悪魔が昨日、し忘れたこと。@アメブロ -7ページ目

「花見」を聖なる儀式とする根拠は「サ神」伝説にあった

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4月6日(水)には東京で桜が満開となった。気温上昇に伴い10日(日)まで計画停電も実施されない。週末は絶好のお花見日和を迎えられそうな見通しだが、石原慎太郎都知事が花見の自粛をするよう呼びかけていて、自治体主催の祭りが中止されるなどしている。

ところがその風潮に疑問を呈する声がネット上で散見される。その理由として挙げられているのは「花見は死者を弔う儀式であり、決して不謹慎なものではない」というもの。果たしてこれには根拠があるのだろうかと探ってみると、興味深い本が見つかった。

西岡秀雄『なぜ、日本人は桜の下で酒を飲みたくなるのか?』(PHP研究所/2009年3月刊)である。著者は大正2年生まれで、慶應義塾大学名誉教授や大田区立郷土博物館館長などを務めた方。「サクラ」という花の名前には「サ=サ神の/クラ=座る場所」という意味が込められているというのだ。

「サ神」は漢字が使われるより以前から信仰されていた八百万の神のひとつで、当てはまる漢字がないためカタカナで表記される。「サ神」を「サガミ」と読めば「相模国」を思い出してしまうが、国名の由来は不明とされている。それが忘れられた神の名によるものであれば、書物に残っていなくても不思議ではない。

各地に残る「サ」の音を冠する言葉が沢山あることから、その存在を導き出した。山の神である「サ神」の聖域と人里との境=「サ」カイは柵=「サ」クによって分けられ、田植えの始まる五月=「サ」ツキには「サ神」が坂=「サ」カを降りてくる。

古代には山に咲く=「サ」く花として親しまれてきた桜=「サ」クラの下で、酒=「サ」ケや肴=「サ」カナを捧げる=「サ」サゲル花見は、農作物の豊穣を祈願するとともに、聖域=あの世と人里=この世の境界線上で死者の弔いをする儀式であり、それによって人々に幸=「サ」チや栄=「サ」カエをもたらすものであった。

遠野物語』などで知られる日本民俗学の大家・柳田國男に師事した早川孝太郎が『農と祭』に書いた「サ神」に関する論考を読んだことが、西岡氏の「サ神」研究のきっかけだとか。早川孝太郎芥川龍之介島崎藤村にも称賛された民族学者であり、彼の説が元となれば信頼度も高い。

石原都知事は仏教に関するエッセイ『法華経を生きる』(幻冬舎/1998年刊)を出版している通り仏教徒である。神を祀るのは主に神道だから気に入らない可能性はあるものの、それを政治に反映させてしまえば政教分離に反する。そもそも政(まつりごと)は先人の霊を祀(まつ)る祭り事でもあった。先祖供養は世界中のあらゆる場所で行われてきたものであり、特定の宗教とは関係のない伝統的文化なのである。(工藤伸一)

AKB48のユニット「Not yet」がテレビドラマ『Dr.伊良部一郎』に登場

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心療内科を舞台とした『Dr.伊良部一郎』(テレビ朝日)は、主演を務める徳重聡(32)の意外性が話題のドラマ。2000年8月に『オロナミンC「1億人の心をつかむ男」新人発掘オーディション〜21世紀の石原裕次郎を探せ!〜』グランプリに選ばれたさわやか好青年のイメージをくつがえし、ハイテンションな奇人変人の精神科医Dr.伊良部一郎になりきる怪演で人気を博した。

原作は奥田英朗(51)の小説シリーズ。一見意味不明に思えるような奇妙な手法を駆使し、見事に治療を成功させる不思議な名医の物語である。既刊『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』『町長選挙』の中から、それぞれ2〜3話がドラマで使用された。なお、2冊目の『空中ブランコ』は第131回直木賞受賞作。原作の舞台は神経科だがドラマでは心療内科になるなど若干の変更点もあった。

巨乳妻役の原幹恵(24)に妖艶なナース役の余貴美子(54)といった女性陣が彩りを添える他、アイドルのゲスト出演も見どころ。3月20日(日)に放送された第7話には、AKB48の新ユニット「Not Yet」が登場。メンバーは大島優子(22)、北原里英(19)、指原莉乃(18)、横山由依(18)の4名。16日に発売されたデビューシングル『週末 Not yet』は、このドラマの主題歌でもある。震災の影響でライヴやCM出演を自粛していたため、貴重なメディア露出となった。

ファッション誌の読者モデルから芸能界入りしたイケメン俳優・忍成修吾(30)が演じる若手起業家「アンポンマン」こと安保秀明は、ひらがなが書けない症状に悩まされている。苗字のアンポとアンパンマンをかけたニックネームは、ドラえもんをもじって「ホリエモン」と呼ばれる堀江貴文氏を思わせる。仕事が忙しすぎることが原因と気付いた伊良部は、彼のスケジュールを全てキャンセルさせ、仕事を忘れさせるべく釣りやゲームセンターや遊園地に連れまわす。

