オーサーが手術をしたそうです。
もう、びっくりです。
胆嚢の手術ということですから、胆石だったんでしょうか。
オーサーの
「オウ!私から朝のサニーサイドアップを奪わないでくれ!」
とかいう嘆きが聞こえてきそうですが、何にしても、長引くような重篤な病気でなかったことだけが幸いと言った感じです。
(玉子は胆石に悪いと言って医者に止められている人が会社にいましたが、最近それも見解が変わってきているようですね。医学の常識って難しい!
)
どうやら腹腔鏡手術のようですので一週間ほどで復帰はできるでしょうが、海外の遠征はしばらくはトレイシーになるのでしょうか。
とにかく、今季はゆっくりなんてしてられませんからね。
頑張って、一日も早く復帰してもらいたいものです(←鬼
)
で、ショーマはロケットスタートです。
Pちゃんはロスバゲなどがあって調整に苦労したみたいですが、それでも94点台という高得点を出しました。
構成を落とし、4Sを抜いたということですが、それでもベテランのこの時期の点数としては悪くありません。
ショーマも、構成を落としたということですが、きっちり2本4回転は入っていますから、この点数は妥当なところだと思います。
コメントで「ショーマの強さは?」と質問されましたが、私もジャッジではないのでわかりません(笑)
ただ、私のような素人でも確実に分かるショーマの強みは、あの安定感と強烈な個性です。
まず、少し前にも書きましたが、ショーマの集中力は多分普通の人とは違っているんだと思います。
直前までニコニコフラフラしていても、曲がかかった瞬間にガッと一気に集中できているようです。
普通の選手は、演技前は何とかして集中しようと、他の音をシャットアウトしたり様々に工夫するわけですが、多分ショーマにそういうのは関係ないんだと思います。
ぶっちゃけると、多分ほとんど何も考えていないのです。
いや、考えてはいてもそれに感情を左右されないのです。
以前、ミキティはリンクに出る際、リラックスする手段として自分のバナーを探したんだそうです。
足が震えるほど緊張していても「あ、あの人今回も来てくれている」と思うと、フッとリラックスできたということです。
でも、ショーマにはそんなリラックス法はないと思います。
正直、演技が終わったら、その会場に誰がいてどんなバナーがあったかすら覚えていないんじゃないかと思います。
そのくらい、一気に集中し、そして眠くなるのです(笑)
ショーマの場合、普通の人とは使っている脳の部分が違うんだろうと私が考えたのはそういう部分からです。
何故ショーマは強いのか、技術的なことは分かりませんが(笑)この集中力ひとつをとってみても、強い理由は理解できると思います。
普通の人がこれをやろうと思ったら、寝る前の「無」の感覚を自分で作り出すしかありませんが、結弦くんのように色々なものを「見て」「考えて」「記憶して」しまう人に、この究極集中状態を作り出すのは難しいと思います。
私は、布団に入っても寝つきが悪いため、毎日寝る時に、呼吸に合わせて数を数えます。
これで何も考えることが無くなり、眠りにつけるのです。
(7年以上も前に書いた不眠症改善の記事はこちら)
普通の、いつも何かを考える癖のある人間の集中方法なんてこのくらいしか考えられませんが、ショーマの場合、ごく自然に「変性意識状態」になっているんじゃないかと思うこともあります。
それは彼の特異な才能です。
最近、結弦くんのファンの中にも、ショーマの欠点を探し、ネットで不満を上げている人を目にするようになりましたが、こうしたことをすることに意味はありません。
むしろ、ライバル選手のファン達は、ショーマの(あるいは反対の立場であれば結弦くんの)良い点を探し、そこを追い抜く研究をすべきです。
今回、フランス人のジャッジが「パフォーマンス」「構成」「曲の解釈」に10点を付けました。
それは何故か。
つまり、フランス人の芸術的な琴線に強い感動を与えたからでしょう。
何度も書いてきたことですが、フィギュアのジャッジに「技術派」と「芸術派」がいるのは確かです。
そして、ヨーロッパなどの芸術派のジャッジにショーマの演技は大変評価が高いのです。
何がどう他の選手と違うのかは、ショーマの動きを見ればわかると思います。
あの、揺らぐような、ぬめるような、独特の動きです。
あれは、他の選手にはない、芸術的な美しい個性です。
