S.H.Figuarts 仮面ライダーファイズ レビュー | @in's Hobby Room

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いよいよ登場、夢の守り人です!

バンダイ S.H.Figuarts 仮面ライダーファイズ レビュー



S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーファイズ

「仮面ライダー555(ファイズ)」より、主人公の乾 巧(いぬい たくみ)がファイズドライバーを使用し変身する、仮面ライダーファイズが満を持してフィギュアーツ化。

ファイズといえばあの高層ビルや昭和歌謡曲オタクなどの変わり者で有名な「半田健人」氏が演じていたことでも有名。

今や珍しくもないですが、携帯電話で変身するライダーのハシリでもありますね。そのためか当時は変身ベルトの売り上げが平成ライダー歴代ナンバーワンだったとか。(現在はダブルドライバーが記録を更新)


パッケージは黒地に赤い文字という、ファイズのスーツをイメージしたような仕上がりになっています。


まさにガチムチと呼ぶに相応しいたくましい体つきになって造形されています。実物のスーツのイメージに近くてとてもかっこいいです。やや頭が小さい気はしますが私はそこまで気にならないですね。

前身を流れるフォトンストリーム(赤のライン)も綺麗です。


それより足長い。




複眼はもちろんクリアーパーツ。各装飾も良く造形されていますが、胸板がたくましすぎというか^^;丸みを帯びすぎていている感も。

ですがなによりポイントは腰から流れる脚のラインですね。これはいいムチムチ。ムチムチは正義。(えっ


足首などの関節も極力目立たないようになっているのも○ですね。





各可動。
なにより注目なのが、「ドラゴンボール」シリーズなどで使われていた「腰の引き出し式関節」が採用されていること。おそらくライダー系アーツでは初めてではないでしょうか?

長く望んでいただけに嬉しい配慮であります。開けていじるまで知らなかったw


股関節にも従来のような引き出し式が採用されており、前身がぐねぐねとよく動かせます。


付属品。

あれっ、左の持ち手は・・・;



「俺には夢はない、でもな、夢を守る事はできる!・・・変身!!」
専用ツール、「ファイズフォン」に変身コード、「555」を入力し、ファイズドライバーのバックルに装填することで変身完了。


こちらがそのファイズフォン。その名の通り携帯電話型のツールです。

ちなみに変身コードを入力し、ENTERを押すと「Standing by」、ベルト装填時には「Complete」という電子音声が発せられます。 しかしベルト装着者が不適合者である場合は「ERROR」という音声と同時に弾き飛ばされてしまいます(笑)

尚こちらは折りたたみ不可。無理に曲げようと力を入れるともれなく真っ二つになります。


前述の通り、かなり自由度の高い可動域です。


専用武器その1、「ファイズエッジ」。

普段はオートバジン(バイク)のハンドルとなっており、それを引き抜いて「ミッションメモリー」を挿入することで赤い刀身が現れます。


各種武器使用時にはそれぞれバックルのパーツを取り替えます。これはミッションメモリーの有/無の状態を再現させるため。

「ミッションメモリー」とは普段ファイズフォンに装着されているパーツで、ファイズの複眼を模した形になっています。写真左の左側のバックル中央にあるのがそのミッションメモリー。右側がメモリーが外れた状態のもの。

この場合はファイズエッジのグリップ部分にミッションメモリーが取り付けられているのがわかります。




刀身はSIC極魂ではちゃんとクリアーパーツだったのに、倍額以上するこちらの商品では残念ながら塗装により再現。クソッ、なんでだ!!