遊園地のステージ上で歌っている「Not Yet」を、鼻の下を延ばして伊良部が見とれていると、急に彼女たちがステージから降りて近づいてくる。「もしかして俺に用?」と照れる伊良部を無視して、彼女たちはアンポンマンに握手を求める。人気アイドルから見ても憧れの人物という設定なのだ。イケメンなだけに、伊良部のみならずファンも悔しがりそうな展開である。アイドルとの握手に気を良くしたアンポンマンは「たまにはこういうのもいいな」と無駄に時間を過ごすことの楽しさを理解する。つまり「Not Yet」の役どころは、かなり重要なものだったわけである。

ちなみに前回の第6話には、中山忍(38)が出ていた。彼女は中山美穂(41)の妹で、90年にはアイドルユニット「七つ星」のメンバーでもあった。後に声優やシンガーソングライターになった宍戸留美(37)や、長寿ドラマ『温泉へ行こう』(TBS)のヒロイン加藤貴子(40)などが在籍していた伝説のグループである。中山はドラマ内の水泳シーンで、久々の水着姿まで披露。更に着衣のままプールに飛び込み服の下から水着が透けるセクシーさで、アイドルの健在ぶりを発揮した。

ドラマは27日に最終回を迎えたが、同日「Not Yet」はNHK総合MUSIC JAPAN』にも出演。ドラマ主題歌『週末Not yet』は28日付のオリコン邦楽シングルランキングで1位を獲得し、その後も2位をキープ。このまま順調にファンを増やし続け、中山忍のように10年以上経っても変わらず活躍してくれるかも、などと遠い未来への期待まで膨らむ。(工藤伸一)

美術家・会田誠さんら選考による企画展が再開

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トーキョーワンダーサイト主催「第5回・展覧会企画公募」で44企画の応募から選出された3組の美術展が、トーキョーワンダーサイト本郷にて行われている。開催期間は2月26日〜3月27日までの約1カ月間で、入場料は無料。3月11日に発生した東日本大震災の影響で一時中断されたが、3月19日から開催時間を短縮しつつも再開し、3月27日(日)まで行われる。

トーキョーワンダーサイトは、新しい芸術文化を発信するアートセンター。「展覧会企画公募」は企画者=キュレーターを発掘するプロジェクト。クリエーター自身がキュレーターを兼ねることもあり、クリエーター支援・育成の一環である。2月26日(土)のオープニングレセプションでは、審査員である現代美術家会田誠さんや敏腕キュレーターによる講評や、参加アーティストと観客一同でワインによる乾杯が行われた。公式サイトに記載された参加3組の概要を抜粋すると、以下のようになっている。

・1F「ELASTIC VIDEO-curated by PLINQUE」
・後援:在日オーストリア大使館 文化フォーラム
・企画者: クラウディア・ラルヒャー
・アーティスト:マルクス・ハナカム&ロスヴィータ・シューラー、リディ・シェフクネヒト、アルミン・B・ヴァグナー、クラウディア・ラルヒャー(以上、PLINQUE)クリスティアン・ルシツカ、ザーシャ・ピルカー、ベルンド・オップル、デヤン・カルジェロヴィッチ、マヌエラ・マーク

オーストリアのウィーンを拠点に活動する若いアーティスト集団PLINQUE(プリンキ)は主に2008年から断続的に展覧会を行っています。様々な場所で展覧会を開き、それぞれの文脈や設定に合った内容を展開しているPLINQUEが考えるビデオの概念は、動く画像の映写という典型的な形式に束縛されることはありません。それはビデオ・スカルプチャー、サイトスペシフィックなビデオ・モンタージュ、ビデオ・インスタレーションの領域にまで広がるものです。「ELASTIC VIDEO」展は、マルチメディア・アートにおける現在の動向および伝統的手法の各種コンセプトを拡張し、共同のユニークなビデオ・インスタレーション作品を展示します。

・2F「floating view "郊外"からうまれるアート」
・協賛:株式会社シアーズ
・協力:学生メディアセンターなないろちゃんねる 
・企画者: 佐々木友輔/コーディネーター:中山亜美
・アーティスト:佐々木友輔、石塚つばさ、笹川治子、遠藤祐輔、川部良太、ni_ka、田代未来子、清野仁美、渡邉大輔、藤田直哉

