「目は心の鏡」

「目は口ほどにものを言う」

 

そう言われるほど、

私たち人間にとって

目は大切なものですよね。

 

 

諸説ありますが、

人間が五感を通して

脳に取り入れる情報のうち

 

80%以上は視覚によるものだそうです。

 

 

そして

 

目から私たちに入ってくる

美しい景色の情報に「はっ」と

 

目を奪われてしまう

 

こともよくありますよね。

 

 

 

でもご存じでしょうか?

 

私たちの目(網膜)に

映されている世界は下の図のように

 

実は本来の世界とは、

上下逆の世界になっているそうです。

 

 

でも実際に触って確認してみても、

 

現実の世界は上下逆転の

世界では無く、

 

今この目に見えている通りの

上下の世界ですよね。

 

何故???

 

 

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毎日通る道なのに、

そこにあった建物が取り壊されて

新しい建物が建てられたのを見て、

 

「あれ、前ここに何があったっけ?」

 

と思うこともよくありますよね。

 

 

これも諸説ありますが、

 

私たちが五感を通して外部から取り入れる

情報量は200万BPS(ビット/秒)と

言われるそうです。

 

そのうち私たちの脳が情報として

認識している量は134BPSとか。

 

(脳に取り入れる情報は

実際の情報量の約1万5千分の1

ということですね)

 

 

つまり私たちの脳は、

本来見ている情報の大部分を

削除して認識しているのです。

 

 

だから、

 

私たちにとって大切なことは

「何が見えているか」

 

・・・ではなくて、

 

「その目で見た情報から何を認識しているか」

 

といえそうですね。

 

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"If you're not doing some things

that are crazy,

then you're doing the wrong things."

 

「他人から常軌を逸していると

思われるようなことを

やっていないとしたら、

あなたは間違ったことをやっている」 

(ラリー・ペイジ)

 

 

ラリー・ペイジ・・・

 

もしかして、あなたが今、

彼の名はご存じなくても

 

彼が1998年に仲間たちと設立した、
会社の名はご存じだと思います。

 

 

Google

 

それが彼が起こし

CEOを務めていた会社の名です。

 

 

インターネットビジネスに革命を起こした

ラリー・ペイジ。

 
彼にとって大切だったことは、
 

 

「自分のしていることは、他人からどう見えるのか?」

 

では無く、

 

「他人には見えていないことを見る」

 

ということだったのでしょう。

 

そしてその視界に基づいて行動してこそ、

新しい道は開かれる。

 

 

この感覚だったのでしょうね。

 

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"GAFA(ガーファ)"

 

それは現在のアメリカのビジネス界を

席巻する勝ち組企業4社を指す

言葉だそうです。

 

Apple (1976年創業)

Facebook (2004年創業)

Amazon (1995年創業)

 

そしてGoogle (1998年創業)。

 

あのスティーブ・ジョブズのApple社以外は

どれも25年前には影も形もなかった

ことになります。

 

 

"I think it is often easier to make progress 

on mega-ambitious dreams. 

I know that sounds completely nuts. 

But, since no one else is crazy 

enough to do it, 

you have little competition."

 

「私はとてつもなく野心的な夢のほうが、

前進させやすいと思っています。

変なことに聞こえるかもしれません。

けれども、そんな挑戦をする

クレイジーな人は他にいないため、

競争はほとんどないのです」

 

 

スティーブ・ジョブズ、

マーク・ザッカーバーグ、

ジェフ・ベゾス

 

きっと彼らも口をそろえて言うことでしょう。

 

 

他人には見えない景色を見て、

 

他人にはまだその価値がわからないものに

 

真剣に取り組めたものこそが

明日の勝者なのだ

 

 

・・・と。

 

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"When a really great dream shows up, grab it."
 

「本当に良い夢を見つけたら、

それをつかむのです」

 

 

あなたはその目に何を映し、

何を夢見ますか?

 

その夢、

 

他人とは違う、

他人には見られないものであればあるほど、

 

あなたを成功へと導いてくれる

景色なのかもしれませんね。

 

 

【ラリー・ペイジの2009年ミシガン大学でのスピーチです。

字幕無しですが、彼の姿、語り方、

作り出す雰囲気。是非その目でご覧下さい】

 

 

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【こちらの記事も是非どうぞ】

Apple (点と点がやがてつながる / スティーブ・ジョブズの世界

 

Facebook (行動できるのはなぜ? /マーク・ザッカーバーグの世界)

 

Amazon (水平線と80歳になった自分 / ジェフ・ベゾスの世界)

 

【その他の名言記事へのアクセスは】

ここからアクセス!/過去の名言集記事 (# 171~# 180)

 

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私たちの目(網膜)に映る像は

上下逆転の世界であるのに、

 

実際に私たちが

「見ている世界」

は正しい上下関係である理由。

 

それは視神経は180度ねじれて

脳につながっているため、

 

つまり

 

私たちの網膜に映された

反転した光(像)の情報を

脳が再び反転させて認識している。

 

 

この脳の働きにより、

私たちには、

世界のありのままの情報が

見えている。

 

・・・ということだそうです。