武器その2、「フォンブラスター」。

 

今度は左腰に装着されているパーツを取り外しておきます。バックルもメモリ無しのものに差し替え。



これが専用武器その3、「ファイズショット」。
”デジタルカメラ型パンチングユニット”というややカオス染みた武装であります。通称「デジカメパンチ」。 尚、こちらは手首と一体になっており、取り外しは不可。




”パンチ”武器の割りに”ショット”という名前なんですな。

ちなみにデジカメだけに画像・動画も記録できるらしいですがやはり劇中未使用。


ライダーパンチ風に。


そしてもう一度腰のポインターを取り外し、今度はミッションメモリーが取り付けられた状態のポインターを右足に装着。



こちらが必殺技・「クリムゾンスマッシュ」発動のための待機状態。


尚、必殺技は各ツールにミッションメモリーを挿入した状態でファイズフォンのENTERを押すことで「Exceed Charge」という音声が発せられると共に、フォトンストリームを経由してフォトンブラッドを注入することで発動。


ファイズといえばやはりこれが一番印象深いポーズですね。 腰を深く落とすためヤンキー座りっぽいのが特徴。



今回のプロポーション、初の腰の引き出し関節などは全てこのポーズが決まるように設計されたのかなぁという気がします。これは素直にバンダイよくやった!というところですね。
かなり前屈しているのがおわかりになるかと。




こちらがその「クリムゾンスマッシュ」。通称「クリスマ」。

いわゆるライダーキック式の必殺技で、ポインターから円錐状の赤い光を放って標的をポイントし、そこへ蹴りを放つ。


足裏のモールドもしっかり彫ってあります。・・・が、残念ながら彩色まではされず。


クリスマを含むファイズの必殺技を受けて倒されると、その場に赤い「φ」の文字が浮き出る。


こうなるとやはりクリスマやφの文字エフェクトが欲しくなりますね~。どうせ付かないだろうとは思ってましたがw 自作するかなぁ。


極魂版 との比較。

当然ながら親子ほどの差がありますねw


しかしこれでSICのアレンジがよくわかります。


極魂ではちゃんと指先も塗ってあるし、ファイズエッジはクリア成型だし・・・

1/3くらいの価格のものがここまでできるのにフィギュアーツはなんで!?コストか!またコストを言い訳にすんのか!?しかしどちらの商品も同じ部署だろう!そのくらい頑張れよ!!(怒


平成主役のアーツ組とご一緒に。これで平成10人ライダーもあと5人を残すところですね・・・(Wは11代目なのでノーカン)
しかしさすがにクウガなどの初期組はプロポーションが; 並べると違和感出ちゃいますよねぇ。



クウガ本人よりも上手く必殺技のポーズがつけれるとはこれいかに。

最初っからこうしてればよかったんや・・・

ガチムチ組。

さすがにアルティはでかいですね~;

携帯属性ということでライジングイクサとも。


・・・・・。

クライマックスフォームー!はやく来てくれー!!(ヤツも携帯で変身するので)

ベルトが外れやすいことに定評のあるファイズドライバー。やっぱベルトが外れないファイズなんてファイズじゃねーよなー!

というわけで装着者はやっぱりこの方ですが、不適合者のためこの後に彼は・・・


ちなみにファイズドライバーの適合者とは「オルフェノク」であること。「オルフェノク」とはファイズに出てくる怪人たちの総称。クウガで言うグロンギ、Wで言うドーパントってとこですね。

つまり主人公の乾巧は・・・後はわかるな?


以上、ファイズでした!

 

点数でいえば90近く、と言いたいところですが、左の持ち手がない、塗装の簡略などでかなり損をしてますね・・・; 劇中未使用の武器つけるくらいならそっちに回せ、ってとこですね(苦)

しかしファイズ好きな方には押さえて欲しい一品であることも確かです。


果たしてアクセルフォームやブラスターフォームなどの強化形態も出るのでしょうか? なにより「カイザ」の商品化が望まれるところではありますね。 あとはウルフオルフェノクあたり。


10月開催の「魂ネイション」で情報が出ればいいんですが。

ファイズフォンを横方向に折り曲げて完成する光線銃。ライジングイクサのアレと同じですね。

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この場合は電話ごと取り外されているバックルに差し替え。尚、バックルパーツは2つのダボで接続されています。

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見た目の割には「ブラスター」なんて大層な名前ですn(ry

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ここで、ベルトの右腰部分に装着されている、「ファイズポインター」を取り外しておきます。

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そのままフォンブラスターに装着・・・はできないので専用のものに持ち替えます。
そう、ファイズフォンはこのポインターを取り付けることで射程を延ばすことができるのですが、劇中では未使用。


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