・ロードサイドに建設されたショッピングモールやファミリーレストラン、立ち並ぶ団地、真新しい一戸建ての家々。日本中至る所で見ることの出来るこうした郊外の風景は、景観の破壊や故郷喪失、地域共同体の欠如など、これまで多くの批判に曝されてきました。しかし今では東京などの大都市でも、郊外都市と見紛うような風景に出くわすことが珍しくありません。グローバリゼーションの進行によって、世界全体が郊外的な環境に覆われようとしています。郊外の問題は誰にとっても切実なものとなりつつあるのです。
・本展は、郊外的環境から生まれたアーティスト、そして郊外的環境を自らの手で改変・更新していこうとするアーティストを取り上げた展覧会です。技術革新に任せた楽観論で盲目的に突き進むのでもなければ、戻ることの出来ない過去を礼賛する懐古主義に陥ってしまうのでもない、郊外的環境に生きる私たちの新たな生の在り方を模索するかつてない試みです。

・3F「Girlfriends Forever!」
・アーティスト:松井えり菜、村上華子、今津景、金森香(シアタープロダクツ)、小平透子、辰野登恵子、津田道子、長井朋子、中村友紀、松原慈、モム&ノエス

美術大学には女性が多いのに、アーティストとして活躍し続ける女性が少ない(ように見える)のはなぜでしょうか?"Girlfriends Forever! "は、若手アーティストの中でもひときわ活躍している松井えり菜('84年生)と、コンセプチュアルな作品で知られる村上華子('84年生)が、同世代の作品を広く紹介するとともに、既に長く活躍しているアーティストも迎えて女性アーティストの来るべき未来像を考えるための展覧会です。
・個性的で華やかなイメージのある作家生活ですが、一方で長く制作を続けることは決して楽なことではないことも事実です。本展では、その2つの側面を"Girlfriends の昼と夜"としてトーキョーワンダーサイト本郷の最上階を女性の部屋に見立てつつ、空間の隅々までアーティストの作品で満たします。壁にかかる絵だけでなく映像や家具まで、アーティストによるキュレーションならではの遊び心満載の空間が期待できます。

引用ここまで。それぞれ海外と郊外と体外。海外というのはつまり日本から見て。郊外は東京から見て。体外は自分から見て。実は全て同じかもしれないけれど、距離感が違う。異なる視野を同時に俯瞰することは、トリックに騙されないスーパーフラットな視座の鍛錬になるだろう。なおかつ見ることは見られることでもあり、そこには当然ながら内省も含まれる。

東日本大震災の発生により展示の一時中断に見舞われる異例の事態となってしまった。この状況での再開を受けて思い出すのは、アーティスト・藤城嘘黒瀬陽平が2008年から行ってきた新機軸の美術展「カオス*ラウンジ」の関連企画で、ストリートコンピューティング周辺のギークをフィーチャーして昨年渋谷で人気を博した「破滅*ラウンジ」が、途中から展示名を「再生*ラウンジ」に変えていたこと。

いま「新機軸」と書いたが、本来なら「新しい」という言葉はあまり不用意に使いたくない。けれども歴史を更新することがポストモダン時代の脱構築であると考えたなら、新しくない現象は一切存在しないともいえる。人間のあらゆる行為は意識するしないに関わらず温故知新の様相を呈する。古いものの影響を受けずに生きることはできないし、新しいものを作らないことも不可能だ。

むしろ古さの中に新しさを発掘し、新しさの中に古さを見出すことにより、時空を超えて歴史がつながる。パラレルワールドへの扉は何気ない日常の景色の物影に潜んでいる。生き残った僕らに出来ることは何か。明日への扉を開く鍵はこの美術展も含む、ありとあらゆる場所に遍在していることだろう。(工藤伸一)

関連記事「floating view “郊外”からうまれるアート」
※3/26(土)予定だったシンポジウムは中止になりました。
http://npn.co.jp/article/detail/48251099/

「第5回・展覧会企画公募」公式サイト
http://www.tokyo-ws.org/hongo/index.html
■主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
■会場:トーキョーワンダーサイト本郷(東京都文京区本郷2-4-16)
 各駅より徒歩7分御茶ノ水駅・水道橋駅(JR総武線) / 水道橋駅(都営地下鉄三田線) /
 御茶ノ水駅・本郷三丁目駅(東京メトロ丸ノ内線) / 本郷三丁目駅(都営地下鉄大江戸線)
■開館期間:〜3月27日(日)11:00-17:00[最終入場は30分前まで]
■入場料:無料

震災対策には何より平常心と体力温存が大切。@東京都杉並区

それぞれの方法で落ち着いて行動してください。酒を飲んでネットして、ようやく僕も落ち着いてきました。ついさっき、隠れていた猫が出てきたので、ケージに入れました。停電が心配でしたが、日が出てきたので、少し寝ます。

↓ここ、色々と便利です。
Google東北地方太平洋沖地震 http://t.co/5SDaPf4

・警報・注意報(英語版も)
・Person Finder (消息情報):日本語・English・한국어・中文(简体)・中文(繁體)
・災害掲示板:PCとケータイにて、電話番号で安否登録&安否確認できる各ケータイ会社サイト
・避難所情報
・電車など運行状況
・停電情報
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皆さまのご無事を祈っております。

AKB48篠田麻里子はポスト和田アキ子か!?

