トレード FX、先物取引きは本当にハイリスク投資なのか | 収入源の多様化を創造する

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サラリーマンのかたわら、様々な副収入を考案。
現在、サラリーマン収入の他に3つのキャッシュフローを構築。2018年度より兼業で事業者として開業。
様々なポートフォリオ、副収入スキーム、節税スキームに取組み活動中。

はじめましての方


一般的にハイリスク投資とされている
FX、先物取引き
これらの投資について考察します。

結論から言うと、個人的には
ハイリスクではない
と思っています。

僕はこの話をする時に、よく例えに挙げるのが
「包丁や車」です。

包丁ナイフって調理には欠かせない便利な道具ですよね。
しかし、時に凶器と化す危険もあります。

車も移動手段としてはとても便利ですが
時に人を死に至らせてしまう事故につながる場合もあります。

その他にも、火炎なんかも便利な反面
火災が起きるリスクもあります。

当り前の話ばかりしていますが
FX、先物取引きも同じです。

要は使い手の使い方次第なのです。

売買の成立「約定率」を考える

実際にトレードを行った事がある人なら分かると思いますが
FXは市場規模が大きく
出来高(取引き量)も大きい為
売買注文が入らない事はほとんどありません(証券会社によりますが…)
※ただ、FXは「相対取引き」といって
「インターバンク市場」という
証券会社独自の仮想市場で取引きを行うので
証券会社によって「価格が違う」時があり
年に数回大きな価格変動で
「値が飛ぶ(滑る)」ストップ注文以上の損失になる事もあるので、絶対ではありません!

先物も商品によりますが
日経225なんかはFX同様に出来高が大きい上に、市場もちゃんとあるので
「証券会社によって値が違う」なんて事はありませんので、売買(トレード)はスムーズに行う事ができます。

ここでのポイント虫めがね
「買いたい値段で買えて
 売りたい値段で売れる」
つまり損失を限定できる

言い換えれば
「利益幅」も「損失幅」も
コントロール可能になるわけです。

これを「ハイリスク」と言えるのか?というと、疑問に感じます。

不動産投資との比較

対して、リスクが比較的少ない
ミドルリスクミドルリターン」とされる
不動産投資
「買いたい値段で買えて
 売りたい値段で売れる」
事もあると思いますが
流通量(出来高)はFXや日経225先物と比較して「圧倒的な差」があると思います。

不動産投資物件や、自宅を売りたいけど
希望の値段で売れないなんて事もよく耳にします。
投資用物件を売却したい理由のほとんどは
住居者(お客)が付かない事による収益悪化で、売却しないと赤字を垂れ流すことにもなりえます。

この場合、なんとか低価格で無理やり売り抜けても、それまでのインカムゲイン(家賃収入)を吹き飛ばす程の「マイナス損益」になってしまいます。

売りたい時に、売りたい値段で売れない
というのは、ハイリスク以外の何ものでもありません

流通量(出来高)が大きいと売買が成立しやすくなる

これは「安値で買って、高値で売る
または「高値で売って、安値で買う」事を目的にした「サヤ抜き(価格差)」
いわゆるキャピタルゲインを得たい場合
とても有利になります。
いわゆる「需要と供給」ですね。

更に付け加えると
価格の変動幅(値幅"ボラティリティー")が大きく動く事がリスク
と、考えられる事もありますが
先ほどの「サヤ抜き」を目的にする場合
すごく安値で買って、すごく高値で売る」事が出来るので、それだけ利益を獲やすくなる事で、チャンスが広がり「資金効率が良くなる」事になります。

(例)一年経っても1万円しか動かない場合
100万円で買って
(一年後)
101万円で売る  
事になる訳です。

一年保有して利益が1万円
年利1%狙いならいいですが
資金効率が良くありません

そこで、資金効率をより高める方法として
「レバレッジ」があります。
簡単に言うと、100万円の資金で1000万円の取引きが出来るのですが
この時点で「怖い」と感じる人もいるでしょう。
しかし、FXや225先物は「証拠金取引」といって、元手100万円を担保に1000万円の取引きを行えます。

「証拠金」という事は、価格が
買いなら、大きく下がる
売りなら、大きく上がる
といった逆行が起こった際に
損失が証拠金100万円を超えると
「強制決済」される仕組みです。

