ゲゲゲの鬼太郎 ゲゲゲの謎 | 映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画のためになるべく映画館で見ます
リピートも大切な要素なので2回目以降の
感想も記載しています。
とはいえ物忘れが激しい自分のための備忘録
偏った稚拙な表現をお許しください。

昭和31年ある村でおきた怪奇事件に

現代の鬼太郎が足を踏み入れると…


今回は鬼太郎のお父さんとミズキの物語。

墓場の鬼太郎を読んだ人は、その前の時代の

話と捉えてもらえれば。


ある村の大名主が亡くなった。

銀行勤めのミズキは次の社長となる勝紀へ

取り入ろうと村へ急行する。

その村にはある秘密が隠されていた。


面白かった。

映像がきれいなこと、原作同様キャラが立つ、

怖さと奇妙さがマッチした世界観が良い。

ストーリーも楽しめた。

特にラストのシーンは切なさ、儚さ、

華やかさが桜に描かれていて感情を揺さぶる


メッセージもささる。

何十年後の私たちのために命をかけた

登場人物たちに、何も変わっていない

悪い部分を恥ずかしくも思う。


もう誰も未来のことなんて考えてないんだろうな

私たち世代も老いて枯れて

どうやって死ぬかも見えてきている。

若者たちは活力あふれる時代をしらないから

夢や希望など問われてもわからんだろう。


とてもよいものを観させてもらった反面

嫌な現実を気付かされた気がする。