3月4日(金)に放送された『週刊AKB』(テレビ東京)内の企画「ドッキリ女学園」で篠田麻里子(24)がマジ切れしたとして、2ちゃんねるなどで「あれは演技か否か」と議論になっている。

学校教室のセットに生徒役のAKB48メンバーが制服姿で座っていて、ドッキリに掛かり心拍数が上がると胸に装着したランプが点灯する仕組。1時間目のホームルームでは、生活指導教師役の三又又三が教壇机の天板を破って登場し、のっけからメンバー全員のランプが点灯。得意の金八先生のモノマネを披露するが、後ろを向くとスラックスが破れていてお尻が丸出しで、大爆笑するメンバー達。

そこに札付きのワル役の仁藤萌乃(18)と、その彼氏役の宮澤佐江(20)が乱入。「昔はいい子だったのに」と言う三又を宮澤と仁藤が続けざまにビンタ。メンバーの多くは笑ってそれを見ている。ところが仁藤が「私がこうなっちまったのは、コイツのせいなんだよ!」と言って、最前列に座る篠田麻里子(24)の机を思い切り叩くと、それまでの和やかな空気が一変。

さらに仁藤は「モデルもやってて格好いい先輩だなって思ってたけど、楽屋じゃ奥とか仲川みたいな子供引き連れて、年増のロリコンか。キモチ悪いんだよ」と篠田を責める。そこで奥真奈美(15)と仲川遥香(19)が篠田をかばおうと駆け寄るが、仁藤に「弁当くわれてぇのか?」と脅された奥は「クソババァ!」といって篠田の頭をスリッパで叩き逃走。続いて「IQバラすぞ?」と言われた仲川も「黙れ!」と叫び、同じくスリッパ攻撃をして逃げる。

「どう落とし前つけてくれんだよ、謝れ!」と詰め寄る仁藤。周囲からも「あーやまれ!」の大合唱。すると篠田が立ち上がり「何で謝んねぇといけねぇんだよ、おい!」と、仁藤の持っていた竹刀を奪って机に打ちつけながら恫喝。「何がおかしいんだ? あ?」といって続けざまにバシバシ机をいたぶる。不服そうに篠田をにらみ返す仁藤。竹刀を肩の後ろに回して真顔で迫る篠田は、まるでスケバンのようである。騒然とする他のメンバーたちの声ははっきりとは聴きとれないが、口の動きからすると「ヤバイ、篠田マジ切れしてない?」などと言っているっぽい。

メンバーの誰かに「先生、何とかして」と言われ、先生役のカンニング竹田が「まあまあ、落ち着いて。まあ座んなさい」と二人をなだめ、場を収める。スリッパを宙高く放り捨てた仁藤たちは、乱暴に音を立てて戸を開け教室の外に出て行った。その直後に何故か笑いだす篠田。そこで場面は篠田のインタビューに変わる。「逆ドッキリを仕掛けたつもりが、終わらせ方が分からなかった」というのだ。つまりマジ切れではなく演技だったわけである。

しかしネットでは「篠田にそんな演技力があるとは思えない」としてマジ切れ説を唱える者も少なくない。一方「全て台本通りに決まってるだろ。騙されてる奴らは純真すぎ」と呆れる者もいる。仁藤と篠田といえば、投票サイト『センタク みんなの投票所』の「AKB48で好きなメンバーは?」の途中結果で、昨年の総選挙では29位だったはずの仁藤が1位で、3位だった篠田が18位という逆転現象が起きていることも波紋を呼んでいる。投票は4月1日まで受付中とのことでまだどうなるか分からないが、何らかの裏がありそうではある。

二人の仲が険悪なのか本当のところは分からないが、台本に書かれていたとしても年長メンバーに対して「年増」や「ロリコン」や「クソババァ」なんて言ったら普通に怒って当然だろう。しかも顔といい声といい、和田アキ子さんに似ていることに気付いた。和田さんは70年代に『女番長』や『野良猫ロック』など多くの映画でスケバン役を演じていた。まさかAKBのアイドルが、泣く子も黙る芸能界のスケバンに似ているとは、それまで考えもしなかった。

でもあの切れぶりを見れば見るほど、和田さんに似て見える。そこでおそるおそる二人の名前を一緒に入れて検索してみたら「篠田麻里子和田アキ子に似ている」との見解は結構あるようだ。髪型や鼻と口の形状が何となく近いのと、さらに身長172〜174cmの和田さん(公式には174cmだが、テレビ番組内で計測したところ172だったらしい)には及ばないものの168cmの長身で、なおかつドスのきいたタンカを切れるとなれば、ポスト和田アキ子は彼女をおいて他にいない気もしてくる。

