科学の発展。

 

それは失敗と成功の繰り返しによるもの。

 

"I have not failed.
I've just found 10,000 ways that won't work."


「私は失敗したことはない。
ただ1万通りの、うまくいかない方法を

見つけただけだ」

 

そう語ったトーマス・エジソンのような

発明家や科学者たちが繰り返し続けた

 

失敗 (エジソンは失敗ではないと言いますが)

の積み重ねの上に、

 

現代の科学はあるのですよね。

 

 

私たちの生活から

切っても切り離せない自動車も

 

私たちが自分で運転しなくてもい

自動運転車など

 

次世代の自動車がどんどん

研究・開発されていますね。

 

 

ところで2019年1月23日に

アメリカのボーイング社が

自動運転車を開発し、

テストに成功したと発表しました。

 

しかしこの自動車、

ただの自動車ではなかったようです・・・。

 

【人が運転しない車が走る時代はもうすぐ???】

 

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科学の発展と同様、

私たちの人生も

失敗と成功の繰り返しですよね。

 

 

アメリカを代表する「成功者」の一人、

 

「自動車の育ての親」

「自動車王」

 

と呼ばれるヘンリー・フォードは

 

1903年に設立したフォード・モーター

という会社の成功によって

 

「成功者」

 

となりました。

 

 

ただし、このフォード・モーターは

彼にとって3度目の会社であり、

 

実は彼は自動車会社の起業に

2度も失敗しています。

 

 

そうです。

 

彼の人生は決してきらびやかな

成功だけに彩られたものではなく、

 

その成功は度重なった失敗を

乗り越えてつかんだものだったのです。

 

 

今回は、そんな

 

ヘンリー・フォードが語った

「成功と失敗」

 

に関する言葉をご紹介します。

 

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"Failure is simply the opportunity to begin again, this time more intelligently. 

There is no disgrace in honest failure; there is disgrace in fearing to fail."
 

「失敗とは、

より賢く再挑戦するための

機会にすぎない。

誠実に向かい合っての失敗は、

なんら不名誉ではなく、

失敗を恐れる心の中にこそ、

不名誉がある」

(ヘンリー・フォード)

 

 

その経験を次に成功するために

活かしていくことができるのならば、

 

どんな経験も

 

「失敗」

 

とはなりませんよね。

 

 

失敗を恐れて何もしないで、

あきらめてしまうこと。

 

 

せっかく再挑戦するための

教訓がそろっているのに、

 

「また失敗するかもしれない」

 

と考えて動けなくなり

その教訓を無駄にすること。

 

 

その方がもったいないこと、

その方が恥ずかしいこと、

みすみすチャンスを逃すような行為・・・。

 

 

"Indecision is often worse than wrong action."
 
「決断しないことは、

たいてい間違った行動より

たちが悪い」

 

 

失敗や間違いを犯すことを恐れず

「前に進む」

と決断することが大切。

 

 

その決断ができた時、

人の前にチャンスの扉が開いていく・・・

 

そんなものかもしれませんね。

 

 

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"If there is any secret of success,
it lies in the ability to get the other person's point of view and see things from that person's angle, as well as from your own."

 
「成功の秘訣

というものがあるとしたら、
それは、他人の立場を理解し、
自分の立場と同時に、
他人の立場からも、

物事を見られる能力である」

 

 

フォードは、

 

「最良の労働者を雇い続けることも
効率向上の手段である」

 

という考えに基づき、

労働者の待遇改善に努め、
 

1914年には労働者たちに

従来の賃金のほぼ2倍の賃金を

提示して世界を驚かせました。

 

 

誰だってお金は欲しいものですし、

 

同じことをするなら、

たくさんの賃金が欲しいもの

 

・・・ですよね。

 

 

労働者の立場に立った見方からの

待遇改善の結果、

 

フォード・モーターには

最上の機械工が集まり

 

従業員は会社を去らなくなり

新たな労働者を雇う必要も

なくなったため


生産性が向上し、

職業訓練コストが低減しました。
 
フォード・モーター社の成功の秘訣は、

技術力だけでなく、

 

ヘンリー・フォードのこうした
「従業員の立場に立った見方」

による改革の成果でもあったようです。

 

 

成功とはきっと不規則な形をしていて

 

自分の立場から見ただけでは

どこにもつかむ場所をみつけられなかった

としても、

 

様々な立場、様々な角度から

見ることによって、

 

思いもかけなかったような、

つかむべき場所を見つけ出せるもの・・・。

 

 

そんなものなのかもしれませんね。

 

 

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"Don’t find fault, find a remedy; anybody can complain."
 
「あら探しをするより

改善策を見つけよ。

不平不満など誰でも言える」

 

 

うまくいかない原因ばかり探して、

 

不平や不満、愚痴や泣き言を

口にしていたところで、

 

何も手に入りませんよね。

 

 

"It has been my observation that most people get ahead during the time that others waste."
 
「たいていの成功者は他人が

時間を浪費している間に先へ進む。
それが私が長年、

この目で見てきたことである」

 

 

私たちに与えられている時間は

限られているのです。

 

自分に何ももたらすことの無い、

無駄なことに使う時間もエネルギーも

ありませんよね。

 

 

そんなシンプルな法則を

確実に守って前進し続けることが

できる人間こそが、

 

「成功者」

 

となる資格を得る。

 

 

その通りでは無いでしょうか。

 

 

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ヘンリー・フォードが語った成功の秘訣、

それは、

 

失敗を恐れずに、

時間を無駄にせずに

 

正解ではないかもしれなくても

決断して前進すること。

 

うまくいかなかった時は

失敗の中から得た教訓から

 

次回うまくいかせるための

改善策を見つけ出して、

 

何度でも挑戦すること。

 

 

失敗してもいいじゃないですか。

 

その先にある、

まばゆい光を放つ成功、

 

私たちもこの手につかみにいきましょう!!

 

 

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【こちらの記事も是非どうぞ】

できると思えばできる!/ ヘンリー・フォードの世界

 

成功の鍵と最大の秘訣 / シュバイツァーの世界

 

成功し続けるためにすべきこと / W・クレメント・ストーンの世界 II

 

【その他の名言記事へのアクセスは】

ここからアクセス!/過去の名言集記事 (# 211~# 220)

 

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2019年1月23日に
アメリカのボーイング社が

テストに成功したと発表した自動車、

 

それは電動垂直離着陸で

離陸から着陸まで完全な自動飛行を

実現する設計の

 

“空飛ぶクルマ”

 

だそうです。

(詳細はこちら)

 

【もはや自動車には見えません・・・】

 

 

こちらはジュネーヴ・モーターショー2019で

一般公開されたオランダのPAL-V社が製作した

プロペラで飛行できる「空飛ぶ自動車」

 

『PAL-V Liberty Pioneer Edition』

 

です。

 

 

90台限定で発売され、

価格は49万9000ユーロ(約6260万円)から。

 

納車は2020年ということです。

(詳細はこちら)

 

 

自動車が空を飛ぶのか、

道路を走れる飛行機なのか???

 

さすがのヘンリー・フォードも

こんな自動車が走る時代が来るなど

想像もしていなかったでしょうね。

 

【こんな世界がすぐそこまで来ているのかも・・・】