爪でみる健康チェック。Part2
こんにちは。佐々木です。たまたまリアルタイムで爪がここ1,2ヶ月で色が黒くなってしまったという方がいらっしゃったので、今回は前回より更に細かい部分に触れていきたいと思います。まず今回の例として、足の第2指(親指が第1指)の爪の色が黒ずんでしまっていました。で、話を聞いてみると、まず胃が弱いとのこと。胃が弱いのは元々だったみたいですが、更にめまいなどの症状もここ1,2ヶ月の間に見られるようになったとのこと。めまいというのは現代医学では考えられませんが、東洋医学では胃の症状の一つとしても考えられます。めまいまでいくと胃の状態がかなり落ちていることが考えられます。ここから考えられるのは、1,2ヶ月の間に更に胃の調子が落ちたことで、爪が黒くなっているのだと考えてもいいのかもしれません。で、今回細かくいこうとしてるのは指に対応している臓器です。経絡の流れなどから、どの指がどの臓器に対応しているかというのを、ある程度分けていく事ができます。今回の爪を経絡から考えると、足の第2指というのは足の陽明胃経と呼ばれる経絡の一部になります。つまり胃に対応する部分ということで、これはドンピシャリだったわけです。不思議なもんですね。ということで、各指の説明をしていきますが、まずは手からいきたいと思います。手の親指は、手の太陰肺経の一部になります。肺経ということで肺の症状と絡みをもつのですが、一見関係なさそうな症状として東洋医学では浮腫なども肺経が要因になることもあります。人差し指は、手の陽明大腸経の一部になります。大腸経なので大腸と絡みがあるわけですが、便秘や便秘などの便通絡みはもちろん、歯痛や肩こりなども起こる要因となることがあります。中指は、手の厥陰心包経の一部になります。心包というのは、心(臓)を包むと書いてあります。その言葉の通り心を包み、心への障害や邪を防ぐ役割があります。こういった役割を持つ事から、心の症状と同じ様なものが出ることが多く、精神的な部分や、動悸、不眠、胸痛のようなものの原因になることがあります。心に影響を与えるものにストレスや気疲れというような精神的疲労、脳疲労などがありますので、こういったもののバロメーターにもなります。薬指は、手の少陽三焦経の一部になります。三焦経というのは、説明しづらいのですが、内臓における消化や吸収、排泄といったものを手助けしたり循環させたりするものになります。臓腑としての実体はなく、近い存在としてリンパ管などが考えられます。三焦経の症状というのは、内臓疲労などによる倦怠感や、走行上から側頭部痛、耳の症状などが挙げられます。小指は、手の少陰心経と手の太陽小腸経の一部で、心と小腸が絡んできます。心の場合は、心包と同じ様に精神疲労、動悸、不眠、胸痛などがあります。小腸の場合は、喉の痛みや、肘の痛み、変わったところでいくとリウマチの原因になることもあります。次は足でやっていきます。足の親指は、足の太陰脾経と足の厥陰肝経の一部で、脾と肝が絡んできます。脾というのは消化器全体をコントロールするものとされているのですが、現代医学でいうなら膵臓が近いものだと考えられます。脾の場合は、消化器系の症状、倦怠感、背中の痛み、浮腫などの原因になる場合があります。肝の場合は、イライラや逆上せ、耳鳴り、頭痛、肩こりなどなどがあります。陰部の症状なども肝が要因となることがあります。人差し指は、足の陽明胃経の一部で、胃が絡んできます。胃の症状もそうですが、背中から腰にかけての痛みや眩暈などが出ることもあります。走行上から脛の突っ張りなども関係してきます。中指には他の経絡の分枝が通ったりすることはあるのですが、これといった臓腑があてられているわけではありません。ですが、臓腑の一つとして筋繊維や皮膚などをあてることもあります。薬指は、足の少陽胆経の一部で、胆(のう)が絡んできます。胆の症状というのは、胆のうの症状の他に、婦人科疾患や身体の側面などの筋の強張り、頭痛なども胆経の症状として挙げられます。小指は、足の少陰腎経と足の太陽膀胱系の一部で、腎と膀胱が絡んできます。腎の場合は、腎臓の症状の他、不眠、腰痛、頻尿や尿閉、眩暈、耳鳴りなども考えられます。膀胱の場合は、膀胱の症状の他、背面全体の強張りや、脚裏の痛みなどがあります。ザーッと流してきましたが、書いてある症状は一部になりますが、爪の具合を見ながら、こんな症状が出てて、この指の爪が黒くなってるとか、スジが出てる等、照らし合わせてみたりとか、爪が変だからこんな症状が出るかもしれないから気を付けよう等、自分なりの活かし方を考えて頂けたら嬉しいです。ということでタイムリーに爪と身体の状態が一致した方がきましたので、今回はPart2として書かせて頂きました。