和田さんは昨年末、追突事故による頚椎(けいつい)ねんざにも負けず『紅白歌合戦』に出場し、プロ根性を見せた。しかし謎の筋肉痛に悩まされていて、難病「シェーグレン症候群」の可能性があることを先日告白。全身性自己免疫疾患とも呼ばれる膠原病(こうげんびょう)の一種で、筋肉痛の他にもドライアイやドライマウスなど、様々な合併疾患を引き起こしやすくなる。8日から精密検査を受けているそうなので、検査結果が気になるところだ。

一方で篠田さんは、4月8日スタート予定のNHK新番組『麻里子さまのおりこうさま』で初の司会を務めることが発表されている。TBSのバラエティ番組『アッコにおまかせ』の司会を26年も続けてきた和田さんが引退するようなことはまだないと思うが、同局で16年続いた『関口宏東京フレンドパークII』など長寿番組の終了が相次いでいる。場合によっては『アッコにおまかせ』が『マリコにおまかせ』に変わる時が、いつかは来るのかもしれない。(工藤伸一)

ショートショート『ひなまつりエロス』

「リアルライブ アダルト」に掲載されています。※18禁 http://bit.ly/dU6IS2

 ヒナちゃんとダイリくんは同棲中のカップル。
 けれども最近ちょっと倦怠期気味で。

 そんなある日のこと。
 ダイリくんがリビングで探し物をしている。
 おやつに食べようと思っていたヒナあられが見つからないのだ。

「ダイちゃん、おっおは、おはよ〜」
 昼寝していたヒナちゃんが寝室から出てきた。

「もう夕方だぜ。ところでヒナあられ知らないか?」
「食べちゃったナリ〜」

「大好物だって知ってるくせに!」
「ごめんね、でも他に食べるものなくて」

「だったら代わりにヒナっちを喰っちまうぞ?」
「体で返せってことね。いいよ、食べて食べて!」

「いや、そんな肉食系で迫られたら、萎えちゃうから」
「やっぱりな〜。流行りの草食系男子だもんね〜」

「そんなことよりお腹が空いて死にそうなんだ」
「そういえば寝室に残ってたかも〜?」

「マジかよ。それを先に言ってくれよな」
「見つけたら呼ぶナリね〜」
「おう」

「あったよ〜」
「どれどれ。何だよ電気も付けないで」
「らめぇ〜、恥ずかしいナリ〜!」

 明るくなった寝室には、ヒナちゃんが立っていた。
 一糸まとわぬ、ヒナあられもない姿で!

「変だな、ムラムラしてきたぞ。ヒナっちの裸なんぞ見慣れてるのに」
冒険でしょでしょ?

「どんな黒魔術を使った?」
「男の人って、命の危険を感じると、子孫を残そうとするナリ〜」

「俺って今、死にかけてんの?」
「だってお腹がペコペコなんでそ?」

「そういうことか。わかった、お前を喰わせろ!」
「食べて食べて!」

「ワンワン!」
「ニャ〜ニャ〜!」

 男雛(おびな)女雛(めびな)改め、もはやオスとメス。

 ピー、ヒャララ〜!
 トントト、トトトン!
 ヒャラ、ルリラ〜!

 エキゾチックなBGMが、どこからともなく鳴りだした。
 ヒナ壇から飛び出した五人囃子の、笛太鼓によるセッションである。

 トントコ、トントン!
 ピュ〜、ハヒフ〜!

 よりファンキーかつスリリングなグルーヴへ。

 ドコスコ、ドコスコ!
 ハフン、ハフハフ!

 さらにスキャンダラスなクライマックスへと。

 ズッコン、バッコン!
 ドクドク、ドッピュン!

 (工藤伸一)

「処女喪失ナイト」に あの処女ドルが出演!

「リアルライブ アダルト」に掲載されています。※18禁 http://bit.ly/hDHjZO

3月8日(火)に新宿ロフトプラスワンにて「パラダイステレビ presents 処女喪失ナイト☆〜女の子の一番大切なモノ、あ・げ・る〜」が開催される。アダルトTV局「パラダイステレビ」の人気番組「ザ・処女喪失」とコラボした「SUNエンタメMOOK『純潔喪失』」(サン出版/税込680円)の発売記念イベントとのこと。

シリーズ80作の名シーンを大画面で上映する他、観客が参加できる「処女当てクイズ」や「処女の陰毛お守りオークション」に、「ザ・処女喪失」の「処女喪失請負人」でもあるAV男優・早坂人生さんへの質問コーナーなどが予定されている。さらに意外なゲストとして「処女ドル」杏野(あんの)はるなさんも出演。