技術のことだけを論じて、ショーマのあの動きを無視するのは近視眼的行為です。
上体の動きひとつをとっても、あのように演技できる選手はほとんどいないのですから。
ひとつ例を挙げるとすれば、複数クワドを装備した、考えて修正できる高橋大輔のようなものです。
弱点だった着氷も、きちんと修正してきています。
何も考えていないわけじゃないのです。
プレロテもフルブレードも、あれで減点を取られるようになったら修正するでしょうが、今は点数を伸ばす方向で練習しています。
ルールで減点が決まっていない以上、それをとやかく言うことに意味はないのです。
実際、綺麗に決まれば結弦くんより綺麗な4回転を跳びます。
それを「エコ贔屓」だの「事務所の陰謀」だの「ジャッジがおかしい」だのと言うことは、現実からの逃避です。
ショーマのまずいところを探し出して「ほら、こんなにダメなところがあるんだよ」と言うのは、単に自分を安心させたいだけの行為です。
結弦くんだけではなく、海外の他の選手とその陣営もショーマを脅威に感じていることでしょう。
でも、そこで「宇野のあのジャンプはおかしい」と言っているだけでは勝ち目はありません。
ライバルの良い点を研究し、自分の悪い点に目を向けて、できることならライバルの良い点を吸収して自分を高めていくしかないのです。
もちろん、ショーマにも弱点はありますよ。
それは、どのプログラムもほぼ同じという、固定されたイメージです。
それを改善するためには、コーチを変えるか、せめて振付師を変えろと私は書いてきましたが、まあ、それは無理なんでしょうね(笑)
プレロテもフルブレードも弱点ではあります。
いつかは直してあげて欲しいです。
そうじゃないと、これからがイバラの道ですから…。
さて、またしても日本は台風です。
うちのマンションは、この台風が過ぎるのを待ってBSアンテナを直す気なんでしょうか(笑)
というか、本当にNHK杯までには直してくれないと困る~~~![泣き3](https://emoji.ameba.jp/img/user/pr/primrose77/20323.gif)
以上
もう、びっくりです。
胆嚢の手術ということですから、胆石だったんでしょうか。
オーサーの
「オウ!私から朝のサニーサイドアップを奪わないでくれ!」
とかいう嘆きが聞こえてきそうですが、何にしても、長引くような重篤な病気でなかったことだけが幸いと言った感じです。
(玉子は胆石に悪いと言って医者に止められている人が会社にいましたが、最近それも見解が変わってきているようですね。医学の常識って難しい!
![苦笑](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/6512.gif)
どうやら腹腔鏡手術のようですので一週間ほどで復帰はできるでしょうが、海外の遠征はしばらくはトレイシーになるのでしょうか。
とにかく、今季はゆっくりなんてしてられませんからね。
頑張って、一日も早く復帰してもらいたいものです(←鬼
![苦笑](https://emoji.ameba.jp/img/user/al/al1803/44655.gif)
で、ショーマはロケットスタートです。
Pちゃんはロスバゲなどがあって調整に苦労したみたいですが、それでも94点台という高得点を出しました。
構成を落とし、4Sを抜いたということですが、それでもベテランのこの時期の点数としては悪くありません。
ショーマも、構成を落としたということですが、きっちり2本4回転は入っていますから、この点数は妥当なところだと思います。
コメントで「ショーマの強さは?」と質問されましたが、私もジャッジではないのでわかりません(笑)
ただ、私のような素人でも確実に分かるショーマの強みは、あの安定感と強烈な個性です。
まず、少し前にも書きましたが、ショーマの集中力は多分普通の人とは違っているんだと思います。
直前までニコニコフラフラしていても、曲がかかった瞬間にガッと一気に集中できているようです。
普通の選手は、演技前は何とかして集中しようと、他の音をシャットアウトしたり様々に工夫するわけですが、多分ショーマにそういうのは関係ないんだと思います。
ぶっちゃけると、多分ほとんど何も考えていないのです。
いや、考えてはいてもそれに感情を左右されないのです。
以前、ミキティはリンクに出る際、リラックスする手段として自分のバナーを探したんだそうです。
