人生ってわからないな、と思う
私の親父は、東電の下請けの仕事やってた
それは安泰というか、そうも言えないか、一昔前は台風などですぐ停電になっていたから、夜中でも出かけていって親父は仕事してたな
とっても真面目でがんばる親父だったよ
そこは給料は良かったらしいし、残業して帰りが遅いということもなかったように思う
だから、親ごころとしてか、私が、大学卒業して就職のとき、さんざんそこに入れとすすめられた
しかし私はその仕事に魅力を感じず、なんかそれで人生終わっちゃうのさびしいなと思い
違う仕事に進んだ
(ちなみにもう一つすすめられたのは、地元の地方公務員、これも確かなコネはあったらしい)
でね、私が大学卒業後にその会社に入ろうとしたとき、親父からは軽く反対された
その会社が何かって、今はそこそこ有名なのかな、「大地を守る会」というところ
そこの、何が反対されたかって、大地には「原発止めよう会」なんてのがあるからね、東電は当時から原発推進でしょ、それで親父は軽く反対した
でもね、親父のいいところか、私が意外と頑固なのを知っててか、あるいは私のことを信頼してくれてたのか、親父は強くは反対しなかった。それはありがたかった
当時は、1990年代半ば頃でバブルが崩壊した後で、景気は良くなかったけど、私は給料の魅力はあまりないけど、仕事や企業姿勢に心底共感できた大地に入った
まあフリーターになろうなんて思ってて就職活動をほぼしてなかった私だから、フリーターよりはいいかくらいに、両親は思ってたのかもね
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わからないね人生は、あのとき、私が親父のコネで東電の下請けに入ってたら、今頃どうなってたかな
まあ、でもたぶんそれはありえない話で、私はそういう道を歩むために生れてきたんじゃないと思うから
私は、おっとりしててマイペースだけど、ちょっと安定志向とはいえない人間だからなぁ