杏野さんは、ゲームアイドル=ゲードルとして、ゲーマーの間ではかなり有名な存在。レトロゲーあるいは懐ゲーといったりもするが、僕はその手のゲームが好きなもので、無類の懐ゲーコレクターである彼女には一目置いてきた。しかし「処女ドル」なのは初耳。純潔を守る古風さも、ある意味レトロゲーマーの資質ということなのか。

それにしても処女崇拝者にとって「処女喪失モノ」は果たして観たいものなのかどうか。喪失しちゃったら、崇拝の対象じゃならなくなりそうなものだ。とはいえ実際に人気のあるシリーズなわけで、そこには理屈では計り知れないロジックが隠されているということなのかもしれない。

しかしAVに出たがる処女がそんなにいるとは考えにくく、童貞喪失モノの方が多い気もする。しかし草食系男子と肉食系女子が増えている風潮からすれば、逆転していてもおかしくはない。AVが充実してそうなDMMアダルトで検索してみたところ「童貞」は2,494件で「処女」は5,808件と、処女モノの方が多いのである。やはり人気のあるテーマだけに、状況は刻一刻と変化しつつあるようだ。(工藤伸一)

パラダイステレビ presents 処●喪失ナイト☆
 〜女の子の一番大切なモノ、あ・げ・る〜」
http://www.paradisetv.info/virgin/event.html
■日時:2011年3月8日(火)18:30開場19:30開演
■場所:新宿ロフトプラスワン
■料金:前売1,800円/当日2,000円
※「スカパーEX」かMOOK「純潔喪失」持参なら当日でも前売料金で入場可。
※18歳未満の方は入場できません。身分証明証を必ずご持参の上、お越しください。
■出演者:処●/元処●/偽処●/「処●ドル」杏野はるな/「処●喪失請負人」早坂人生

ブログ:杏野はるなの日常。
http://blog.livedoor.jp/tokyozukananno/

【コラム】アイドルを取り戻せ! 〜酒井法子と小向美奈子のレジェンド

ニュースサイト「リアルライブ」に掲載されています。 http://bit.ly/hon4V3

酒井法子(40)のシングルCD『碧いうさぎ』(作詞・牧穂エミ/作曲・織田哲郎)がミリオン寸前のヒット曲になったのは、本人主演のテレビドラマ『星の金貨』(1995年/日本テレビ)で主題歌だったため、ドラマのヒットに後押しされた形だ。もちろん曲自体の良さもあるといえ、いい曲が必ずしも売れるとは限らない。

テレビドラマ以外にも、CMやアニメとのタイアップも多数あった。『夢冒険』は『アニメ三銃士』(1987-1989年 /NHKエンタープライズ)の主題歌で、『アクティブ・ハート』はOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)『トップをねらえ!』(1988年 /GAINAX)の主題歌だった。どちらも人気アニメだったため、曲の売れ行きも良かったようだ。

特に『トップをねらえ!』は主人公の名前が「タカヤ・ノリコ」で、その声優が日高のり子で、主題歌が酒井法子の「トリプル・ノリコ」を売りにしていたこともあって、のりピーの存在感も強かった。『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明の初監督アニメでもあるため、ファンの多い名作。

また彼女がヒロインのPCエンジン用ゲームソフト『鏡の国のレジェンド』(1989年/ビクター音楽産業)なんてものまであった。のりピーの活躍の舞台は通常のアイドルの枠を遥かに飛び越えて、アナログとデジタルの融合したハイパー・メディア・アイドルの域に達していたのである。その人気は国境をも超え、台湾にもファンが多い。

小向美奈子(25)も同様にテレビアニメ『ホイッスル!』(2002-2003/アニマックス)の主題歌を歌っていた。それだけではなく主人公の声優までやっていたのである。『週刊少年ジャンプ』(集英社)の長期連載漫画が原作ということもあって、これも人気アニメだった。また、特撮映画『爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!』(2003年/東映)の王女フリージア役も務めた。

週刊少年ジャンプ』との兼ね合いでは、桂正和さんが酒井法子の大ファンということで、ジャンプ連載漫画『電影少女』の単行本巻末で対談していたこともある。『週刊少年ジャンプ』は 1995年の歴代最高記録653万部がギネスブックにも登録されているように、世界で最も売れている漫画雑誌。そこに関われるアイドルは国民的スタアと考えて間違いない。

そんな超A級アイドルの二人が薬物によって人生を狂わされてしまったのは、さながら『ドラゴンクエスト』で竜王に誘拐されたローラ姫や『スーパーマリオ』で大魔王クッパに連れ去られたピーチ姫のような状況に思える。のりピーの元旦那を見れば分かることだが、薬物汚染はヤンキー文化の産物である。小向美奈子も現在フィリピンで恐い連中と一緒にいると噂されている。一方オタク層は、薬物どころか酒や煙草にすら拒否反応を示す者が多く、そういう意味でも対極にある。酒や煙草を好むオタクもいるが、彼らはその境界線上にいる感じだろう。