足が震えるほど緊張していても「あ、あの人今回も来てくれている」と思うと、フッとリラックスできたということです。
でも、ショーマにはそんなリラックス法はないと思います。
正直、演技が終わったら、その会場に誰がいてどんなバナーがあったかすら覚えていないんじゃないかと思います。
そのくらい、一気に集中し、そして眠くなるのです(笑)
ショーマの場合、普通の人とは使っている脳の部分が違うんだろうと私が考えたのはそういう部分からです。
何故ショーマは強いのか、技術的なことは分かりませんが(笑)この集中力ひとつをとってみても、強い理由は理解できると思います。
普通の人がこれをやろうと思ったら、寝る前の「無」の感覚を自分で作り出すしかありませんが、結弦くんのように色々なものを「見て」「考えて」「記憶して」しまう人に、この究極集中状態を作り出すのは難しいと思います。
私は、布団に入っても寝つきが悪いため、毎日寝る時に、呼吸に合わせて数を数えます。
これで何も考えることが無くなり、眠りにつけるのです。
(7年以上も前に書いた不眠症改善の記事はこちら)
普通の、いつも何かを考える癖のある人間の集中方法なんてこのくらいしか考えられませんが、ショーマの場合、ごく自然に「変性意識状態」になっているんじゃないかと思うこともあります。
それは彼の特異な才能です。
最近、結弦くんのファンの中にも、ショーマの欠点を探し、ネットで不満を上げている人を目にするようになりましたが、こうしたことをすることに意味はありません。
むしろ、ライバル選手のファン達は、ショーマの(あるいは反対の立場であれば結弦くんの)良い点を探し、そこを追い抜く研究をすべきです。
今回、フランス人のジャッジが「パフォーマンス」「構成」「曲の解釈」に10点を付けました。
それは何故か。
つまり、フランス人の芸術的な琴線に強い感動を与えたからでしょう。
何度も書いてきたことですが、フィギュアのジャッジに「技術派」と「芸術派」がいるのは確かです。
そして、ヨーロッパなどの芸術派のジャッジにショーマの演技は大変評価が高いのです。
何がどう他の選手と違うのかは、ショーマの動きを見ればわかると思います。
あの、揺らぐような、ぬめるような、独特の動きです。
あれは、他の選手にはない、芸術的な美しい個性です。
技術のことだけを論じて、ショーマのあの動きを無視するのは近視眼的行為です。
上体の動きひとつをとっても、あのように演技できる選手はほとんどいないのですから。
ひとつ例を挙げるとすれば、複数クワドを装備した、考えて修正できる高橋大輔のようなものです。
弱点だった着氷も、きちんと修正してきています。
何も考えていないわけじゃないのです。
プレロテもフルブレードも、あれで減点を取られるようになったら修正するでしょうが、今は点数を伸ばす方向で練習しています。
ルールで減点が決まっていない以上、それをとやかく言うことに意味はないのです。
実際、綺麗に決まれば結弦くんより綺麗な4回転を跳びます。
それを「エコ贔屓」だの「事務所の陰謀」だの「ジャッジがおかしい」だのと言うことは、現実からの逃避です。
ショーマのまずいところを探し出して「ほら、こんなにダメなところがあるんだよ」と言うのは、単に自分を安心させたいだけの行為です。
結弦くんだけではなく、海外の他の選手とその陣営もショーマを脅威に感じていることでしょう。
でも、そこで「宇野のあのジャンプはおかしい」と言っているだけでは勝ち目はありません。
ライバルの良い点を研究し、自分の悪い点に目を向けて、できることならライバルの良い点を吸収して自分を高めていくしかないのです。
もちろん、ショーマにも弱点はありますよ。
それは、どのプログラムもほぼ同じという、固定されたイメージです。
それを改善するためには、コーチを変えるか、せめて振付師を変えろと私は書いてきましたが、まあ、それは無理なんでしょうね(笑)
プレロテもフルブレードも弱点ではあります。
いつかは直してあげて欲しいです。
そうじゃないと、これからがイバラの道ですから…。
さて、またしても日本は台風です。
うちのマンションは、この台風が過ぎるのを待ってBSアンテナを直す気なんでしょうか(笑)
というか、本当にNHK杯までには直してくれないと困る~~~
![泣き3](https://emoji.ameba.jp/img/user/pr/primrose77/20323.gif)
以上