【整体】顧客のタイプ分析とレベルの高い対処法 | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

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身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。


【整体】顧客のタイプ分析とレベルの高い対処法

こんにちは、山崎です。

顧客の身体を観る時は
「重さ」という観点を持つと、
顧客を「快」の方向へ
導きやすくなるので、
参考にしてください。


顧客の身体は
物理的に重たくなっています。

重たい場合には、
ストレスが掛かっており、
筋肉の緊張が強いということです。

重たい状態だと、

酸欠を起こし、
発痛物質が出現しやすい体質に
なっているので、

重みを取ってあげることで
「痛みを引き起こしにくい身体」
へと誘導します。


分かりやすいタイプ分類として、

1)足が重たいタイプ
2)腕が重たいタイプ

に分けてみます。

足は軽いけど腕が重たい。
腕は軽いけど足が重たい。

というタイプに分かれます。

どちらとも軽いことは
ほとんどありません。

もし、
腕も足も両方とも軽いと感じた場合は、
重さのチェックの方法から見直してください。


足が重たいことが、
下肢や体幹、
上肢の「痛み」を引き起こすことがあり、

腕が重たいことが、
上肢や体幹、
下肢の「痛み」を引き起こすことがあります。

ですから、
重たい箇所を重点的に「軽く」することで、
痛みの問題が解決されるケースが多いのです。


痛みの発生には「因縁」があります。

因とは「直接的」要因で、
縁とは「間接的」要因のこと。

縁も抽象度を上げると
直接的要因になりますが、

ここでは因が直接的要因、
縁が間接的要因
という解釈でも良いでしょう。


足が痛い。
だから、足を触る。

これが直接的アプローチ(因)です。

しかし、
ガンを取り除く手術をしたら
ガンがなくなるわけではないように、

現象の発生には
「間接的要因」も少なからず
関与しています。

医療制度では、
間接的要因へのアプローチを施しても
保険点数が付与されません。

ですから、
間接的要因へのアプローチが
疎かになっていますが、

問題が点(直接的要因)を取り除くだけで
解決されるなんて見通しは甘すぎます。

人間の身体は複雑なのです。


ここでは「重さ」という
抽象度(レベル)の高い視点を持って
顧客の身体をモニタリングする
と書きましたが、

この重さという観点は
「縁」を見ているということ。


性格でも同じですね。

何か問題が起こった時、
問題の「重さ」を
実際よりも重くイメージしてしまう人は、

自ら心理的な負担を
過剰に大きくしてしまい、
イメージだけで動けなくなってしまいます。

この心の重さは、
物理空間として身体に現れます。

身体まで重たくなるんですね。

子どもの身体は基本的に軽いです。
だから、心も軽い。

逆に、
身体が重たくなっている場合には、
「~しなければならない」という
心の重さを
身体で受け止めているケースが多いです。

身体の物理的な重さを観察していけば、
このように心の重さも洞察できるように
なってくるので、

まずは「物理的な重さ」の観察から
始めてもらえたらと思います。



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