昭和16年、小学生だったトットちゃんの物語
好奇心旺盛で、普通の小学校では
持て余してしまう少女トットちゃんは
トモエ学園に編入する。
校長の小林先生は自由奔放なトットちゃんを
押さえ込むのでなく、きちんと向き合い、
彼女の生徒の自由を尊重する。
小児麻痺のやすあきちゃんはじめ
すぐにうちとけたトットちゃんたち
しかし戦争の足跡が近付いて…
この作品脚本、特にセリフが素晴らしい
そして演出もかなり良い
トットちゃんのうちが金持ちだという
設定がちょっとマイナスだったけど、
綺麗な作品でした。
走るカットとトットちゃんが涙する
映像がいけてなかったので
そこが良ければもっとグッときたかも。
ロッキーももう少し見せ場作れた気もする
ラストシーンにはいつのまにかいなくなってたし
戦時中、飢えと戦いながらも子作りしてたり
軍歌くらいなど腑に落ちないところというか
描写がもう少し深くてもよいのでは
とかあったけれども、
きちんと人間が存在している作品なので
映画が終わって少し寂しさも感じた。
役所広司さん杏さん小栗旬さん滝沢カレンさん
でなくても十分素敵だと思ったけど
興行的には今一つ話題にならないのは
宣伝が足りないんだとおもう