湯布院ラリー3DAYSを終えて、そのまま九州エリア、北海道、沖縄、奄美群島とほぼ1ヶ月家路に着けない生活が続きます。

宮崎では日に数本しかないディーゼル列車を乗り継ぎそこから徒歩で得意先の特養へ行きましたが陸続きとはいえ離島に匹敵する不便な場所なんだなあと痛感しました。鹿児島では徳之島から鹿児島の中学に入学される患者の転居、転院の手配をしてきました。



そして北海道。当社の「離島・僻地モデル」はこの地からスタートアップしました。即日対応ができないエリアにおいては、往診や訪問看護時に機器を設置していただく、または使用頻度が高い施設に常設し利用、当社の役割は定期的な機器の保守管理のみとなります。

即日対応できないが故に編成した役割分担ですが、患者様にとっては結果的に都市部より満足度が高いサービスだと言えます。都市部では、往診時に呼吸不全が見られた場合、医師から我々業者に連絡が入り速やかに酸素機器を配達する形となりますが、この「速やか」がしばし問題となります。

タイミングや地域によっては30分で対応できることもありますが全てがそうではありません。仮に30分で対応できたとしても苦しさを我慢して待つ患者様にとっての30分は気が遠くなる様な長い時間でしょう。ターミナルの臨床では到着時には既にお亡くなりになられているケースも決して少なくありません。

機器の設置、回収を地域医療チームで完結させる「離島・僻地モデル」なら、往診時に即設置ができるので患者様の待ち時間はゼロになります。往診車や訪看車に機器を積んでおく必要はありますが、近年の酸素濃縮器はポータブルタイプならタブレットサイズで重さも2kg程度、5㍑タイプの据置型でも20kgを切るので女性看護師でも設置業務が比較的簡単に行えます。

医療チームにとっては一手間増える事になりますが、特にターミナルケアの臨床ではとても合理的な考え方だと思います。また設置業務を地域で完結することで委託サービスコストは都市部より安価に抑えられ、不便かつ高価という理不尽を解消できるのも特徴です。

このような経緯から、最近では都市部においても離島・僻地プランでご注文をいただくケースが増えつつあります。往診や訪看機能を有する医科、施設併設を有する医療機関、施設嘱託医にはピッタリなんだと思います。

(毎年出場していた沖縄一周マラソンのスタート地)

北海道の後は成田トランジットで那覇へ。沖縄本島は都会とは言え寡占状態にある特異なマーケットとなっているので改良の余地は溢れるほどあります。沖縄では地域で雇用創出に力を入れる企業と提携し迅速かつ100%沖縄生まれのサービス法人を設立する方向で取り組みます。

メイドバイオキナワ。酸素濃縮器搭載のレンタカーや観光バスのテストを開始し、今回は旅行者の受け入れ医療機器やホテルとの提携も形を作ってきました。

そして一旦東京に入り次は奄美群島。奄美では内地に移住されている方の里帰り検診プロジェクトが動き始めています。

何もかもが揃っていて価格競争になりがちな都市部と違って創意工夫が質の向上に直結する地方での仕事は創業期のような遣り甲斐を感じます。ちょっぴりホームシックになりつつありますがもう一踏ん張りしたいと思います。