てるのが面倒くさいということも含みますが、収納状態(記事の一番最初の写真)での接続があまりにも脆くすぐ取れてしまう点。ファンネル同士をつなげて本体に接続しようとするだけでポロポロ・・・ これはかなりストレスでした。HGUCキットの方がしっかりと接続できましたし。

 

νガンダムってこのフィン・ファンネルのせいで模型的にはあまりいいことがないんですよね~。組み立てや接続の面倒さ、さらにファンネルの自重により本体を立たせた時のバランスが悪くなってしまったり。

いっそ非変形のタイプも付属してくれればよかったんですが。

ちなみに本キットのフィン・ファンネル1基分のパーツ数が15。これを6つ作らねばなりません(爆)

 


 

「いけっ、フィン・ファンネル!」



    

  コ

 コ     コ

 

 ココ     コ

 

  
ハイパー・バズーカはもちろん背中のマウントラッチに接続、手に持たせることも可能です。これだけ大きい獲物でもしっかり保持してくれます。

 


キットオリジナルギミックとして砲身が伸縮可能になっています。

アムロ+バズーカは無敵。

 




 

ビームサーベルには各タイプ用の刃が付属。左腕に内臓されている隠しビームサーベルのギミックももちろん再現可能。


 

 

 

「シャア!!!」

 

アクション性も高いので劇中終盤の殴り合いもできます。デカールが怖くてそんなに派手に動かせませんでしたがw


そして本商品最大の特徴が・・・



 

本体の各部が展開。一部パーツは取り外します。


 

 

こちらが本キットのために新たに設定された「発動モード」。

なんとユニコーンガンダムから設定を逆輸入し、本体の各装甲が展開しサイコ・フレームが露出するようになっているのです。


サイコ・フレームのパーツはもちろんクリアー成型。

「νガンダムはコクピット周りにしかサイコ・フレームを入れてなかったんじゃ・・・」というツッコミはもはや不要(笑)

 

 

 

通常← →発動モード。

ユニコーンガンダムとは異なりそれほど身長は変化しません。

 


 

特殊樹脂なのでブラックライトにも反応。


 

 

「たかが石ころひとつ!ガンダムで押し出してやる!!」


パーツの組み替えによりダブル・フィン・ファンネル状態にも組み替え可能となっています。

左右6基ずつ、計12基のファンネルを装備させるには別売の拡張ユニットが必要になります。

 


~アムロ・レイ~
髪:ウッドブラウン
肌:キャラクターフレッシュ
青:スージーブルー
赤:レッド(1)
黄:イエロー
白:クールホワイト
黒:ブラック
バイザー:クリアイエロー
墨入れ:タミヤエナメルブラウン、およびブラック



 

こちらが「モデル・スタンド・ガレージ」。組み立てキット式。ガンプラ専用ではなくメカニックモデル全般に使用可能です。パーツは多め(笑)

 

~モデル・スタンド・ガレージ~
グレー1:ファントムグレー
グレー2:ニュートラルグレー
墨入れ:タミヤエナメルブラック


 

そしてこちらが「ビルダーズパーツMSフィギュア」。フィギュアは立たせやすいようにプラ板で台座を追加しています。

 

~MSフィギュア~
白:クールホワイト
グレー:ニュートラルグレー
バイザー:スージーブルー
墨入れ:タミヤエナメルブラック

 


 

 

このようにすれば格納庫でのシーンをイメージしたディスプレイが可能。


 

 

スタッフが多すぎたかなw

 


寝かせても使えます。

一歩間違えればガリバー旅行記ですが(爆)

 


アムロ大尉が出るぞーー!的な。

 



素組みとの比較。

すぐわかる変化はバーニアのディテールアップくらいですかね。

 


以上、νガンダムVer.Kaでした!!

 

まさに伊達じゃない、大物キットでした。ゆえに組み上げた時の満足感はかなり高いものと思います。デカール貼りもなかなかの苦行ですがw

それでなくても新たに採用された手首は一見の価値あり。今後の出荷や新商品で採用される際は指のポロリが改善されてくれればなお良いのですが。

※2月発売のMGシナンジュ・スタインではこの手首が採用されるそうです。

 

ファンネルの保持については少々不満が残るところですね。ブルジョアな方は拡張パーツを使ってファンネル全て固定専用に仕上げてしまうのも良いかもしれませんw