じゃあどうすればいいのかという話だが、これまで漫画やアニメやゲームと縁の深かった二人なんだから、彼女たちが社会復帰できるよう、それらの業界人が動いてくれてもいいんじゃないかな。薬物汚染とは真逆のベクトルに位置する社会問題といえば、草食系男子や引きこもりやニートである。彼らは漫画やアニメやゲームを好むオタク層だったりすることも少なからずある。オタク文化圏でかつて持て囃されていた彼女たちを、ヤンキー魔窟からオタク城下に奪還すべきなのだ。

そうすれば彼女らは、酸いも甘いも知り尽くした肉食系姐さんとしてヒキニート草食系男子を先導し、ヒキニート草食系男子は、肉食系姐さんのライフライナーとして足元を照らす。そのようにして、互いに道を踏み外さずに歩んでいける幸福な関係を築くことができれば、新たなレジェンド(伝説)が生まれることだろう。僕らの手にアイドルを取り戻せ!(工藤伸一)

floating view “郊外”からうまれるアート

ニュースサイト「リアルライブ」に掲載されています。 http://bit.ly/i7QSsf

2月26日(土)〜3月27日(日)にトーキョーワンダーサイト本郷(東京都文京区本郷2-4-16)にて、美術展覧会「floating view“郊外”からうまれるアート」が開催される。入場料は無料、開館時間は11:00〜19:00(最終入場は30分前まで)、休館日は月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、初日2月26日(土)17:00〜19:00には、オープニングレセプションがある。

「floating view」(フローティング・ヴュー/浮遊する景色・眼差し)というタイトルには、ショッピングモールやファミリーレストランで均質化された郊外の景色と、そこに浮遊するアーティストたちの眼差しの、両義性が込められている。グローバリゼーションによって景観や共同体を破壊してきた「郊外的環境」は、郊外のみならず世界中の大都市をも飲み込みつつある。この状況を時代の病として否定したり、あるいは未来への楽観や過去への懐古でもなく。あくまで自らの手によって環境を改変・更新すべく削り出された、色彩や言葉や造形。それらが重なりあい、郊外に宿る身体性を呼び覚ます。

本展を企画したのは、郊外の景観をフィーチャーした「風景映画」で知られる映像作家の佐々木友輔さんで、コーディネーターはアートマネージャー/キュレーターの中山亜美さん。参加アーティストは、石塚つばさ、笹川治子、遠藤祐輔、川部良太、佐々木友輔、ni_ka、田代未来子、清野仁美、渡邉大輔、藤田直哉の各氏。

肩書きはそれぞれ、映像作家、写真家、美術家、批評家、研究者、詩人など多岐に及んでいるが、郊外の名の下に異質な個性が集結。均質化した郊外環境の持つ可能性を、郊外化しつつある東京で表現することによって、入れ子細工のようにして問題系を実感させる、ある種ゲリラ的な試み。日常に潜むゲリラ性は、参加アーティストの渡邉さんと藤田さんが所属する限界小説研究会の評論書『サブカルチャー戦争「セカイ系」から「世界内戦」へ』(南雲堂)で提起された「内戦化」にも呼応する世界的風潮だ。

必然的にその展示物は、展覧会場から東京都内の風景にも飛び出すこととなる。会場の最寄駅である水道橋や御茶ノ水の周辺の空間には、ni_kaさんによる「AR詩」がばらまかれており、それらはスマートフォン用アプリ「セカイカメラ」で読むことができる。 AR(Augmented Reality)とは、拡張現実感もしくは強調現実感と訳され、人工物と自然物を重ね合わせるテクノロジーによってもたらされたりする感覚のことである。

3/5(土)15:00〜18:00には、このARについてのシンポジウム「AR(拡張現実)風景論」も同会場にて行われる。ゲストは丸田ハジメ(研究者・評論家)、若林幹夫(社会学者)、渡邉大輔(映画研究者・批評家)、清野仁美(アーティスト)、佐々木友輔(本展企画者)の各氏。郊外論と情報論の交差するAR(拡張現実)から生まれるアートの可能性について考える。

シンポジウムは3月26日(土)15:00〜18:00にも行われる。「サヴァイヴァル・ディーヴァは郊外都市となった」と題して、藤原えりみ(美術ジャーナリスト)、柳澤田実(哲学・宗教学者)、ni_ka(詩人)、藤田直哉(SF・文芸評論家)、石塚つばさ(アーティスト)各氏が、SFで描かれてきた「身体拡張」や「身体=都市」というテーマが「郊外都市」の姿として具現化されているとの観点から、郊外的環境における身体のあり方を探る。

