熱く乾いた風の吹く、
灼熱の大地の地平線まで続く
長い道を歩き続けた
マルコ・ポーロ
板一枚下は、深く冷たく暗い世界。
360度、見渡す限り広がる
青く輝く海原を越えていった
ジェームズ・クック
人の力を超えた翼を得て
「空飛ぶもの」
となり、風となって
雲の上を飛んでいった
チャールズ・リンドバーグ
不可能を可能にし、
限界を超えた「その先」にある
世界へと到達していった、
陸・海・空の冒険者たちに、
人は感動し称賛を送るもの・・・。
それは、
彼らの姿に自らの姿を重ね合わせる
からなのかもしれません。
そう、
実際に陸・海・空での冒険は
しなくても、
人は誰でも、みんな
その先に何があるのか、
自分はそこにたどりつけるのか、
そのために何をしていけばいいのか、
それらに対する完全な正解など
存在しない
「人生」
というフィールドの冒険者
なのですから・・・。
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"Travel is my school.
I judge from the eye and think by the head."
「旅は私の学校だ。
自分の目で見、自分の頭で考えて
判断するのだ」
(マルコ・ポーロ)
どんな逆境にあっても
そこは自分の学校、学びの場と思って
自分の目ではっきり見て、
自分の耳でしっかり聞いて、
自分の体できちんと感じて、
自分で考え判断し、責任を持って
前進していくこと。
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"When someone tells you no, that is just the beginning.
The art of overcoming the word no is something you must master."
「誰かにダメだと言われたとしても、
それは最初の一歩にすぎない。
習得しなければならないのは、
そのダメだという言葉に
打ち勝つことだ」
(ジェームズ・クック)
ダメなのか、ダメでないのか、
それを決めるのは、
他人ではなく自分自身。
時に、
自分の心の中からさえも
聞こえてくる、
「ダメだ・・・」
という声に打ち勝って、
「自分はやる!!」
そう決めた時、
人生の扉がまた一つ、
開いていくもの。
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"What kind of man would live where there is no danger?
I don't believe in taking foolish chances.
But nothing can be accomplished by not taking a chance at all."
「全く危険が無いところで
生きてゆくことを
望む男がいるだろうか?
私は馬鹿げた偶然に
賭けるつもりは無い。
しかし何かに挑戦することなく
成し遂げられることが
あるとも思わない。」
(チャールズ・オーガスタス・リンドバーグ)
何もしなければ
何もおこりません。
悪いことも、
そしてもちろん
いいことも・・・。
新しいことに挑戦するには
勇気が必要かもしれません。
それでも、
「自分が得たい結果を
手に入れにいくのなら、
そこにリスクは付きもの」
そう覚悟を決めて、
その一歩を踏み出した時、
人の体にパワーが宿り、
自分は必ず成功すると信じて
前進していくうちに、
やがて、
まばゆく照らし出された、
さらにその先の道が
目の前に現れていくのでしょう。
そして、
夢は、明確な目標となり、
明確な目標は、
目の前にある事実となっていく・・・。
冒険も、人生も、
そういうものですよね。
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【陸の冒険者マルコ・ポーロと
宇宙を駆けた人工の鳥 「ハヤブサ」】
【海、そして海の冒険者ジェームズ・クック】
【夢、翼、そして空の冒険者チャールズ・リンドバーグ】