レバレッジが10倍なので
実質1000万円で取引きしている事になり

一年で1万円の値幅変動でも
元手100万円は「そのまま」
利益は10万円となり、年利10%まで引き上げる事ができます。

損失もその代わり10倍だよねびっくり
って、声もあると思いますが
そもそも「目的」はなんなのか?
と、確認してほしいと思います。

年利1%(年間利益1万円)の為に
100万円の投資をしているのか。

もし、年利10%(年間利益10万円)のリターンは欲しい。
という考えでやっているなら
それなりのリスクを負う必要があります。

それに加えて
損失前提」の投資をしている時点で、どうなのかな?とも思います。

自分が検証をして「いける!」という段階まで持っていけている自信があるからこそ
その投資を行うわけで
その場合「利益前提」で考えるべきだと思います。

もちろん、リスク管理は必須となりますが
ローリスクハイリターン」の様な
都合の良いものはありません。
 
その中で、難しいとされているのが
以下の2点です。

①最安値で買い、高値で売る
いわゆる「底値買い、天井売り」
という事ですが
これは「プランニング」の問題です。
ターゲットの値幅に達したのなら
「利益確定でいい」といった割り切りが重要で
その後、予想以上に伸びても「仕方ない」といった割り切りです。
※値幅をなるべく最大化する方法として用いられるのが「テクニカル分析」であり
そこに「トレーディングストップ」や
「独自のロジック」を用いる方法もありますが、その話は別の機会にお話します

②当り前の事を、当り前にやれていない
投資で資産を飛ばす人のほとんどが
自爆爆弾です。

・「感情のコントロール」が出来ていない
・資金に対して「レバレッジの掛け過ぎ」
・自身の「トレードルール違反」

これが「三大自爆要因」です。

リスク投資にするのかは投資家次第

いずれにせよ、トレードには
「エントリー注文」の他に
「利益or損失確定値」を注文時に
「指値、逆指値、OCO、IFOCO」などで
あらかじめ
「利益値」と「損失値」を決めておく事ができるという事です。

思惑通りにいけば「設定利益値で確定
思惑に反して逆行すれば「設定損失値で確定
となるわけです。

それに対して、不動産は
基本的にそんな事はできません。
よほど
「需要に対して供給が追いついていない」
地域市場や
「土地転がし前提」の場合や
その他にも「特別、安値で買えた」
などなら、別ですが

不動産は、売却価格は購入価格より
「下がる事が通例」で 

トレードはある意味
それだけ恵まれていると言えます。

トレードで大損失や破産する人が続出するのは何故か

恵まれた環境なのに
「大損失」や「破産」といった
最悪の状況になるのは
先ほども述べた通り
「プランニング」や
「リスク管理」の欠如
に他ならないと思います。

「トレードの特性」や
「最低限押さえておかなくてはならない点」が抜け落ちている事で

「包丁や車」と同様に
使い方を誤る」事で"凶器"にしてしまっている事が
トレードはハイリスク投資」というイメージにつながっている大きな一因だと思います。

また、余談ですが
ビジネスにおいても
「投資としての側面」は混在します
「失敗ありき」なら
自己の貯金だけで行い
ダメなら貯金が無くなるだけ。というのが
「健全」と考えられる場合がありますが
そこにも「落とし穴」があると思います。
ここでのポイント虫めがね
ビジネスを小規模で、コツコツ継続していくのは、ある意味「低リスク」と言えるかもしれません。
しかし、利益が「労働対価以下」の
「大して儲からないビジネス」を
ズルズルと行っている場合

その間
労働していたら「得られていたはずの収入」を失っている事になります。

それを「損失」とした場合
期間が長くなればなるほど
損失は膨らんでいく事になります。

ある意味、一発で大損失が出ない分
気付きにくい損失
というのも考えておく必要があります。

それならいっその事
ビジネスにおけるレバレッジ
「借入れ」も上手く活用して
事業拡大で「収益率の向上」を行う
という選択肢もふまえていく事で
資金効率が向上
労働に見合った対価」を得られやすくなる事にもつながるので、検討の余地有りだと思います。

そういった知らないものへの
思い込み」でチャンスを逃すのは
非常にもったいなく感じます。

物事の本質を様々な角度から検討して
ビジネスや投資に対する
自分のスタイル」を組み立てていきたいものですね。

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