各シンポジウムは「ななチャン」こと「学生メディアセンターなないろチャンネル」(http://nanachan.tv/)にて動画配信もされる予定。また会場では、佐々木さんと川部さんの映画4作品が1日2回ずつループ上映されているので、それを観に何度か足を運んでみるのも面白そうだ。何もなさそうに見えて実は全てがある、君と僕の郊外を行きつ戻りつ。(工藤伸一)

「floating view“郊外”からうまれるアート」
■会場:トーキョーワンダーサイト本郷(東京都文京区本郷2-4-16)
 各駅より徒歩7分御茶ノ水駅・水道橋駅(JR総武線) / 水道橋駅(都営地下鉄三田線) /
  御茶ノ水駅・本郷三丁目駅(東京メトロ丸ノ内線) / 本郷三丁目駅(都営地下鉄大江戸線)
■アーティスト
 石塚つばさ、笹川治子、遠藤祐輔、川部良太、佐々木友輔、
 ni_ka、田代未来子、清野仁美、渡邉大輔、藤田直哉
■開館期間:2月26日(土)〜3月27日(日)11:00-19:00[最終入場は30分前まで]
■休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
■入場料:無料

公式サイト
http://qspds996.com/floating_view/
公式ブログ
http://d.hatena.ne.jp/floating_view/
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
http://www.tokyo-ws.org/
協賛:株式会社シアーズ
http://www.sears-itv.co.jp/
協力:学生メディアセンターなないろチャンネル
http://nanachan.tv/

【コラム】サル人間とネコ人間

ニュースサイト「リアルライブ」に掲載されています。 http://bit.ly/i81bY1

人間はサルから進化したとされている。「ニワトリが先かタマゴが先か」というけれど、原始の海から自然発生するのは単細胞生物くらいで、もちろんタマゴが先でなければ変だ。だから最初の猿人の親は、本物のサルだったことだろう。そして彼の遺伝子を受け継いだ類人猿が、やがて人類になった。

その流れそれ自体に疑問があるわけではない。けれども先日「二足歩行するゴリラ」の映像を見て、不審に思ったのだ。「確かに両足だけで歩いてはいるものの、やはりゴリラっぽい歩き方。これならクマの方がより人間に近い」と考えてみて、クマから進化した人間はいないものかと。

クマの背格好や動作は人間に似通っていて、中に誰か入ってるんじゃないかと思うことがある。それに比べ、チンパンジーやゴリラがヒトに近いかというと、クマに軍配が上がる気がしてならない。実際にクマ・サル・ヒトは哺乳類の真獣下綱(しんじゅうかこう)までは同系統である。

しかしその先で、サルやヒトはサル目(霊長目)で、クマはネコ目(食肉目)に分かれている。ネコ目には、ライオンやチーターなどネコの仲間として知られる動物ばかりではなく、イヌやキツネやタヌキに、アライグマやパンダなど多くの種が属している。二足歩行で有名なレッサーパンダ風太くんも同じ。彼らの原種がネコということになるわけだが、ヒトとネコの関係は長い。

先日ムバラク政権を崩壊させた民衆革命で話題のエジプトといえば、ピラミッドとスフィンクスが有名である。ピラミッドは王の墓で、その守り神とされているスフィンクスは、王の顔とネコ科の身体を持っている。それだけヒトとネコの関係が深かったということのようにも思えるが、果たしてこれは本当に、単なる空想の生物なのだろうか?

ヒトとヒトならざるものが性交渉を持つ「異類婚姻譚 (いるいこんいんたん)」と呼ばれる伝承が、世界各地にある。その相手には、神や悪魔や妖怪だけではなく、動物もいる。「神の使い」とされるヘビや、「八犬伝」で知られるイヌに、「おしら様」と呼ばれるウマなどなど、様々なケースがある。

最初に触れた「ニワトリが先かタマゴが先か」という話からすれば、今ほど生物種が分化されてなかった進化の過程において、その後は全く違う方向に進んだ生物同士であろうとも、相互生殖を可能としていた時期があるはずだ。そうでなければ、生物種が増えていかない。だから人類史以前の出来事と考えれば、異類婚も決して非科学的な話ではないだろう。

そしてもしその進化の過程において、本当にスフィンクスが実在していたのだとすれば、それはネコから進化したネコ人間なのではないか。良く「ネコ派かイヌ派か?」という質問があるけれど、イヌもネコ目に属する。一方「ネコ派かサル派か?」という質問は、聞いたことがない。

サルよりネコにシンパシーを覚える僕自身、ネコ人間の末裔なのではないかと思えてならないのである。ゴリラやチンパンジーなどのサル目と、イヌやクマを含むネコ目。皆さんはどっちに近いと感じているだろうか?(工藤伸一)