カラーパープル | 映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画のためになるべく映画館で見ます
リピートも大切な要素なので2回目以降の
感想も記載しています。
とはいえ物忘れが激しい自分のための備忘録
偏った稚拙な表現をお許しください。

ブリッツバザウレ監督

ファンティジアバリーノ主演


1900年代初頭の、黒人差別が根強い

アメリカの黒人たちの物語


少女セリーは産んだばかりの子どもを奪われ

親に売られて、暴力夫のミスターと結婚する

暴力の毎日。

父親に性暴力をふるわれた妹ネティも

ミスターに手を出されたのを拒んだため

暴力を振るわれ追い出されていく。


自立したソフィアと息子のハーポ

人気歌手のシャグ

彼女の周りは生きる希望を持って

ぶつかりながら明るい未来を切り開く

抵抗しなきゃ 主張しなきゃ

彼女を励ますがなかなか踏み切れない


本作はミュージカルです。

かつてスピルバーグ監督映画のリメイク

泣きました、大泣きしました。


差別されている黒人界の中で

ヒエラルキーがあって

女性は理由なく男性に暴力をふるわれ

学のない女性は騙されて奪われていく

ミュージカルが入ってくるけど

本当に苦しい時間が続く

悔しくて怒りと悲しくてドロドロになるのが

後半になってくると赦しのテーマに

物語が変わっていく


ネタバレになりますが


最後の歌詞がすてきなんです

歳をとったのかしら

今が一番若い

ってところ、

パンツのところも車のゲストも

泣けました


過去に取り返しのつかない過ちを

人間はしてしまうとおもう。

私も墓場まで持っていく過ちをおかしたり

傷付けられたこととかある。

結局、赦しが人間のテーマなのかもしれない。