品川ヒロシ監督
少年院から出たばかりの主人公を中心とした
青春映画
不良映画とヤクザ映画はなぜ多いのか。
私もクローズ、ハイローは好きだが
本作はダメだった。
人物に愛らしさがない。
演出が頭でやりすぎているので
あえてこうしてますみたいな演技プランが
みえている。
面白いことやってますからという
監督の芸風そのまま表れている。
鉄パイプで殴られて入院する人と
レンチで何回も殴られても戦う人の
都合良すぎるのも冷めるし、
不良映画・アクション映画で重要な
いけてるセリフが一つもない。
つうかセンスない。
主人公が更生する約束のため
暴力をふるわないシーンが繰り返されるが
更生更生と連呼されると、
あれ？身元引き受け役のの俳優さんが
プライベートにおける親族スキャンダルは
どうなったのかなと
気になってしまいましたのは余談です。
とにかくセンスないな
演出も脚本も構成もできないという印象。
ヨシモトだと撮らせてくれるんだな
とか関係ないことばかり考える。
とにかく先が読めてしかもつまらない
退屈な作品でした。
