昨日も今日も、
そして多分、
明日も明後日も、
テレビをつけても、
ネットを見ても、
目に入るのは
コロナウィルス感染問題ばかりですよね。
増え続ける感染者数、
社会の混乱、
オリンピック開催の危機、
国境封鎖、
リーマンショック以来の株安、
世界で起こっている現実を知り、
そこに目を向けて、
自分の今後の対応を考えることも
大切なのはわかるけど、
そこにばかり目を向けていると、
気持ちも滅入るばかりですよね。
「もうやんなっちゃった」
そう思った時は、
まるで、
自分の机の上に地球をおいて
その地球の上で
右往左往している人類を
上から眺めているように、
世界中を他人事として
見てみるのも
面白いかもしれませんね。
「いい加減」に「適当」にね。
これらの言葉、
決して悪い意味だけじゃありませんしね。
ちなみに
「適当」
という言葉が
正反対の2つの意味を持つように
なった理由は・・・。
【こんな状態で世界を見られたら面白いですよね】
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「苦しい時は苦しいんだから、
ふざけてる余裕なんかない
っていうのももっともだけど、
泣いても笑っても
借金が減るわけじゃ
ないんだから、
ふざけてみる。笑ってみる。
冗談をいう余裕もなくなると
人は死んじゃうって考えるのは、
単純すぎかな?
少なくとも
『今日電車に飛び込むのはや〜めた。明日にしよう』
くらいの効用は
ある気がするけど。
で、明日になったら、
宝くじ3億円が当たったりして。
あるかもよ」
(高田純次)
今までに経験したことのないことが
おきている世の中、
今までの価値観が通用しない世界、
そんな場所で生きていくしかないなら、
この先、世界はどうなるか、
自分は今どうするべきなのか、
心の中に
不安と焦りと怒りと恐怖、
そんな暗く深い闇を抱えながら、
眉間にしわを寄せて、
この世の誰にもわからない
正解を探し続けるよりは、
「オレは今を大事にしてるから、
過去のことも未来のことも
全く考えてないんだ」
真顔で人にそう話して、
あとは、
とりあえず笑っていたら、
いつの間にか
心の中にも光がさして、
「きっと明日はいい日になるね」
そう思えるようになるかもしれませんね。
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あまり深く考えない。
世の中も人生も、
毎日を適当な気持ちで
楽しく過ごしたものの勝ち!
この人の、
言葉を聞いていると
そう思えるかもしれませんよ。
【知らないものは知らないよ】
「パリは寒いときに行くといいよ。行ったことないけど」
「スペインってオシャレなところだよねえ。行ったことないけど」
「オレはサッカーには
あまり興味ないけど
『勝ち点1は欲しいな』
とは言っておくよ」
【わからないけど、どうでもいいや】
「引越しそばはあるのに
引越しうどんはないよね。
ま、あったとしても、
食べて終わりだけど」
「オレはイタリア語が
ペラペラだけど、
意味はわからないんだ」
【できないけど、別にいいや】
「オレは100mを9秒で走れたよ。
バイクで」
「オレが好きな言葉は
『木も見ず、森も見ず』だよ」
【何か適当に言っとこう】
「キミ、誰かに似てるよねえ。
誰かはわからないけど」
「おじさんに欲しいものを言ってごらん。
そのかわり、あなたが
お金を出して買うんだよ」
「これがオレの最後の本だと
思ってくれていいよ。
売れたらまた出すけど」
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「いいことばかり続くわけがないんだ。
でもこれは言い換えれば、
悪いことばかりが
続くわけでもないということ。
やまない雨はないんだから。
もしいま悪いことばっかり
続いている人も、
気楽に行っちゃって
いいってことだと思うよ」
暗いニュースは、
いい加減で
(「いい加減」ではなく「いい加減」)
適当に
(ほどよい程度に)、
眺めながら、
「きっとなんとかなるね」
そう信じて、
自分のできるだけのことはして、
あとは、
その日その日を楽しみながら
明るく笑って過ごす。
「僕だって、なぜ自分が
ちょいと成功しちゃったのか
なんてわからない。
人並みの努力をしたかといえば、
そんなこと全くない。
ただ一つ、
他人よりも少しだけ
『楽しく生きよう』
と思っていたかもしれません」
(高田純次)
そんな生き方もいいですよね。
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「適当」の意味は
1 ある条件・目的・要求などに、
うまくあてはまること。
かなっていること。ふさわしいこと。
2 程度などが、ほどよいこと。
3 やり方などが、いいかげんであること。
悪い意味で用いられる。
となっていますが、
なぜ1と3のように相反する意味を
持つようになったのか?
諸説あるようですが、
戦時中、軍隊の装備品が
しっかりと適切に
管理、整理されているかを
確認するため、
上官が
「装備品は適当か?」
と尋ねるのに対して、
整備を忘れたことを隠すために部下が
「適当であります!」
と返事をして、
ごまかしているうちに、
だんだんと
「適当」が「いい加減」
という意味を含むようになってきた、
・・・という説もあるそうです。
また、「適当」の
「ほどよい」という意味が、
いつの間にか
「自分の好きなように」
「あなたが好きように」
という意味あいに変化した結果
「いい加減」「雑」
という意味がついた、
とも言われているそうです。
(https://eigobu.jp/magazine/tekitou
より参照させて頂きました)